アバター_(2009年の映画)
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攻撃的ではなく草食ではあるが、昆虫を食べることもある[16]
サナター(パルルカン)
体長:5.6m以上、全高2.5m[14]。パンドラの陸上で最大の肉食動物。頭部の周りにあるブレードは、獲物の位置を特定するための感覚器官である。牙は20cmに及び、知覚のある10本のトゲ・敵を攻撃して毒液を放出する尾を有する。夜の狩りを好む。「パルルカン」はナヴィの言葉で「口の渇きを覚えるほどの恐怖をもたらす者」という意味である。
ヴァイパーウルフ(ナンタング)
全長:2m、全高1m[17]。地球のハイエナやオオカミに当たる生物。夜行性で、群れで行動する。霊長類のような足で木に登り、木の上でも狩りをする。仲間とはぐれたジェイクに群れで襲いかかるが、ネイティリの介入によりジェイクは命拾いをする。4亜種がいる。
スリンガー
全高:2.4m[17]。スリンスを祖先に持つとされる。パンドラの陸上で最も奇妙で最も危険な肉食動物。脱着可能な頭部を発射して獲物に刺し、高音の音を発して胴体を誘導する。頭部は獲物を食べた後に触手の様な器官で再度首に戻る。この「頭部」は実は子供であり、子供が大きくなって「首」に装着できなくなるまで共生が続き、子供は交尾を経て新たな個体になるが母親は子供なしには食事をとれないので餓死する。ナヴィは子供を(活かす場合もある)武器に利用したり、子供の体表に特定の樹液を塗って大人の個体の匂いを真似してナンタングなどを追い払う。[18]
メデューサ
直径:15m、触手の直径:3-8cm、触手の長さ:35mの巨大なクラゲ型飛行生物[19]。目が胴体の真下についており、下は360度の視界を持つ。胴体には獲物を消化してできた水素が充満しており、ガスを噴射したり液体で多少の空中移動が可能。個体同士で触手を絡める習性があり、地上が暗くなることもある。常に飢えた危険な生物であり、バンシーや人間を感電死させるほどの電流で獲物を殺したり力強い触手で絞め殺し、空中に触手で持ち上げて食べる。運動能力の乏しさから捕食者には弱いが、割れた風船の様な動きで敵を翻弄したり、有毒な水素ガスの噴射、電気パルスや電流の生成などの防御手段、ほとんど可食部分がなくて味もひどいため、よほど飢えたトゥルークでない限りは襲わない。[20]
ハンマーヘッド・ティタノテリウム(アングツィク)
全長:11m、全高:6.5m
[21]。地球のシュモクザメのような頭をしている角竜類の様な草食動物。縄張り意識が非常に強い。基本的に群れで行動する。長さ3メートルの頭に横向きに突き出た固い骨の上にはダイアホースと同じような突起に加え、羽の様な模様があり、威嚇する際にはこの羽を大きく広げる。頭部はキチン質で構成されており、その硬度はAMPスーツの30ミリ機関砲の攻撃を受けてもビクともしないほどである。
ヘクサピード(イェリク)
ジェイクが矢の練習の時に仕留めた鹿に似た生物。パンドラの生物でも特に美しい種類の一つと評される。成人の儀式として、戦士が最初に殺すことを許される動物である。
スタームビースト(タロアング)
全長:6m、全高:4.5 - 7m
[22][23]。特別編とエクステンデッド・エディションのみに登場。野牛と恐竜を掛け合わせたような生物。一頭の雄が沢山の雌と若い個体を引き連れて群れで行動する。皮膚はナヴィの矢や槍すら弾き返す程頑丈で、巨体と大きな角をいかした突進は強力である。弱点は体の側面にある呼吸器官である。
タピルス(フウァムポップ)
全長:1m、小型のバクを思わせる生き物で、グレイス博士がオマティカヤ族を訪れる場面で見られる。英語名は、ラテン語でバクを意味する。
オーストラピード
全高:4m[24]フラミンゴダチョウパラサウロロフスをあわせた様な姿を持つ。おとなしいが臆病で群れの仲間の動きを衝動的に真似して動くため、予測不能で危険な部分がある。[25]シルク・ドゥ・ソレイユの「トゥルーク、ザ・ファースト・フライ」に登場。
トゥータピード
全長:6m、全高:4m[26]カメとヒトデをあわせた様な姿を持つ。水陸両生で陸上に上がって日光浴をする。[27]シルク・ドゥ・ソレイユの「トゥルーク、ザ・ファースト・フライ」に登場。
イル
全長:2-15m(平均は7m)[28]の首長竜の様な海棲生物で、メトケイナ族がダイアホース代わりに乗る[29]。映像作品では、アバター・フライト・オブ・パッセージに登場。
ナルツァ
全長:40mの巨大な海棲生物で、シャチに似た出産と子育てを行うとされる。ホオジロザメにも似た巨大な顎と6つの鰓と装甲を持ち、ザトウクジラの様な4枚の胸びれを持つが背びれはない。沿岸の浅瀬に生息し、水面から飛び出して空中の獲物を狙う[29]。小型の近縁種により凶暴で素早いアクラがいる。映像作品では、アバター・フライト・オブ・パッセージに登場。
RDA社の装備品

ジェームズ・キャメロンは特別映像で「磁場が強いこの星では21世紀半ばの技術が最高水準の機能を発揮する」と語っており、パンドラに展開した装備の多くはアンオブタニウムの強力な磁場の影響を受けない旧式であったと思われる。兵器はすべて有人で軍事用ロボットは登場しないが、ブルドーザーなどの重機は遠隔操縦で無人化されている。

人間が搭乗する兵器はコックピット部分に気密性があり、エグゾパックを装着せずに操縦が可能だが、緊急用にエグゾパックを搭載している(ドラゴンのみ固定式の酸素マスクである)。
宇宙船
ISV ベンチャースター(ISV Venture Star)
全長:1502メートル。地球・パンドラ間の人材および貨物の輸送に使用されている宇宙船。
反物質を利用して加速し、光速の70%の速度(加速と減速にそれぞれ5ヶ月半かかる)で航行することが可能であり、地球から4.4光年離れたパンドラまでの航海時間は6.75年。航海時間が長いため乗員はコールドスリープされる。


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