アベンジャーズ_(マーベル・コミック)
[Wikipedia|▼Menu]
トニーは“スターク邸”を破壊されると、キリアン打倒後にここを新たな邸宅として引っ越す。2015年時にはここでパーティーや、覚醒したウルトロンの戦線布告が行われたほか、ヴィジョン誕生の場にもなった。ウルトロン打倒後に、本部機能は新たに構えられた後述のアベンジャーズ・コンパウンドに移転する。2016年時には、トニーがタワー自体を売却したため、アベンジャーズ・コンパウンドへ物資を全て移転させるための引越し作業が行われており、作業の管理の担当となったハッピー・ホーガンが忙しない様子を見せる。以降はアベンジャーズやその近親者たちが直接関与した描写は無い。アース29929におけるアベンジャーズ・タワーは、この宇宙におけるウルトロンに占領され、彼の一時的な拠点として利用されてしまう。
アベンジャーズ・コンパウンド(Avengers Compound)[22]
登場作品:『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『アントマン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン:ホームカミング』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ワンダヴィジョン』2015年のウルトロンとの戦いの後に、ニューヨーク州北部の“スターク・インダストリーズ”の倉庫を改装して新設された、アベンジャーズの新本部基地施設[注釈 2]。アベンジャーズのヒーローやサポーターたちのほか、多数のスタッフが勤務しており、施設本棟にはアベンジャーズのヒーローの私室[注釈 3]や、ガラス張りの応接室、キッチン、トレーニングジム、格納庫などが構えられ[注釈 4]、複数のクインジェットも駐機されていることが確認できる。さらに有事の際には、「バーンドア・プロトコル起動」の指示で棟内の全防火シャッターを一斉に閉鎖可能。まだ本部機能が移転して間もない頃に、スコット・ラング/アントマンはハンク・ピムの指示を受け、“信号デコイ”を奪取するために旅客機から羽アリの大群と共にここへ侵入。駆けつけたサムと小競り合いとなるも[注釈 5]、信号デコイ奪取に成功する。2016年時点で、アベンジャーズ・タワーからの移転作業が終盤に差し掛かっており、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチがテレキネシス能力でヴィジョンを抑えたことで、施設内の天井や床に大穴が空いたこともあったが、後に周辺施設が増築された[注釈 6]。そしてトニーたちが、ピーター・パーカー/スパイダーマンをここへ招待してアベンジャーズ加入を認め[注釈 7]、“アイアン・スパイダー・スーツ”の贈呈と、50人の記者団が待機する前で加入会見を執り行おうとしたが、ピーターからアベンジャーズ加入を断られた。2018年には、“ソコヴィア協定”の廉で失踪していたスティーブたちが、ここにいるジェームズ・“ローディ”・ローズ/ウォーマシンと合流するべく帰還。“インフィニティ・ストーン”を全て入手したサノスが全宇宙の生命の半分を消し去った後、フューリーが消滅直前に信号を発信させたポケベルが届けられ、信号を受信したキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルが消滅を免れたヒーローたちと邂逅し、宇宙を漂流していたトニーとネビュラもここに保護された。5年後の2023年にはナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウが住居としながら、各地の戦友たちと活動状況などを定期報告し合っており、スコットが量子世界から帰還したことがきっかけとなって消滅を免れたヒーローたちが再集結し、“タイム泥棒作戦”のための拠点として稼動され、格納庫には新開発された“量子トンネル”が設置された。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:349 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef