アベンジャーズ_(マーベル・コミック)
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2000年代
"Avengers Disassembled"

ライターのジェフ・ジョーンズはカート・ビュシークのカーンの話を纏め、アベンジャーズは国際連合により国際機関に任命された。この際にハーツ・オブ・ジャックと2代目アントマンが新たにメンバーに加わった。次のライターのチャック・オースティンは、キャプテン・ブリテンをチームに入れた。そしてその次のライターのブライアン・マイケル・ベンディスは「Avengers Disassembled」のエピソードでタイトルはリブートされた[10]。「Chaos」と題されたストーリーではチームのメンバーの内何名かが死亡し、信頼関係が薄れて行く姿が描かれた。スカーレット・ウィッチが生まれるはずだった自身の子供への想いによる苦悩で徐々に精神を狂わせ、現実改変能力を暴走させることとなった[11]。チームは混乱し、アベンジャーズ・マンションは崩壊し、残ったメンバーたちは解散に同意した。
ニューアベンジャーズ詳細は「ニューアベンジャーズ」を参照

解散から半年後、重犯罪刑務所ラフトからヴィランたちが集団脱獄したところにヒーローが駆けつけ、彼らは新たなアベンジャーズを結成した。この当時のメンバーはアイアンマンキャプテン・アメリカルーク・ケイジウルヴァリンローニンスパイダーマンスパイダーウーマン、セントリーであった。

マーベル・シビル・ウォー」のストーリー展開では、アメリカ政府によるスーパーヒューマン登録法の是非を巡り、スーパーヒーローたちは二分することとなった。ニューアベンジャーズも分裂状態となり、登録法反対側は社会の敵とされ、レジスタンス活動をすることとなった。このシリーズではルーク・ケイジが地下に潜ったアベンジャーズを率いており、エコー、ローニン、スパイダーマン、スパイダーウーマン(ジェシカ・ドリュー)、ウルヴァリン、アイアン・フィスト、ドクター・ストレンジがメンバーだった。その後、スクラルによる地球侵略の際、ジェシカ・ドリューはスクラルの女王ヴェランケが化けた偽物であり、本物の彼女は誘拐されていたことが明らかになる。スクラルの敗北の後、ドリューは他の誘拐されたヒーローたちと共に救出された。その次の大型クロスオーバー「ダーク・レイン」のときにエコーとアイアン・フィストがチームを抜け、ミズ・マーベル、キャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)、モッキンバードが新たに加わった。

「ヒロイック・エイジ」のストーリー開始後は、キャプテン・スティーブ・ロジャースが政府公認のアベンジャーズを再建する一方、スタークの援助によりそれに反発したルーク・ケイジも独自のチームを続けることになり、ニューアベンジャーズは公に認められたチームとなった。キャプテン・アメリカはメインのアベンジャーズを支えるためにこのチームを離れ、そしてアイアン・フィストが再び加わり、さらにジェウェルとシングが追加メンバーとなった。スティーブ・ロジャースも時折参加し、そしてオズボーンの協力をし、非難の対象となっていたビクトリア・ハンドがロジャースの援助によりチームのバックスとなった。
マイティ・アベンジャーズ詳細は「マイティ・アベンジャーズ」を参照

シビル・ウォーにより、アイアンマンはフィフティ・ステイト・イニシアティヴ・プログラムに基づいて政府公認のニューヨークのチームを再構築した。リーダーはミズ・マーベルキャロル・ダンバース)で、その他にアレス、ブラック・ウィドー、セントリー、アイアンマン、ワンダーマン、ワスプがメンバーだった[12]

しかしながらシークレット・インベージョンの際にワスプが死亡し、さらにアレスとセントリーはノーマン・オズボーン率いるチームへと引き抜かれ、以降は『ダークー・アベンジャズ』誌に登場することになった。 『マイティ・アベンジャーズ』誌上ではハンク・ピムが死亡した前妻に代わってワスプとなり、新たなアベンジャーズを結成し、自分たちこそが正規のアベンジャーズであると主張した。彼のチームはGRAMPA(Global Reaction Agency for Mysterious Paranormal Activity)と呼ばれる多国籍組織の下で活動した。このチームにはハンクのほか、ハーキュリース、アマデウス・チョ、スタチュー、ヴィジョン、ジョカスタ、U.S.エージェント、クイックシルバー、スカーレット・ウィッチ(実際はロキの変装)が加わった。また、アイアンマンとハルクがカソンとの戦いの際に一時的に加わった。
ダーク・アベンジャーズ詳細は「ダークアベンジャーズ」を参照

「シークレット・インベージョン」のイベントの後、ノーマン・オズボーンはS.H.I.E.L.D.をH.A.M.M.E.R.へと再編成し、新たな政府公認のアベンジャーズを結成した。オズボーンはアレスとセントリーを前チームから引き入れた他、父のウルヴァリンに扮するダケン、キャプテン・マーベルに扮するマーベル・ボーイ(ノー・ヴァー)、ミズ・マーベルに扮するムーンストーン、ホークアイに扮するブルズアイ、スパイダーマンに扮するヴェノムがメンバーとなった。
2010年代
"Heroic Age"

「ダーク・レイン」を終わらせた「Siege」のストーリー完結後、4誌全て(『マイティ・アベンジャーズ』、『ニューアベンジャーズ』、『ダーク・アベンジャーズ』、『アベンジャーズ: ジ・イニシアチヴ』)がキャンセルされ、そして2010年5月より新たなオンゴーイングシリーズである『アベンジャーズ』が刊行された[13]。チームメンバーは第1号で明らかにされ、ソー、ホークアイ、スパイダーマンウルヴァリンキャプテン・アメリカスパイダーウーマンアイアンマン、そしてリーダーはマリア・ヒルであった[14]
主なキャラクター
主要メンバー詳細は「en:List of Avengers members」を参照
ビッグ3

アベンジャーズの中核を成すメンバーであり、「ビッグ3」と呼ばれる。
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(Captain America)
第二次世界大戦時代にナチス・ドイツ大日本帝国相手に戦ったヒーロー。大戦終結直前にナチスの核ミサイルを阻止する際に北極の海に投げ出され、死亡したと思われていた。1960年代になってサブマリナーによって仮死状態(冷凍睡眠)で発見され復活。その卓越したリーダーシップにより、アベンジャーズのリーダーとなる。愛国者でアメリカのために戦うため兵に志願したが、ひ弱な青年であったため叶わなかった。その後超人兵士計画に志願し、超人血清の力で人間としては最高レベルの運動能力を与えられる。その豊富な経験や知識、機転を生かして戦う。また、特殊合金ヴィヴラニウム製の円形のシールドは軽量かつ非常に頑丈で、フリスビーのように投擲する攻撃も得意。自分が生きていた1940年代と現代とのギャップに戸惑いながら悪と戦い続けている。
ソー[15](Thor)
アベンジャーズ創設メンバーの一人で、北欧神話の雷神。父である神オーディンによって謙譲の美徳を学ぶために足の不自由な医師ドナルド・ブレイクに転生させられ、人間界に落とされたが、魔法のハンマー「ムジョルニア[16]」を取り戻したことをきっかけに雷神としての力を取り戻し、ヒーロー活動を始めた。超人的な怪力・耐久力・魔法のハンマー・ムジョルニアで雷を呼び寄せ、飛行する。
トニー・スターク / アイアンマン(Iron Man)


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