この映画は70年代後半のファッション界にも影響があった。数多くの女性がダイアン・キートンのファッションを取り入れた。ベストの上にオーバーサイズの男っぽいブレザー、太いズボンかロングスカートと、ブーツ。それからラルフ・ローレンのネクタイも身につけたりする。このファッションはよく「アニー・ホール・ルック」と呼ばれた。
1995年、ウディ・アレンは当時のことを思い出して述べている。「アニー・ホールの衣装係の女性がやって来て、彼女(ダイアン・キートン)にあれを着ないように言って下さい、あれを着てはいけません、ばかげてるわ、と言う。ぼくは言ってやった。ほっとくんだ。彼女は天才なんだから。ほっとこう。彼女が着たいものを着せよう」。
出典^ a b “Annie Hall (1977)
表
話
編
歴
ウディ・アレン監督作品
1960年代
どうしたんだい、タイガー・リリー? (1966)
泥棒野郎 (1969)
1970年代
ウディ・アレンのバナナ (1971)
ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう (1972)
スリーパー (1973)
ウディ・アレンの愛と死 (1975)
アニー・ホール (1977)
インテリア (1978)
マンハッタン (1979)