アニー
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脚本と楽曲に大幅な改訂が加えられたが、ブロードウェイで上演されるには至らなかった[38]

1993年には脚本と楽曲が類似した『アニー・ウォーバックス(英語版)』という続編が製作された。『アニー』試験興行が行われたグッドスピード・オペラ・ハウスにてマイケル・P・プライスによる演出でワークショップが行われた。オフ・ブロードウェイにあるバラエティ・アーツ・シアターで開幕し、200回上演された。
楽曲


第1幕


Overture ? オーケストラ

"Maybe" ? アニー、孤児たち

"It's the Hard Knock Life
" ? アニー、孤児たち

"It's the Hard Knock Life" (Reprise) ? 孤児たち

"Tomorrow" ? アニー

"We'd Like to Thank You, Herbert Hoover" ? フーバービルの人々

"Little Girls" ? ミス・ハニガン

"Little Girls" (Reprise) ? ミス・ハニガン

"I Think I'm Gonna Like It Here" ? グレース、アニー、スタッフ

"N.Y.C." ? ウォーバックス、グレース, アニー、スターを目指す人々、コーラス

"N.Y.C." (Reprise) / "Lullaby" ? ウォーバックス

"You Make Me Happy" ? ミス・ハニガン, グレース †

"Easy Street" ? Rooster, ミス・ハニガン、リリー

"You Won't Be an Orphan for Long" ? グレース、ウォーバックス

"Why Should I Change a Thing?" ? ウォーバックス ‡

"Maybe" (Reprise) ? アニー


第2幕


"Maybe" (Reprise II) ? アニー

"You're Never Fully Dressed Without a Smile" ? バート・ヒーリー、ボイレン・シスターズ

"You're Never Fully Dressed Without a Smile" (Children Reprise) ? 孤児たち

"Easy Street" (Reprise) ? Rooster, ミス・ハニガン、リリー

"Tomorrow" (Cabinet Reprise) ? アニー、ルーズベルト、ウォーバックス、閣僚

"Tomorrow" (Cabinet Reprise II) ? ルーズベルト、閣僚

"Something Was Missing" ? ウォーバックス

"Annie" ? グレース、ドレイク、スタッフ

"I Don't Need Anything But You" ? ウォーバックス、アニー

"Maybe" (Reprise III) ? アニー

"A New Deal for Christmas" ? ウォーバックス、グレース、アニー、ルーズベルト、スタッフ

"Tomorrow" (Finale) ? カンパニー


† 1997年、ブロードウェイ再演でネル・カーターのシーンのために追加された。その後のプロダクションでは使用されていない。
‡ 2000年、オーストラリア・プロダクションのアンソニー・ウォーロウのシーンのために追加された。以降オプションとなったが、2012年のブロードウェイ再演でウォーロウが出演した際は使用されなかった[39]。ポール・マッカートニーがこの全曲の版権を所有している。日本では和田アキ子が「トモロウ」を「ジョージアコーヒー」の為新たな日本語訳でカバーしシングルが発売された。
レコーディング

1977年、オリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディングがリリースされ、1998年9月15日、ソニーからボーナス・トラックを収録したCDがリリースされた(ASIN: B00000AG6Z)。1995年、ワシントン・ナショナル交響楽団が演奏し、アニー役はサラ・フレンチ、ミス・ハニガン役はキム・クリスウェル、ウォーバックス役はロン・レインズが演じたロンドン・スタジオ・キャスト・レコーディングがリリースされた。

2008年、タイム・ライフ・レコードから30周年キャスト・レコーディングがリリースされた。キャロル・バーネットサリー・ストラザース、キャシー・リー・ギフォード、アンドレア・マカードル、ジョン・シャック、ハーヴ・プレスネル、ゲイリー・ビーチ、アマンダ・バロンなどの元出演者たちによるオールスター・キャストのほか、30周年ツアー公演出演者が参加している。1枚目に公演全編を収録し、2枚目にオリジナル・プロダクションからカットまたは追加された楽曲、および続編『アニー2: ミス・ハニガンズ・リベンジ』の楽曲、1977年の『アニー・クリスマス・スペシャル』の楽曲を収録した2枚組CDとなっている。ブックレットは『リトル・マーメイド』のアリエルやアースラのクリエイターであるフィロ・バーンハートがコミック・ブック・スタイルで描いている[40]
映画およびテレビ詳細は「アニー (1982年の映画)」、「アニー (1999年の映画)」、および「ANNIE/アニー」を参照

1982年にはコロンビア ピクチャーズによりミュージカル映画アニー』が製作された。ウォーバックス役はアルバート・フィニー、ミス・ハンニガン役はキャロル・バーネット、グレース・ファレル役はアン・ラインキング、ルースター役はティム・カリー、リリー役はバーナデット・ピーターズ、アニー役はアイリーン・クインが演じている。1995年には続編となるテレビ映画アニー2』も製作され、アシュレー・ジョンソンジョーン・コリンズ、ジョージ・ハーン、イアン・マクダーミドが出演した。『Tomorrow 』のリプライズ以外の曲は使用されていない。

1999年にはディズニーによってテレビ映画としてリメイクされた。ロブ・マーシャルが監督し、ウォーバックス役はヴィクター・ガーバー、ミス・ハニガン役はキャシー・ベイツ、グレース・ファレル役はオードラ・マクドナルド、ルースター役はアラン・カミング、リリー役はクリスティン・チェノウェス、アニー役は新人のアリシア・モートンが演じている。

2006年、オリジナル・ブロードウェイおよび全米ツアーで孤児役の1人であったジュリー・スティーヴンスおよびパートナーのギル・ケイツ・ジュニアの監督およびプロデュースによりドキュメンタリー映画『Life After Tomorrow』が製作された。孤児役を演じた女性40名以上が集結し、文化的現象ともなった『アニー』に子役として出演した経験を語った。ショウタイムで公開され、2008年にDVDでリリースされた。

2011年1月、『バラエティ』誌により、ウィル・スミスが映画の現代版リメイクを検討し、妻ジェイダ・ピンケット=スミスとラッパーのジェイ・Zがプロデュースし、コロンビア映画で公開されると報じられた[41]


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