2016年5月12日、グレイは第69回カンヌ国際映画祭で『Ad Astra』の監督・脚本を務める計画を発表した[4]。
2017年4月、『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』のプロモーション中にグレイは『Ad Astra』のストーリーをジョゼフ・コンラッドの『闇の奥』と比較した。また2017年7月17日に撮影開始予定であることを明かした[5]。
2017年4月10日、グレイはブラッド・ピットの出演を明かした[6]。6月、トミー・リー・ジョーンズが行方不明となったピットのキャラクターの父親役にキャスティングされた[7]。8月、ルース・ネッガ、ジョン・フィン、ドナルド・サザーランド、ジェイミー・ケネディがキャストに加わった[8][9][10][11]。
2017年8月、主要撮影がカリフォルニア州サンタクラリタで始まった[12][13]。 20世紀フォックス配給で2019年1月11日に公開される予定だったが[14]5月24日に延期され[15]、のちに再度延期され同年9月20日全米公開予定となった[16]。 オープニング興収は約1920万ドルで2位デビュー[17]。 本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには369件のレビューがあり、批評家の一致した見解は「『アド・アストラ』は広大な宇宙の果てまで視覚的にスリリングな旅をしながら、親子の絆の核心に向けた野心的な道筋を描いている。」となっており、批評家支持率は84%、平均点は10点満点で7.54点となっている[18]。Metacriticには56件のレビューがあり、加重平均値は80/100となっており、好意的な評価を得た[19]。
公開
評価
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ディズニーが20世紀フォックスを買収したため、同社での配給予定だった『ターミネーター:ニュー・フェイト』以降は、ウォルト・ディズニー・ジャパン配給となる。
出典^ a b c “Ad Astra
^ 『キネマ旬報』2020年3月下旬特別号 63頁
^ “アド・アストラ”