アベンジャーズ_(マーベル・コミック)
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ロキを追ってニューヨークに集合したトニーたちは、現地上空に開かれたワームホールから次々と出現した“チタウリ”の群れや、“リヴァイアサン”の猛威から市民を守りつつ戦いを挑み、その末に敵軍の全滅とワームホールの閉鎖、ロキの捕縛を遂げた[注釈 14]。そして後日、一同はテッセラクトとロキと共にアスガルドへ帰郷するソーを見送り、それぞれの場所へと去る。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
本作では、ヒドラやウルトロンらとの戦いと共に、ヒーローたちのチーム内での本格的な交流や、新ヒーローの加勢・参入も描写される。2015年、再集結したトニーたち6人はヒドラのソコヴィア基地を襲撃。敵側の強化人間であるマキシモフ兄妹の不意打ちを受けるも、バロン・ストラッカーの身柄確保とヒドラが保有していたセプターの回収・敵基地の制圧に成功した。だが、ワンダに自身の不安を増長させられていたトニーがブルースを巻き込んでセプターの中から発見した人工知能を独断で発展させたことから、邪悪な存在として覚醒したウルトロンにJ.A.R.V.I.S.を攻撃され、宣戦布告を受けた挙句にセプターも奪取されてしまった。ヒーローたちはウルトロンから世界を救うために戦うことを決意し、南アフリカではユリシーズ・クロウの手下らや、ウルトロン&マキシモフ兄妹と交戦するも、トニーとクリント以外のメンバーがワンダによって錯乱したり、ヨハネスブルグ市内で暴動と激戦まで繰り広げたことで、ヒーローたちは憔悴し、チームの世論まで悪化させてしまった。その後クリントの自宅農場に招かれると、フューリーからの情報とブルースの推測で、トニーは“ネクサス”に逃れていたJ.A.R.V.I.S.を取り戻し、ソウルでウルトロンと再戦したスティーブとクリントはナターシャを拉致された代わりに敵から人工生体ボディの奪取すると共に、ウルトロンから離反したマキシモフ兄妹を自分たちに引き入れた。そしてトニーとブルースはJ.A.R.V.I.S.を人工生体ボディに移し、反対するスティーブたちと小競り合いを起こしながらも、“ノルンの洞察の泉”でインフィニティ・ストーンの存在を知ったソーの協力を得てヴィジョンを誕生させた。そしてマキシモフ兄妹とヴィジョンを加えたヒーローたちは、ナターシャからの報せでソコヴィアに向かい、地球から全人類を滅ぼそうとするウルトロン軍団との一大決戦に臨んだ。ピエトロの犠牲があったものの、戦いは浮上させられたソコヴィアの首都から現地の国民の多くを救い、落下を始めたソコヴィアの首都と全ウルトロンの破壊を遂げたヒーローたちの勝利に終わった。しかし、ブルース/ハルクはヨハネスブルグで暴れたことを気に病んで失踪し、クリントは愛する家族との平凡な生活に専念するため、ソーはインフィニティ・ストーン捜索のため、トニーは今回の一件の贖罪活動に専念するためにチームを脱退した。それからローディ・サム・ワンダ・ヴィジョンを新たにチームへ加えたスティーブとナターシャは、彼らに訓練の号令をかける。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
本作では、さまざまな事態が重なることにより、ヒーローたちの対立・分裂・内戦・瓦解が描かれる。2016年、スティーブ・ナターシャ・サム・ワンダの4人はラゴスにおいて、生物兵器を奪取して逃亡するブロック・ラムロウ/クロスボーンズの一味に挑み、生物兵器確保とラムロウを追い詰めることに成功するも、ラムロウの自爆から油断を突かれたスティーブを救おうとしたワンダのミスで現地にいたワカンダの国民たちが犠牲になり、またしてもチームの世論を悪化させてしまった。そこに、これまでの事件や戦闘で犠牲者が多数出たことで“ソコヴィア協定”をロスから提唱されたために、賛成派と反対派にヒーローたちで意見が割れ、さらに協定の調印式で発生した爆破テロの実行犯の嫌疑をかけられたバッキーを巡る2度の騒動も相まってスティーブとトニーの関係も一層良くない方向に傾いた。バッキーを救おうとするスティーブとサムは、クリントと彼に連れられてきたワンダとスコットを助っ人に付け、ロスからスティーブたちの身柄確保を命じられたトニー・ナターシャ・ローディは、ピーターとティ・チャラをスカウトし、ヴィジョンも加えて遂にヒーロー同士によるライプツィヒ・ハレ空港での大乱戦が勃発。その結果、サム・クリント・ワンダ・スコットの4名は協定違反でラフト刑務所行きとなって、スティーブたちを逃がしたナターシャも協定違反と見做され失踪し、ローディ・ピーター・ヴィジョンが戦線離脱したためトニーは単身でスティーブたちを追うことになった。スティーブ&バッキーは、シベリアでトニーと再会し休戦・協力してテロの首謀者であるジモと遂に対峙し捉えようとするが、ジモに見せつけられたバッキーによるスターク夫妻の暗殺時の映像がきっかけとなって、激昂したトニーとスティーブ&バッキーとの死闘へと発展。その末に、トニーを腕づくで静止したスティーブは、バッキーを連れて立ち去ることを決め、トニーと別離することとなった。ジモはティ・チャラの行動で逮捕されたものの、今回の一件でチームは事実上瓦解し、ヒーローたちも離ればなれとなる。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
本作では、6つのインフィニティ・ストーンを巡って“宇宙最大の脅威”であるサノスの群勢に挑むために、離散していたチームのヒーローたちが再集結すると同時に、これまでのMCU作品に登場した多数の戦士たちとも共同戦線を張ることになる。2018年、宇宙でサノスらに遭遇したブルースが地球に帰還したことで彼と再会したトニーや、失踪していたスティーブたちも地球にあるストーンを狙うサノスらが迫りつつあると知らされるが、トニーは敵の先遣役としてニューヨークに現れた“ブラック・オーダー”との戦闘により、タイム・ストーンの持ち主であるストレンジや居合わせたピーター共々地球を離れてしまった。それでもトニーは覚悟を決めてストレンジとピーターにサノスへの挑戦を承諾させ、向かった惑星“タイタン”で出会ったガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも味方に付けた。地球ではスティーブ・ナターシャ・サムが、ブラック・オーダーに重傷を負わされたヴィジョンや彼と隠遁生活を送っていたワンダを救って引き入れ、アベンジャーズ・コンパウンドでブルースやローディとも合流し、マインド・ストーンの奪取阻止とヴィジョンの生命を守ることを決めるとワカンダへ飛んで、ティ・チャラとバッキーをはじめとするワカンダ軍の加勢や、ヴィジョンのストーン除去手術などの協力を得た。サノスがタイム・ストーンを求めてタイタンに現れると、トニーたちはピーター・クイル/スター・ロードが立てた作戦でサノスからストーンをガントレットごと奪い取ろうとしたが、成功寸前にクイルが乱心したせいで失敗。ストレンジは形成逆転したサノスに追い詰められたトニーを救うため、自らストーンをサノスに譲渡した。地球のワカンダでは、マインド・ストーンを巡って現地を襲撃したブラック・オーダーや“アウトライダーズ”を相手にスティーブたちやワカンダ軍が応戦し、一進一退の攻防が繰り広げられる中、ヴィジョンのストーン摘出は中断してしまったが、ストームブレイカーを手にしたソーたちの参戦もあって、ヒーローたちは敵の群れを次々と倒していった。だがその直後、ワカンダに現れたサノスにヒーローたちはあしらわれ、ワンダは断腸の思いでヴィジョンごとストーンを破壊するも、それを復元したサノスの手にストーンが全て渡ってしまった。ソーがサノスに深傷を負わせたが、油断を突かれてスナップ実行を許し、全宇宙の各地で“デシメーション”が発生。
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