アバター_(映画)
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演 - スティーヴン・ラング、日本語吹替 - 菅生隆之元海兵隊の大佐[7] で、RDA社の傭兵部隊Sec-Opsを率いる。地球では何度も戦争を経験しているが、パンドラに来てすぐに顔に重傷を負い、今もその時の傷跡が残る。大量の地下資源が存在するオマティカヤ部族の村の制圧を目論み、パンドラに来たばかりだったジェイクにナヴィをスパイ・懐柔するように指示する。足の不自由なジェイクに任務終了後は足の手術を約束する、目的を的確にこなした部下に「一杯おごるぞ」等、部下の面倒見は良く、約束事は必ず守る性格の持ち主で部下の信頼も厚い。だが生粋の軍人であり、先住民に対する文化相対主義的理解は身に着けてはいない人間として描かれている。したがってナヴィの人々の生活や文化に対しても理解を示さず「殲滅すべき敵」としか見ない好戦的な性格の持ち主でもあり、それゆえにジェイクらとはやがて敵対することとなる。最後はジェイク達を追い詰めるも、ネイティリの矢にて胸部を刺され死亡する。しかし、続編において死の間際に密かに量産していたナヴィのクローンに自らの記憶や目的を託していたことが明かされている。
トゥルーディ・チャコン
演 - ミシェル・ロドリゲス、日本語吹替 - 杉本ゆう元海兵隊員のヘリパイロット(大尉)。アバター計画の人員やアバターの輸送を担当するため、ジェイクやグレイス達と最も親しい軍人。軍人としては元々任務に実直だったが、暴力的な手段でナヴィ達を追い立てて土地を奪うクオリッチのやり方に反発し、ジェイク達と共に地球人居留地を出奔する。物語終盤の決戦では、自身の顔や愛機SA2-サムソンにナヴィの戦士風のペイントを施してパンドラ側の一員として戦いに参加する。クオリッチの乗る隊長機に奇襲を仕掛けるが、奮闘の末に撃墜されて戦死した。
パーカー・セルフリッジ
演 - ジョヴァンニ・リビシ、日本語吹替 - 難波圭一RDA社の社員で鉱物資源開発の責任者。株主の顔色やマスコミの評判ばかりうかがっている小物で狡猾な性格。オマティカヤ族の村への襲撃直前、ナヴィへの説得を願い出たジェイクに最後のチャンスを与えるなどするが、ナヴィの事を深く理解しようという意図から出たものではない。最終的に部下や傭兵残党と共にパンドラから追放される。
ノーム・スペルマン
演 - ジョエル・デヴィッド・ムーア、日本語吹替 - 清水明彦植物や自然を研究する人類学者。ジェイクの死んだ兄と一緒にアバター操作員としての訓練を受けていた縁で、ジェイクと行動を共にすることとなる。当初は学者でもないのにナヴィとの交流に成功したジェイクを快く思っていなかったが、次第にうち解けた。ジェイクと共に地球人居留地を出奔し、パンドラと地球との最終決戦にもアバターを使って参戦した。
マックス・パテル博士
演 - ディリープ・ラオ、日本語吹替 - 村治学アバターの開発者。クオリッチ達に反発して出奔したジェイク達に共感し、居留地に留まりながら地球側の情報を密かにジェイクに伝えていた。
ナヴィ
ネイティリ
(英語版)
演 - ゾーイ・サルダナ、日本語吹替 - 小松由佳ナヴィの狩猟部族、オマティカヤ族の族長の娘。自身も強力な戦士。最初はジェイクに敵意を表すが、母モアトの命で彼にナヴィの生き方を教えるうちに惹かれ合っていく。エクステンデッド・エディションでは、姉のシルワニンが森の伐採を怒ってオマティカヤ族の数人の兵士達と共にブルドーザーに放火をした報復にRDA社の傭兵部隊に自分の目の前で惨殺された過去がある事がグレイスの話で明らかになっている。
モアト
演 - CCH・パウンダー、日本語吹替 - 滝沢ロコネイティリの母親。「エイワ」の神託を伝える巫女。ジェイクを部族に受け容れる事を薦めた。
ツーテイ
演 - ラズ・アロンソ、日本語吹替 - 竹田雅則オマティカヤ族の戦士。ネイティリの婚約者で、次の部族長と目されている若者達のリーダー的存在。地球人への敵対心が強く、またネイティリと恋仲になったためにジェイクと対立していたが、ジェイクがトゥルークを手なつけたことで実力を認め、以後共闘することとなる。最後の決戦でイクランを駆って奮戦した果てに戦死する。
エイトゥカン
演 - ウェス・ステュディネイティリの父親でオマティカヤ族の族長。ジェイクが初の「戦士層」出身のアバターである事に興味を持ち、オマティカヤ族に受け容れる。クオリッチによる村の襲撃の際に死亡。
アクウェイ
演 - ピーター・メンサーナヴィの別の部族の族長。

その他の声の吹き替え:広瀬彰勇小形満大黒和広川島得愛石住昭彦世古陽丸乃村健次川田紳司込山順子大西健晴紗ゆり森結花庄司宇芽香船木真人片貝薫永木貴依子

設定「en:Fictional universe of Avatar」も参照
ナヴィ
パンドラに住む生物の中では最も知能の発達した種族の一つである巨人型有尾人種。身長は3メートル前後で、青い縞模様の肌、動く耳、大きな目、ネコのような鼻、犬歯、物をつかめる尾が特徴。首は人間の2倍の長さがあり、手足の指は4本。人間のDNA構造と良く似た組織構造をしている。骨格は天然の炭素繊維で補強されていて簡単には死なない。体力・敏捷性・器用さ・運動神経は地球人類のおよそ4倍になる[8]。原始的又は野生的な暮らしだが、星の自然の仕組みと密接に発展した独自の高度な文化を有する。後頭部から尾の様に伸びた長い巻き毛部分の先端に収められているフィーラー(Queue)を用いて生体電流による情報交感能力を持っており、それはパンドラの動物につなげることができる。この直接的なリンクにより動物と心を通わせることが可能で、仲間を呼びよせたり交通手段としてあやつることができる。なお、ナヴィのことを劇中ネイティリが後述のナヴィ語で「ネリ」と呼んでいるが、公式ガイドブックによるとナヴィ語でも「ナヴィ」である。
ナヴィ語
ナヴィが話す言語。地球の言語とは異なっているので、地球人ジェイクはネイティリから教えを受けても話せるようになるには苦労を要し、劇中後半で大勢を前に演説を行う際には通訳を必要とした。なお、オマティカヤ族はかつてグレイスの作った学校で地球語(英語)を教わっているので、ナヴィの部族としては唯一英語を話せる。
アバター
ナヴィと人間の人造ハイブリッド種。被験者たる人間のDNAとナヴィのDNAを掛け合わせて造られた人造生命体であり、個体としての意識はなく、脳の活動は、媒体交信者を必要としている。つまり、パンドラ生命体系の特有の生態交感能力を応用して、外部機械的神経介入によって動かす事の出来るバイオ科学で造られたマリオネットである。操作するに当たっては被験者との同調率が高くないと出来ない為、DNAの一致しない他人では操作出来ない。ジェイクは双子だった為に選ばれた特殊ケース。アバターとリンクしている間、被験者側は眠っている状態であり、アバター側が眠りに付くと被験者側が目覚める。ただ、トラブルなどでリンクが絶たれてしまった場合アバターは昏睡状態に陥り、その間まったくの無防備となってしまう。
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