アバウト・シュミット
About Schmidt
監督アレクサンダー・ペイン
脚本アレクサンダー・ペイン
ジム・テイラー
原作ルイス・ベグリー
『アバウト・シュミット』(About Schmidt)は、ルイス・ベグリーの同名小説を原作とする2002年製作のアメリカ映画である。アレクサンダー・ペイン監督。
ジャック・ニコルソンがゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)などを受賞した。 ネブラスカ州オマハの保険会社でアクチュアリーとして働いていた平凡な66歳男性のウォーレン・シュミットは退職した。しかし退職後の新しい生活に馴染めず、自分には価値がなくなったように感じていたウォーレンは、テレビ・コマーシャルでアフリカの子供たちを援助するプログラムを知り、6歳の少年ンドゥグの養父になって彼に手紙を書くようになる。しかし、家族のことなどを書いてゆくうちに世の中や自分の境遇に関する怒りがこみ上げてくる。そんな折に妻のヘレンが急死してしまう。しかも妻が過去に自分の親友レイと浮気していた事を知ってしまい、やり場のない気持ちを持て余したウォーレンは、トレーラーハウスで一人娘ジーニーの結婚式の手伝いにデンバーに行くことにする。しかし、ジーニーに手伝いは要らないと断られたウォーレンはそのまま旅に出るが、キャンプ場ではトラブルを起こしてしまう。 娘の婚約相手ランドールの実家を訪ねたウォーレンは、ランドールの母親ロバータをはじめ、彼の家族がとんでもない連中だと知ると、ジーニーに結婚をやめるように諭すが、そんな父親の言葉に娘が耳を貸すことはなかった。 意に反して娘の結婚式を無難にこなし、やがて帰宅したウォーレンは留守中に届いていたチャリティ団体からの手紙を見つける。そこにはンドゥグが描いた絵が同封されていた。それを見たウォーレンは涙を流す。
あらすじ
キャスト
ウォーレン・シュミット - ジャック・ニコルソン(日本語吹替:石田太郎)
ロバータ・ハーツェル - キャシー・ベイツ(日本語吹替:一城みゆ希)
ジーニー・シュミット - ホープ・デイヴィス(日本語吹替:渡辺美佐)
ランドール・ハーツェル - ダーモット・マルロニー(日本語吹替:内田直哉)
ヘレン・シュミット - ジューン・スキッブ(日本語吹替:前田敏子)
ラリー・ハーツェル - ハワード・ヘスマン(日本語吹替:村松康雄): ランドールの父親。ロバータの元夫。
ジョン・ラスク - ハリー・グローナー
ヴィッキー・ラスク - コニー・レイ
レイ・ニコルス - レン・キャリオー(日本語吹替:上田陽司)
脚注^ a b c “About Schmidt (2002)” (英語). Box Office Mojo. 2011年4月20日閲覧。
外部リンク
アバウト・シュミット - allcinema
⇒アバウト・シュミット - KINENOTE
About Schmidt - オールムービー(英語)
About Schmidt - IMDb(英語)
About Schmidt - TCM Movie Database(英語)
About Schmidt - Rotten Tomatoes(英語)
表
話
編
歴
AARP大人のための映画賞 作品賞
2001-2020年
ランタナ(英語版) (2001)
アバウト・シュミット (2002)
ミスティック・リバー (2003)
Ray/レイ (2004)
カポーティ (2005)
ラストキング・オブ・スコットランド (2006)
マイ・ライフ、マイ・ファミリー (2007)
フロスト×ニクソン (2008)
インビクタス/負けざる者たち (2009)
英国王のスピーチ (2010)
ファミリー・ツリー (2011)
マリーゴールド・ホテルで会いましょう (2012)
それでも夜は明ける (2013)
博士と彼女のセオリー (2014)
スポットライト 世紀のスクープ (2015)
ラビング 愛という名前のふたり (2016)
スター・ウォーズ/最後のジェダイ (2017)
グリーンブック (2018)
アイリッシュマン (2019)
ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ (2020)
2021-2040年
ベルファスト (2021)
トップガン マーヴェリック (2022)
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン (2023)