()内はパンドラ側の呼称。ゲーム作品のみ登場の生物は除く。
ダイアホース(パリー)
全長:4.25メートル、全高:4.2メートル[11][12]。パンドラにおける、馬のような生物で、6本足で歩く。ナヴィは主に移動手段や狩りの時に使っている。雑食であり、主に樹皮や低木を食べる。花の蜜や虫を食べるために、長い舌をもつ。頭の後ろに2本の突起状のアンテナのような器官が付いており、ナヴィはそれとフィーラーを通じてダイアホースを操る。
マウンテン・バンシー(イクラン)
翼幅:14メートル。パンドラの山岳地帯に生息している、空中捕食動物。個体ごとに色、模様が異なる。サイズ的には翼竜、シルエット的にはミクロラプトルに近い姿をしているが、4枚の翼を使って鳥のように羽ばたいて飛行する。脚はなく、四肢が翼と一体化している。ナヴィにとってイクニマヤ(バンシーと心を通わせる行為)は、戦士になるためには避けて通れない通過儀礼である。ダイアホースと異なり、バンシーはたった一人のナヴィしか心を交わさない(ナヴィが複数のバンシーと心を交わせられるのかは不明)。若干小型の亜種にフォレスト・バンシー(イクラナイ)がいる[13]。
グレート・レオノプテリックス(トゥルーク:最期の影)
翼幅:25メートルから最大31メートル[14][15]。パンドラの空の王者として君臨する、巨大な空中捕食動物。バンシーと異なり、群れで行動することはない。ジェイクが接触した個体の色は赤(個体ごとに色が異なるのかは不明)。バンシー同様4枚の羽を使って飛行するが、大きさは約三倍ほども大きい。「最期の影」とは、「レオノプテリックスが自分の上に影を落とすことがあれば、それがこの世で見る最期の影」という意味である。天敵がいない為、視界外の頭上などは基本的に無警戒。これに乗ったナヴィはトゥルーク・マクトと呼ばれ、バラバラに分かれていた部族を一つにまとめ上げたという伝説がある。しかし、トゥルーク・マクトは太古の昔から数えてネイティリの先祖を含めてわずか五人しかいない。その話を聞いていたジェイクは失った信用を取り戻す為に、レオノプテリックスと絆を結ぶことを思いついた。
プロレムリス(シャクシュク)
全高:1.5m。青色の猿のような生物。黄色い目をしている。攻撃的ではなく草食ではあるが、昆虫を食べることもある[16]。
サナター(パルルカン)
体長:5.6m以上、全高2.5m[14]。パンドラの陸上で最大の肉食動物。頭部の周りにあるブレードは、獲物の位置を特定するための感覚器官である。牙は20cmに及び、知覚のある10本のトゲ・敵を攻撃して毒液を放出する尾を有する。