アベンジャーズ_(マーベル・コミック)
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その後、長らくトニーが保管していたが、“タイム泥棒作戦”の実行直前に彼とスティーブが和解した際に、傷を補修した上で再びスティーブに返還された[注釈 10]。2014年からタイムトラベルしてきたサノスとの一騎打ちの際に、相手の猛攻で遂に割られてしまうものの、戦いの終結後に行ったタイムトラベルの旅から帰還したスティーブは、過去の時代から持参したこの盾をサムへ受け継がせる。数ヶ月後、サムはこの盾を一度も行使することなく、アメリカ政府に贈呈した。だが、それも間もなく政府から新たなキャプテン・アメリカに任命されたジョン・ウォーカーに託され、彼の武器となった。ウォーカーは走行中のトラックから車道へ落とされて地面に激突する直前のレマー・ホスキンス/バトルスターに向かって投げ込み、彼を衝撃から防ぐ緩衝剤として使ったこともあったものの、防具として行使するよりも殴打や投擲などの直接攻撃に振るうことが多く、“フラッグ・スマッシャーズ”との連戦の最中、追い詰めたニコをこの盾で惨殺してしまった[注釈 11]。この直後にサムはバッキーと力を合わせてウォーカーに挑み、死闘を制して盾を奪還。そしてサムはこれを使いこなすための自主トレに励み、ニューヨークの会議場を襲撃したフラッグ・スマッシャーズの前に“キャプテン・アメリカ”として立ちはだかると、スティーブのように攻防バランス良く用いることに加え、ウィングパックによる高速飛行を利用して前方を飛ぶ盾に追いついてキャッチしたり、超人的パワーを持たない点を補うために高速飛行中の前転による勢いを付けながら盾を投擲したり、ウィングパックの湾曲した両翼と合わせてシェルターのような防壁を組むなど、独自の使用法を披露する。“アース21818”では、“ノーウェア”にあるコレクションルームにおいて、タニリーア・ティヴァン/コレクターがコレクションする武器の一つとしてワンシーンのみ登場する。
アイアン・レギオン(Iron Legion)
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』アイアンマン・アーマーを模した量産型ドローン。青と白のツートンカラーで、計5機が登場し、ボディにナンバリングが施されている。アイアンマンやウォーマシンとほぼ同等の方法で飛行し、両腕から発射される小型ミサイルを主武装とするが、基本的な使用用途は民間人の避難誘導の指示や捕虜の連行など、アベンジャーズの後方支援である。ソコヴィアでは、アベンジャーズに対するヒドラの反撃の余波が市街地に及んだため、住民たちの避難誘導と、投降したヒドラの兵士たちの確保を行なったが、前者ではナンバリング03の機体は住民に酸入りの瓶をぶつけられてしまった。“アベンジャーズ・タワー”へ帰投後にはウルトロンに乗っ取られ、全機強奪されてしまい、アベンジャーズの面々に襲いかかる。皮肉にもセプターを奪った1機を除いて、ヒーローたちに破壊される。
ヴェロニカ(Veronica)
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』トニーがブルースと共同で設計・開発したハルクバスターを運用するための支援モジュール。トニーの指示で人工衛星からトニーの下へ射出され、現地の上空で浮上・待機する。モジュール本体の内部には、予備のものを含めたハルクバスターの全パーツと、スターク・インダストリーズのロゴが入ったハルク用ケージのパーツが搭載されており、前者はハルクバスターの使用時や破損部の交換時にトニー/アイアンマンへ、後者はハルク捕縛時にハルクへそれぞれ放出される。ケージはハルクのパワーでも破壊が困難なほど強靭で、内部に捕らえたハルクに放電する機能も備わる。
タイムスペースGPS(Time-Space GPS)
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』アベンジャーズのタイム泥棒の際に用意されたナックルガード型GPS装置。時間遡行を試みる者は、これを身に付けてタッチ操作で遡行先の年月日を入力することにより、後述のピム粒子や量子スーツとの作用で“
量子世界”を通過してタイムトラベルすることが可能となる。これに加えて、時間遡行者を量子世界の通過で発生するEPRパラドックスによる幼児化や老化から防ぐ機能も有している[注釈 12]。スティーブたちのタイム泥棒に足りない理論を導き出したトニーによって開発され、作戦に参加するヒーロー全員に支給。腕時計のように各人は利き手と反対の手に装備したが、ネビュラのものは2014年時の彼女に奪われて、当時のサノスの群勢のタイムトラベルに利用されてしまう。
量子スーツ(Advanced Tech Suit)
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』タイム泥棒で運用された気密服。その外観は“アントマン・スーツ”や“ワスプ・スーツ”を彷彿させるが、
を基調色とし、ナノテクノロジーによって装着者の体型に合わせたスーツ本体とヘルメットを瞬間脱着させる機能や、右腰部にピム粒子の収納ケース、左肩部とヘルメット内側にインターフェースが搭載されているなど、ハンク・ピムによるオリジナル以上の機能を備えている。ブルースとロケットによってオリジナルの量子スーツを元に新開発され、アベンジャーズに復帰したクリントが試着し、タイムトラベル実験を成功させたことでヒーロー全員に支給される。
ナノ・ガントレット(Nano Gauntlet)
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』タイム泥棒作戦で集めた6つのインフィニティ・ストーンの力を行使するために、トニー、ブルース、ロケットが開発したアベンジャーズ版インフィニティ・ガントレット。 サノスが左腕に装備していた“ドワーフ”製の“
インフィニティ・ガントレット”と異なり右腕用で、アイアンマン・アーマーと同様のカラーリングと機械的な外観をしているが、各指の付け根部分と手の甲にある6つのストーンを収容する穴と、6つ全てのストーンを埋め込むと、ガントレットをはめた指を鳴らすだけで全てのストーンの力を同時に発動させる機能は共通している。また、ナノテクノロジー製であるため、装備する人物の右腕に合わせてサイズも自在に変化する。トニーたちによって制作されると、ブルースが立候補してガントレットを装備し、ストーンのエネルギーに苦しみながらも“スナップ”を敢行。5年前に消滅した人々や生物を復活させた。その直後に現れた2014年時のサノスの群勢と、アベンジャーズ及び彼らと所縁ある戦士たちの大乱闘において、複数のヒーローたちにより6つのストーンが収まった状態でサノスの手に渡らないようバトンリレーや争奪戦が繰り広げられたが、最終的にサノスが入手・装備し、スナップされてしまった。だがその直前、サノスとの格闘の際、トニーに6つのストーンを奪取されていたためデシメーションは起こらず、逆にトニーがスナップしたことにより、サノスと彼の群勢と共に消滅する。
量子トンネル(Quantum Tunnel)
登場作品:『アベンジャーズ/エンドゲーム』タイム泥棒のために、トニーとロケットが
オリジナルの量子トンネルを元に開発し、アベンジャーズ・コンパウンドの格納庫に設置された新型の量子トンネル。
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