アブラアム=ルイ・ブレゲ
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1983年イスラエルエルサレムのL・A・メイヤー記念イスラム美術館(英語版)から盗まれ行方不明となっていたが、2007年11月11日に約25年ぶりに発見されて[5]ブレゲ社により本物と確認された。その後所有権をめぐって裁判が行われたが[4]、現在はエルサレムに返還されている[6]

2008年バーゼル・フェアで、ブレゲ本人や美術館が保管していたデッサンと、実際の写真などの技術的な情報を元に作られたレプリカNo.1160が出展され、前年に発見されたNo.160とともに展示された。出展されたレプリカは一点のみで、ブレゲ社からは現在のところ他のレプリカを作る予定も、販売する予定もない旨が発表されている。なおNo.1160の木製化粧箱は小トリアノン宮殿に生えていたマリー・アントワネットお気に入りのオークが使われており、彼女の部屋の床模様を模している。ブレゲ社は木の提供を受けて、小トリアノン宮殿と王妃の農村の修復事業に出資している。
製造した時計

1795年頃に製作した置時計(チューリッヒバイヤー時計博物館所蔵)

懐中時計 No.92(1785年制作、パリ工芸博物館所蔵)

脚注^ ノート:アブラアム=ルイ・ブレゲ参照。
^ Memoires - Abraham Breguet : horloger et physicien francais - 2016/01/20 Tele Matin
^ 『日本大百科全書』懐中時計の項目
^ a b TBS世界ふしぎ発見!「伝説の時計が語るベルサイユ マリー・アントワネット永遠の愛」2012年3月17日放送
^ ブレゲ作のマリー・アントワネットの懐中時計、25年ぶりに見つかる、AFPBB2007年11月13日
^ NHK総合発掘!お宝ガレリア「マリーアントワネット グレースケリー 迎賓館 世界の王室展」、2017年8月17日放送

参考文献

別冊家庭画報『世界の特選品 時計大図鑑』世界文化社

関連項目

ルイ・シャルル・ブルゲ - 末裔。フランス屈指の航空機メーカー、ブレゲー(ダッソー・ブレゲーを経て現ダッソー)を創業。

時計

フランク・ミュラー - ブレゲの再来と称されている時計技師

ジョージ・ダニエルズ - ブレゲの時計の研究・復元を行い、ブレゲの時計を著書で広く紹介した時計師

トゥールビヨン ?時の仕掛人? - 2008年、BSジャパンで放送の機械式腕時計の専門番組

外部リンク

ブレゲ社のサイト

アブラアム=ルイ・ブレゲ - Find a Grave(英語)

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