目的とする機能や仕事の大まかな分類にもとづいて以下のような分類が行われることもある。
コンテンツ開発ソフトウェア / コンテンツアクセスソフトウェア - コンテンツの作成を行うか
プロダクティビティ・ソフトウェア - 以前は「オフィスソフト」などと分類していたが、最近はproductivity(software)と分類することが一般的になってきている。[要出典]
プロダクティビティ・スイート[11][12][13](オフィススイート) - 文書を作成するワープロソフトや、表計算ソフト、プレゼン資料作成ソフト、等々がひとつのパッケージにされているもの。かつては各社とも「オフィス・スイート」と呼んでいたが、その後近年になりそれがどのように使われているか実態調査したところ、実際に使われている回数・頻度というのはオフィス(事務所)ばかりでなく、むしろ個人・学校・家庭などでも使用され、というより、世の中全体ではむしろ個人・学校・家庭のほうが使用頻度が上回る場合があるということが判ったので、マイクロソフト社やアップル社でも「office suit」という呼称を止めて、「productivity suit 生産性スイート」と呼ぶようになってきており、業界全体がそれに追従しはじめている(日本では追従がワンテンポ遅れる傾向があるが、MSやAppleや大手の開発会社のサイトなどでは最近では日本語の説明でも「プロダクティビティ・スイート」や「生産性スイート」と呼び始めている。)。
企業ソフトウェア / 企業基盤ソフトウェア
エンジニアリングソフトウェア / シミュレーションソフトウェア
おおまかに見れば以上のような分類があるわけだが、細かく見てゆけば、この世で行われている仕事の種類や、タスクの種類、あるいは(特にスマートフォンやタブレット向けのアプリケーション開発が活発化してからは)一般的な仕事上の必要性だけでなく、個々人の趣味や興味の種類の数に対応するほどの、膨大な種類のアプリケーションが日々作られているような状況になっている。 まず、最近特に台数が圧倒的に増え、アプリケーションの数も他の種類のコンピュータよりも圧倒的に増えてきており、その開発に従事しているエンジニアの人数もすでに他種のアプリケーションを圧倒する状態になっている、スマートフォンやタブレット用のアプリケーションから解説することにする。詳細は「モバイルアプリケーション」を参照 近年のスマートフォンでは、購入時に、数十ほどのアプリケーションソフトウェアがあらかじめインストールされている(プリインストール)状態になっている。たとえば今仮に、Androidスマートフォンのうちシャープ製でソフトバンクから販売されているものを例にとると、以下のような状態である。 これでも実際のリストのまだ一部にすぎないが、ともかくこのように、スマートフォンのアプリでは、1980年代や1990年代にアプリケーションソフトウェアを分類していた時の、オーソドックスな(古臭い)カテゴリ枠ではもはや簡単に分類することができないような種類のアプリケーションが多数出現してきている。 Androidを搭載している端末ではGoogleアカウントでログインすれば、Google Play Storeに掲載されている250万種類以上のアプリケーションから自由に選んでダウンロードおよびインストールして使うことができる。しかも、一部に広告が少し表示されることを我慢すれば、ほとんどが無料である。開発者によっては、広告表示も一切無しで、アプリケーションを無料で人々に公開している。 オープンソースや自由ソフトウェアのAndroid向けアプリケーションを扱う、F-Droidというアプリケーションストアも存在する。 AppleのiPhoneやiPadでは、App Storeから多くのアプリケーションを入手できる。 携帯電話(フィーチャーフォン)用のアプリは携帯アプリと呼ばれていた。 コンテンツ開発ソフトウェア (contents development software) とは、他者に発信するための印刷コンテンツや電子コンテンツを制作するためのソフトウェア。グラフィックアート、電子出版、マルチメディア開発などが含まれる。 コンテンツ・アクセス・ソフトウェア (contents access software) は、基本的には編集することなくコンテンツにアクセスするソフトウェアだが、コンテンツ編集機能を持つ場合もある。デジタルエンターテイメントの消費を目的としたり、デジタルコンテンツを出版するのに使われることもある。 教育ソフトウェア (educational software) は、コンテンツアクセスと似ているが、教材を提示するだけでなくテストを課すことで学習状況を管理する点が特徴的である。また、グループウェア的要素を持つことが多い。
モバイルアプリケーション
Chrome(Google社の純正webブラウザGoogle Chrome)
Duo(ビデオ通話用アプリ)、Facebook(SNSのFacebookにアクセスするためのアプリ)
Gmail(Gmailを送受信するためのアプリ)、Google(Google検索をするためのアプリ)
Gyao!(映画・アニメ・音楽を楽しむためのアプリ)
Gガイド番組表(テレビの番組表を見るためのアプリ)
Netflix(Netflixで配信されているコンテンツを見るためのアプリ)
OfficeSuit(オフィススイート(プロダクション・スイート)のアプリ)
PlayStore(Google Playに掲載されているさまざまなアプリを検索しそれをダウンロード・インストールするためのアプリ)、YouTube(YouTubeのコンテンツを視聴したり、データをアップロードするためのアプリ)
アルバム(スマホで撮影した写真を閲覧したり、ファイルを整理・整頓したりファイル名を変更するなどのためのアプリ)
カメラ(スマホに内蔵されたレンズやCCDを使い、スマホをカメラとして使い撮影するためのアプリ)
カレンダー(暦の情報や当日が何日か判るカレンダーを確認したり、自分の予定などを記入しスケジュール管理もできるアプリ)
緊急速報メール(気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報などを自動受信し、持ち主に知らせてくれるアプリ)
ドライブ(Google Driveでのデータ保存や取り出しを管理できるアプリ)
マップ(Google Mapsで地球上のありとあらゆる場所の地図を表示し、道案内するアプリ)
プライムビデオ(Amazonプライム・ビデオを視聴するためのアプリ) [14]
携帯電話用アプリケーション
コンテンツ開発ソフトウェア
3DCGソフトウェア
アニメーションソフトウェア
グラフィックアートソフトウェア
画像編集 - ペイントソフト、ドローソフト
ビデオ編集ソフトウェア
サウンド編集ソフトウェア
ミュージックシーケンサー - 楽譜作成ソフトウェア
ハイパーメディア編集ソフトウェア - Webオーサリングツール
コンテンツアクセス・ソフトウェア
電子メディアアクセス - ウェブブラウザ、メディアプレーヤー、プレゼンテーションソフトウェア
娯楽/エンターテイメント - バーチャルペット、スクリーンセーバー、コンピュータゲーム
教育ソフトウェア
コンピュータ支援教育、eラーニング、CBT
エデュテイメント - タイピングソフト
プロダクティビティ・スイート(オフィス・スイート)有名なアプリケーションスイートの一例としてはOpenOffice.orgを挙げることができる。ソフトウェアスイートであり、そこにはワープロソフト、表計算ソフト・プレゼン用ソフト・データベースソフト・ドロー用ソフトなど複数のアプリケーションソフトウェアがまとめて入っていて、しかもオープンソースであり、無料でダウンロードして利用できた。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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