1989年12月にはワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターにて『ハニガンの復讐』(通称:Annie2)が開幕したが酷評を受けた。脚本と楽曲に大幅な改訂が加えられたが、ブロードウェイで上演されるには至らなかった[38]。
1993年には脚本と楽曲が類似した『アニー・ウォーバックス
(英語版)』という続編が製作された。『アニー』試験興行が行われたグッドスピード・オペラ・ハウスにてマイケル・P・プライスによる演出でワークショップが行われた。オフ・ブロードウェイにあるバラエティ・アーツ・シアターで開幕し、200回上演された。
第1幕
Overture ? オーケストラ
"Maybe" ? アニー、孤児たち
"It's the Hard Knock Life
第2幕
"Maybe" (Reprise II) ? アニー
"You're Never Fully Dressed Without a Smile" ? バート・ヒーリー、ボイレン・シスターズ
"You're Never Fully Dressed Without a Smile" (Children Reprise) ? 孤児たち
"Easy Street" (Reprise) ? Rooster, ミス・ハニガン、リリー
"Tomorrow" (Cabinet Reprise) ? アニー、ルーズベルト、ウォーバックス、閣僚
"Tomorrow" (Cabinet Reprise II) ? ルーズベルト、閣僚
"Something Was Missing" ? ウォーバックス
"Annie" ? グレース、ドレイク、スタッフ
"I Don't Need Anything But You" ? ウォーバックス、アニー
"Maybe" (Reprise III) ? アニー
"A New Deal for Christmas" ? ウォーバックス、グレース、アニー、ルーズベルト、スタッフ
"Tomorrow" (Finale) ? カンパニー
† 1997年、ブロードウェイ再演でネル・カーターのシーンのために追加された。その後のプロダクションでは使用されていない。 1977年、オリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディングがリリースされ、1998年9月15日、ソニーからボーナス・トラックを収録したCDがリリースされた(ASIN: B00000AG6Z)。1995年、ワシントン・ナショナル交響楽団が演奏し、アニー役はサラ・フレンチ、ミス・ハニガン役はキム・クリスウェル、ウォーバックス役はロン・レインズが演じたロンドン・スタジオ・キャスト・レコーディングがリリースされた。 2008年、タイム・ライフ・レコードから30周年キャスト・レコーディングがリリースされた。キャロル・バーネット、サリー・ストラザース、キャシー・リー・ギフォード、アンドレア・マカードル、ジョン・シャック、ハーヴ・プレスネル、ゲイリー・ビーチ、アマンダ・バロンなどの元出演者たちによるオールスター・キャストのほか、30周年ツアー公演出演者が参加している。1枚目に公演全編を収録し、2枚目にオリジナル・プロダクションからカットまたは追加された楽曲、および続編『アニー2: ミス・ハニガンズ・リベンジ』の楽曲、1977年の『アニー・クリスマス・スペシャル』の楽曲を収録した2枚組CDとなっている。ブックレットは『リトル・マーメイド』のアリエルやアースラのクリエイターであるフィロ・バーンハートがコミック・ブック・スタイルで描いている[40]。 1982年にはコロンビア ピクチャーズによりミュージカル映画『アニー』が製作された。ウォーバックス役はアルバート・フィニー、ミス・ハンニガン役はキャロル・バーネット、グレース・ファレル役はアン・ラインキング、ルースター役はティム・カリー、リリー役はバーナデット・ピーターズ、アニー役はアイリーン・クインが演じている。
‡ 2000年、オーストラリア・プロダクションのアンソニー・ウォーロウのシーンのために追加された。以降オプションとなったが、2012年のブロードウェイ再演でウォーロウが出演した際は使用されなかった[39]。ポール・マッカートニーがこの全曲の版権を所有している。日本では和田アキ子が「トモロウ」を「ジョージアコーヒー」の為新たな日本語訳でカバーしシングルが発売された。
レコーディング
映画およびテレビ詳細は「アニー (1982年の映画)」、「アニー (1999年の映画)」、および「ANNIE/アニー」を参照