アムステルダム
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次いでトルコからの移民が5.3%、オランダ領アンティルおよびアルバからの移民が1.5%をしめ、残りが10.1%である[15]

宗教的にはキリスト教徒が17%(2000年)で最も多いが、キリスト教徒はカトリックプロテスタントでほぼ二分されている。ついで大きな宗教グループはイスラム教徒であり、人口の14%(2000年)を占める。イスラム教徒のほとんどはスンニ派が占めている[16][17]
経済

2019年、アメリカシンクタンクが発表したグローバル都市指標では世界20位の都市と評価された[18]。特に報道自由性の項目では首位であった[18]オランダの多国籍企業の多くが本社を置くZuidas

ヨーロッパ有数の金融都市アムステルダムには、ユーロネクスト・アムステルダム(旧名称:アムステルダム証券取引所)、オランダ銀行などがおかれ、オランダの多くの大企業がここに本社を置く。2020年にイギリスのシンクタンクZ/Yenグループが発表した調査によると、世界27位の金融センターと評価されている[19]。日系企業としてはルノー=日産アライアンスの拠点、みずほ銀行西日本鉄道ホテルオークラ[20]などがある。
観光

アンネ・フランクの家など観光資源が豊富であり、観光客を含む市内の宿泊数は2006年の年間800万泊から2016年の1400万泊へと拡大傾向にある。一方で、合法的なマリファナを楽しめるカフェや興味本位で飾り窓などを訪れるなど、地元が歓迎しない観光客も増えており問題となっている[21]。アムステルダム市には、合法的な飾り窓が集中するワレン地区(いわゆる赤線)があるが、飾り窓の労働者からは観光客が多すぎて商売にならないとの声もあがっていること[22]、また、性産業従事者が観光の目玉として扱われているという懸念を受け、市側は旅行会社が実施している見物ツアーを2020年1月以降は中止することとしている[23]
教育アムステルダム大学
大学

市内には、1632年に創立された公立のアムステルダム大学と、1880年に創立されたキリスト教系のアムステルダム自由大学がある。どちらも学生数2万人を超える大規模な大学である。

アムステルダム自由大学のキャンパスはアムステルダム南駅近くにまとまっているが、アムステルダム大学のキャンパスはアムステルダム市内各所に分散して存在している。例えば経済学部はメトロWeesperplein駅近くにあり、法学部は中央区のスパイ近くの旧市街にある。
高等職業教育機関

アムステルダム職業大学、アムステルダム芸術職業大学、ヘーリット・リートフェルトアカデミーなどの職業大学(HBO)がある。
観光詳細は「en:Amsterdam Tourist Attractions」を参照
美術館・博物館などゴッホ美術館市内の運河を巡る観光船

アムステルダム国立美術館

ゴッホ美術館

アンネ・フランクの家

レンブラントの家

オランダ東インド会社

ハイネケン・エクスピリエンス (ビール博物館)

著名な建築物

王宮 -
1648年に市庁舎として建てられ、ナポレオン戦争中の1810年ホラント王国の王宮とされた。

新教会

旧教会

アムステルダム中央駅

ムント塔

計量所

その他

運河

飾り窓

コーヒーショップ

ダム広場

レンブラント広場

ワーテルロー広場

交通

この町は自転車に乗る人が多く、車道と歩道の間に自転車専用路が設けられている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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