給与等級O-1O-2O-3O-4O-5O-6O-7O-8O-9O-10 准士官 (Warrant Officers) の階級の最上位は5等、最下位は1等である。1等は国防長官によって任命され、2等以上は大統領によって任命される。また、准尉以上は階級章が袖から肩に移る。 給与等級W-1W-2W-3W-4W-5 下士官・兵(Enlisted) 給与等級E-1E-2E-3E-4E-5E-6E-7E-8E-9 伝統的に志願制を採り、少数精鋭を目指している海兵隊では、入隊志願者は採用時に選別されるため、入隊する人数はそれほど多くない[注 8]。
階級章gold oak leafsilver oak leafsilver eagle with shield clutching arrowssingle silver startwo silver starsthree silver starsfour silver stars
階級名称少尉
(Second Lieutenant)中尉
(First Lieutenant)大尉
(Captain)少佐
(Major)中佐
(Lieutenant Colonel)大佐
(Colonel)准将
(Brigadier General)少将
(Major General)中将
(Lieutenant General)大将
(General)
略称2ndLt1stLtCaptMajLtColColBGenMajGenLtGenGen
NATOコードOF-1OF-2OF-3OF-4OF-5OF-6OF-7OF-8OF-9
准士官
階級章
階級名称1等准尉
(Warrant Officer 1)2等准尉
(Chief Warrant Officer 2)3等准尉
(Chief Warrant Officer 3)4等准尉
(Chief Warrant Officer 4)5等准尉
(Chief Warrant Officer 5)
略称WO1CWO2CWO3CWO4CWO5
NATOコードWO-1WO-2WO-3WO-4WO-5
下士官・兵
伍長より制服(ブルードレスB)のズボンに赤い線が入る
階級章階級章なし
階級名称二等兵
(Private)一等兵
(Private First Class)上等兵
(Lance Corporal)伍長
(Corporal)三等軍曹
(Sergeant)二等軍曹
(Staff Sergeant)一等軍曹
(Gunnery Sergeant)曹長(専門職)
(Master Sergeant)先任曹長(管理職)
(First Sergeant)上級曹長(専門職)
(Master Gunnery Sergeant)最上級曹長(管理職)
(Sergeant Major)海兵隊最先任上級曹長
(Sergeant Major of the Marine Corps)
略称PvtPFCLCplCplSgtSSgtGySgtMSgt1stSgtMGySgtSgtMajSgtMajMarCor
NATOコードOR-1OR-2OR-3OR-4OR-5OR-6OR-7OR-8OR-9
入除隊と昇進
入隊一等軍曹への名誉昇進で、ブルードレスを着たR・リー・アーメイ。左腕の2本の帯は精勤章(service stripe)で、勤続10年を表している大尉としてブルードレスを着るデイル・ダイ。胸にはブロンズスターメダルとパープルハート章を着けているサンディエゴ訓練所での訓練(2006年)士官クラスのサービスドレス下士官・兵クラスのサービスドレスMARPAT(MARines corps PATtern)迷彩戦闘服
兵卒
志願者は海兵隊ブートキャンプという志願者訓練所(カリフォルニア州サンディエゴ訓練所
士官
海兵隊は陸軍のウエストポイントや海軍のアナポリス、空軍のコロラドスプリングスといった独自の士官学校を持たず、入隊する士官は大学卒業が最低条件(卒業証明書が必要)で全米の大学からの卒業生や多様な職業の者が入隊を希望して来る。これらの士官希望者は、まず海兵隊の士官候補生学校 (Officer Candidate School、OCS) に入校し、10週間の訓練を受けて修了することが求められる。アナポリス卒の士官候補生が海兵隊将校に任官する道もある。各大学に設けられている予備役将校訓練課程を修了すれば海兵隊少尉に任官される。教育は前半2年間は海軍関係を、後半2年間は海兵隊について学ぶ。無事にOCSを修了すると海兵隊少尉 (2nd Lieutenant) に任官され、すぐに続けてバージニア州クアンティコの米海兵隊基礎訓練校 (TBS、The Basic School) に入校し、6か月間の訓練と教育を受ける。