2000年に映画化され、2000年1月に行われたサンダンス映画祭で初公開された。 原作の映画化にあたっては、実に多くの俳優やスタッフが検討された。いくつもの候補が挙がったのち、クリスチャン・ベール主演でメアリー・ハロンによる監督の企画が進められていたが、スタジオ側がレオナルド・ディカプリオの主演を発表し、これに不満を示したハロンが監督を降板。そこで監督にはオリヴァー・ストーンが検討されたが、ストーン、ディカプリオともに頓挫した。最終的にハロンとベールが復帰している。 インタビューでハロンが語ったことによると、原作では残虐な表現をこと細かく描写していたのに対し、映画版ではあくまで主人公の心理描写と80年代後半のバブルの不条理性に対する皮肉に徹しているため、残虐描写は控えたという。エンディングでは、デヴィッド・ボウイの「Something in the air」が流れる。この曲は、世の中や自分自身、そしてパートナーへの愛情が冷めたある男についての曲である。 なお、本作の続編として『アメリカン・サイコ2 役名俳優日本語吹替
製作
キャスト
ソフト版VOD版[3]
パトリック・ベイトマンクリスチャン・ベール草尾毅神保良介
ドナルド・キンボール(探偵)ウィレム・デフォー野沢那智中野健治
ジーン(パトリックの秘書)クロエ・セヴィニー西田絵里広江美奈
イヴリン・ウィリアムズ(パトリックの婚約者)リース・ウィザースプーン笹井千恵子秋月三佳
コートニー・ローリンソン(パトリックの愛人)サマンサ・マシス高田由美工藤史子
エリザベス(パトリックの愛人)グィネヴィア・ターナー皆川純子加古みなみ
ポール・アレン(パトリックのライバル)ジャレッド・レト高木渉中村だいぞう
クレイグ・マクダーモット(パトリックの同僚)ジョシュ・ルーカス大西健晴芦原健介
ルイス・カルザース(パトリックの同僚)マット・ロス鈴木琢磨中山裕康
デイヴィッド・ヴァン・パッテン(パトリックの同僚)ビル・セイジ菅原淳一早川えすえふ
ティモシー・ブライス(パトリックの同僚)ジャスティン・セロー久賀健治猪俣三四郎
ハロルド・カーンズ(弁護士)スティーブン・ボガート坂口哲夫早川えすえふ
クリスティ(娼婦)カーラ・シーモア富永施津子林奏絵
サブリナ(娼婦)クリスタ・サットン(英語版)和田みちる岩田麻衣子
デイジー(パトリックの同僚の恋人)モニカ・マイヤー大坂史子橋本美佳