アリーズ
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その他
香月 ゆりえ(こうづき ゆりえ) /
デメテル
声 - 玉川紗己子亜理沙の叔母で、沙織の妹の風景写真家。前世での経験とガイアから託された使命により、ベルセフォネーの魂に三重の封印を掛けて亜理沙の覚醒を止めている。その為にベルセフォネー時代の記憶やゼウスから亜理沙を遠ざけたい、現世の生活だけをさせたいと思う事なかれ主義な面があり、盲目的な愛情で亜理沙を守ろうとする。亜理沙を幼少時から可愛がっていた事から覚醒はかなり昔の段階だったと思われるが、前述の事から自身の前世はひた隠しにしている。結果、デメテルである事に早々に気付いた輝の悪戯を真に受けて翔を害したり、無理に沙織を説得して亜理沙を庇護下に置く等、事態を混迷させる事もあった。年齢差もあるだろうが、死に際のハデスの想いからか翔への恋心は皆無な上に信用もしておらず、亜理沙第一に終始している。大地の女神―デメテルとして時の神殿で育ち、クロノス討伐時は兄のハデスと恋仲であった。が。レア達にハデスがオリンポスを追放された際は、自身の身分や世界への愛着からハデスと離れて地上に残る事を決意。しかしそれにより強引にゼウスの物にされてしまい、誕生したベルセフォネーだけを生き甲斐に時々のハデスの訪問を受ける生活であった。ゼウスがベルセフォネーを狙い出した折は、その意図が分からないながらもベルセフォネーの気持ちを優先し、ハデスにベルセフォネーを託す。土や石・植物を操り、地震を起こしたりする能力を持つ。
森山 遥子(もりやま ようこ) / アンフィトリテ
小さな水族館の、イルカ調教師の女性。当然のように自分を傍に置こうとする鳴海の求愛を断り、現世では新しい生き方を目指す。それはポセイドンを愛していたが故に、戦いに赴く彼を案じる心痛やそれを止められない無力さに耐えられないからであった。しかしハデスによるレア抹殺の封印に逆上したレアに捕らえられ、鳴海と翔を戦わせる人質にされてしまう。泣く泣く戦う翔に敗れて海中に沈み行く鳴海を、閉じ込められていた水晶球を自力で破壊して救うと、命を使い果たした。前世でのポセイドンの妻―アンフィトリテ。欲のない女神で、恨みと支配欲に眩んでゼウスへ挑むのに夢中だったポセイドンを案じ、いつも哀しく送り出していた。しかしそんな上昇志向や勝気さも含め、ポセイドンを愛してもいた。
松野尾 多季景(まつのお たきかげ) / プロメテウス
山奥の小さな診療所の医師。亜理沙なくしてゼウスの野望は達成出来ない、世界の平和に比べれば1人の人間の命の犠牲はやむなし、という為政者らしい考えを有していた事で、偶然を装って誘い出した亜理沙を薬で永遠の仮死状態にしてしまう。しかしそれが翔の絶望=強大な力の暴走を招いてしまった事で、世界の破滅の片鱗と『ゼウスに対抗し得るのはベルセフォネーとハデスだけである』という未来を予見。亜理沙の仮死状態を肩代わりして、眠りに就く。前世ではハデス達を育てたクリュメネーの息子。またマイアの一族の長であった事から大叔父として、ヘルメスにも慕われていた。クロノス討伐の折には、ハデス達に与して参戦。ゼウスの治世下では人間に火を与える事を求め、ポルピュリオンと組んで反乱を起こすが敗北、ゼウスの器の大きさを認める。結局火を盗み出して人間に与えた為、拷問に掛けられた。クリュメネーに瓜二つの柔和な顔立ちに反して、どんな困難にもめげずに進む信念の強さ、必ず目的を達成する粘り強さ、その為なら手段・人を選ばない辣腕さを併せ持つ。
沖野 明夜(おきの めいや) / アルテミス
亜理沙がスキー場でぶつかった、ポニーテールの少女。多季景への愛情と主張に賛同した事から、亜理沙の同級生達に術を掛けて診療所近くのスキー場へ旅行に来るよう仕向けた。亜理沙1人を心配する素振りで多季景の元へ連れ出し、永遠の仮死状態に陥らせる。前世では見ているだけだったプロメテウスへの恋心に現世では忠実になると決めていた事から、亜理沙を喪った翔の想いの深さに感銘を受ける。それにより亜理沙の薬の肩代わりを申し出たものの、多季景が仮死状態を受け持った為にショックで身を隠していたが、多季景の意思を引き継いでゼウスの野望を砕こうと翔達へ加勢。アポロンと再び手を取り、最終決戦にも臨む。前世ではアポロンの双子の妹で、月と狩猟の女神。愛らしい容姿ながらもアテナの元、戦いにも颯爽と赴いた弓の名手。オリンポス神殿で一度相見えただけのプロメテウスに惹かれながらも、互いの立場からそれ以上接触する事はなかった。
緒方 真樹(おがた まさき) / オルフェウス
フォークソング部、期待の星。互いの前世を知りながらも、北岡 水穂と今度こそ幸せになろうと誓い合っていた。だが聖和学園の創立祭当日、真樹のギター演奏中に現れたアリスタイオスから逃げようとした水穂がミキサー室から投身、演奏終了直後であったステージ上の真樹のまさに目前に落下する。遺体に取り縋る真樹の元へ駆け付けた翔に、前世のように水穂を蘇らせてほしいと懇願するが、転生によりもう翔には冥府に干渉が出来ないと聞かされると、散らばっていたガラスの破片で首を掻き切って後追い自殺してしまう。その凄絶な死は『運命は変えられない』『ベルセフォネーは結局ゼウスの元に引き出される』と翔に見せ付ける、麻宮の企みだった。前世でも竪琴の名手であったオルフェウスはその腕前でハデス達の同情を買い、先立った妻―エウリュディケを条件付きで冥府から連れ出す事を許されたが、あと一歩の所で失敗している。
北岡 水穂(きたおか みずほ) / エウリュディケ
亜理沙の友人の1人で、真樹の恋人。創立祭の真樹の演奏をミキサー室から眺めていたものの、麻宮に連れられて現れたアリスタイオスの生まれ変わりの青年に再び迫られ、死を覚悟して身を投げた。前世のエウリュディケもやはり夫―オルフェウスに操を立て、アリスタイオスに汚されまいと毒蛇に噛まれる自刃を選んでいる。
真喜子(まきこ) / セイレーン
歌手の卵で、ポセイドンの部下。上高地にある鳴海の別荘へゼウスを誘い出すが、惨殺されてしまう。
番外編のみ
クロノス
レアの夫で、ハデス達6人兄妹の父。自身の父神―ウラノスを殺害した際に掛けられた“お前も自らの子に殺される”という呪いに怯え、レアが隠していたゼウスを除くハデス達5人兄妹を時の神殿に幽閉し、成長を止めさせていた。兄妹が好奇心から神殿を出ようとした事に激怒して殺害しようとするが、決起したハデス達の軍勢に追い詰められ、最期は寝所を急襲したハデスに殺される。短髪の青年として現世に転生して未覚醒の翔を襲ったが、逆にハデスとしての覚醒を促してしまい、翔に返り討ちにされる。
クリュメネー
ハデス、ヘスティア、ヘラ、デメテル、ポセイドンら兄妹の5人が時の神殿に幽閉されていた時の世話係で、プロメテウスの母。赤ん坊の頃から育てる内にハデス達へ情が移り、神殿脱出時に迫ったクロノスの魔の手から兄妹を逃そうと最期には命を賭す。
ポルピュリオン
神代にゼウスと争った反乱軍の長で、クロノス軍の残党。ゼウスとプロメテウスが戦っている内にゼウスを不意打ちしようとして、逆に討たれる。最後の力を使って山津波を起こし、その場に居た者を道連れにしようと計るが、それもゼウスに阻止される。
現代の関係者
佐倉 沙織(さくら さおり)
亜理沙の母で、ゆりえの姉。高名な
占星術師。一人娘である『亜理沙』の名を、亜理沙の星座である牡羊座(Aries(アリーズ))をもじって付けた。亜理沙達の前世については知らないが、占いで亜理沙の運命が揺れ動いている事を悟り、ゆりえを信じて亜理沙を託すと見守る事に徹している。夫とは死別しており、母子家庭。
島田(しまだ)
翔の中学時代の同級生の女生徒。ベルセフォネーに似た面差しと翔への好意から、前世について未覚醒だった翔の記憶を刺激する。クロノスの生まれ変わりの男性による襲撃に巻き込まれた島田の救助をきっかけに、翔はハデスとしての記憶と能力を覚醒させ、クロノスを撃退した。
奈緒子(なおこ)
亜理沙が聖和学園中等科からの親友。星座宮クラブにも所属している。
その他メディア

OVA アリーズ?神話の星座宮?

CD ARIES(オリジナルイメージアルバム)

CD アリーズ II(オリジナルイメージアルバム)

CD アリーズ 永遠の約束(アリーズメモリアルアルバム)

CD Voice Fantasy アリーズ(ドラマCD)

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