アラスカ州(アラスカ、英: State of Alaska [??lask?] ( 音声ファイル))は、アメリカ合衆国最北端にある州。アリューシャン列島を含む。北アメリカ大陸北西の端にあり、合衆国本土とはカナダを挟んで飛地になっている。アラスカでは、合衆国本土を"lower 48"(直訳:南方の48州。アメリカ50州からアラスカ州とハワイ州を除いたもの)と呼ぶことがある[2]。
アメリカ合衆国50州の中で最大の面積(約1,723,000 km2)を有し、東はカナダ、北は北極海、西と南は太平洋と接し、西のベーリング海を隔ててロシアとも海上の国境がある。2020年国勢調査による人口は733,391人[3]、その約半分はアンカレッジ都市圏に居住している。州都はジュノー市で、最大都市はアンカレッジ市である。アンカレッジは東西冷戦時代、アジアとアメリカ合衆国およびヨーロッパを結ぶ航空路線の寄港地として知られた。人口密度は全米50州中最低である。
アラスカは1867年3月30日にロシア帝国からアメリカ合衆国が買収した。その後幾つかの管理形態の変遷を経て、1912年5月11日にアラスカ準州、1959年1月3日にアラスカ州となった。
家庭で話される言語(アラスカ州) 2010[4]
英語 83.9%
エスキモー・アレウト語族 4.61%
スペイン語 3.49%
タガログ語 2.39%
人種構成(アラスカ州) 2010 「アラスカ」の名は、ロシア植民地時代に既に使われていたが、アラスカ半島のみを指していた。アレウト族の言葉で「半島」を意味する Alakshak(アラクシャク)[5]、あるいは「本土」、より語義的には「海の動きが向けられている対象」を意味する alaxsxaq [6]から取られた。
白人 64.1%
インディアン・アラスカ先住民 14.8%
ヒスパニック 5.5%
アジア系 5.4%
黒人 3.3%
先住ハワイ人・太平洋諸島系 1.0%
混血 7.3%
州名の由来