2021年5月よりアメリカ軍がアフガニスタンからの撤退を本格化させたことでターリバーンは攻勢に転じ、8月15日にはカーブルを陥落させ全土を制圧した後、バラダルはカタールのドーハから勝利宣言のビデオメッセージを発表し[46]、8月17日にはアフガニスタン帰国を果たした[8]。バラダルがアフガニスタン大統領になるのではないかとも推測されている[47][48]。
8月23日、極秘裏にカーブル入りしたバーンズCIA長官と会談したことが報じられる。会談内容は明らかにされていないが、新政権発足後もアメリカとの窓口役を果たしている姿を見せた[49]。
9月7日にターリバーンは暫定政権の閣僚を発表し、バラダルは副首相に就任した[4]。
対中関係ターリバーンと会談した中国外相の王毅
2021年7月、ターリバーンの代表団が訪中し、外相の王毅と会談。王毅と会談したアブドゥル・ガニ・バラダルは、「中国はアフガン人民が信頼できる友人だ」と述べた[50]。
関連項目
ムハンマド・オマル
オバイドラ・アフンド
ムッラー・ダードゥラー
特別行動センター (中央情報局)
脚注[脚注の使い方]^ “Taliban-led insurgency leaves 3 dozen dead, injured in Afghanistan