アリストテレス
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『エウデモス』または『魂について』 プラトンの『パイドン』にならって書かれた対話篇である。エウデモスはアリストテレスのアカデメイアでの学友であり、彼はディオンシュライクサイでの戦争に参加して戦死した。アリストテレスは彼を記念して“エウデモス”の名を冠した著作を書き、霊魂の不滅を論じた。エウデモス没後(前357年)まもなく書かれたものと推測され、アリストテレスの著作で制作年代を唯一確定できるものである。


哲学のすすめ』 原題“プロトレプティコス”は「勧奨」を意味する。イアンブリコスの同名の書に大部分が引用されているので、ほぼ全編を再構成することができる。一説によれば、当時アテナイにはプラトンのアカデメイアの他にイソクラテスの弁論術の学校があったが、イソクラテスはアカデメイアを批判して『アンティドシス(英語版)』を公表した。『哲学のすすめ』はそれに対する反論とも言われている。


『哲学について』 後に『自然学』や『形而上学』Λ巻で述べられているような世界の構成および絶対者についての議論が行われている。知恵(ソフィア)の意味の変遷史、霊魂と自然世界から神を探求する二つの方法、アイテール界において円運動を行い、純粋知の純粋認識を行う天体的・知性的存在である神々について、最後にアイテールが魂、知性の素材となる第五元素であることについて、四つの論点を述べる。


『グリュロス』 クセノポンの子グリュロスの為に書かれた弁論術に関する対話篇。著作の最も初期に属する。


『詩人について』 詩人についての伝記や逸話を収録したものと考えられる。『詩学』においても言及されている。


『饗宴』 あるいは「酩酊について」。プラトンの『饗宴』と同名だが内容は宴席での振る舞いなどについて語っている。


『王であることについて』 『アレクサンドロス』と同じくマケドニア王国で王子の教師として招聘された後に、アレクサンドロスのために書かれたもの。


『アレクサンドロス、あるいは植民者について』


『ソフィスト』


『ネリントス』


『恋愛論』


『富について』


『祈りについて』


『生まれのよさについて』


『快楽について』


『教育について』


『政治家』


『正義について』

論理学

オルガノン』(古希: ?ργανον)

範疇論』(古希: Κατηγορ?αι、『カテゴリー論』とも)

命題論』(古希: Περ? ?ρμηνε?α?)

分析論前書』(古希: Αναλυτικων πρ?τερων)

分析論後書』(古希: Αναλυτικων υστερων)

トピカ』(古希: Τ?ποι、: Topica)

詭弁論駁論』(古希: Περ? σοφιστικ?ν ?λ?γχων)


自然学

自然学』(古希: Φυσικ?? ?κρο?σεω?)

天体論』(古希: Περ? ο?ρανο?)

生成消滅論』(古希: Περ? γεν?σεω? κα? φθορ??)

気象論』(古希: Περ? Μετεωρολογικ?ν または Μετεωρολογικ?)

生物・動物学

霊魂論』(古希: Περ? Ψυχ??)

自然学小論集』(古希: Μικρ? φυσικ?、: Parva Naturalia)

感覚と感覚されるものについて』(: Περ? α?σθ?σεω? κα? α?σθητ?ν)

記憶と想起について』(古希: Περ? μν?μη? και αναμν?σεω?)

睡眠と覚醒について』(古希: Περ? ?πνου και εγρηγ?ρσεω?)

夢について』(古希: Περ? ?νυπν?ων)

夢占いについて』(古希: Περ? τ?? καθ? ?πνον μαντικ??)

長命と短命について』(古希: Περ? μακροβι?τητο? κα? βραχυβι?τητο?)

青年と老年について、生と死について、呼吸について』(古希: Περ? νε?τητο? κα? γ?ρω?, κα? ζω?? κα? θαν?του, κα? ?ναπνο??)


動物誌』(古希: Περ? Τ? Ζ?α ?στορ?αι)

動物部分論』(古希: Περ? ζ?ων μορ?ων)

動物運動論』(古希: Περ? ζ?ων κιν?σεω?)

動物進行論』(古希: Περ? πορεια? ζωων)

動物発生論』(古希: Περ? ζωων γενεσεω?)

形而上学

形而上学』(古希: Μεταφυσικ?)

倫理学

ニコマコス倫理学』(古希: ?θικ? Νικομ?χεια)

大道徳学』(古希: Ηθικ? Μεγ?λα、: Magna Moralia, マグナ・モラリア)

エウデモス倫理学』(古希: Ηθικ? Ε?δημια)

政治学

政治学』(古希: Πολιτικ?)

アテナイ人の国制』(古希: ?θηνα?ων πολιτε?α)

レトリックと詩学

弁論術』(古希: τ?χνη ?ητορικ?)

詩学』(古希: Περ? ποιητικ??)

偽書

ほとんどはペリパトス派逍遙学派)の後輩たちの手による著作である。

宇宙論』(古希: Περ? κ?σμου)

気息について』(古希: Περ? πνε?ματο?)

小品集』(: Opuscula)

色について』(古希: Περ? χρωμ?των)


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