Mk.16 GMLSから発射される場合、ランチャー全体が発射方位に旋回し、発射に使われる発射筒の組が一定仰角45度に起き上がって、ロケットが発射される。ミサイルは無誘導で放物線を描いて弾道飛行する[3]。飛翔距離は事前に入力されており、その距離を飛翔すると、ロケット・モーターが外れてパラシュートが開き、魚雷を減速させて水面に着水させる。着水の衝撃でパラシュートが外れ、魚雷は設定深度まで沈下したのち、捜索パターンに従って目標捕捉運動に入る[4]。
また1980年代には、Mk 41 VLSに対応した派生型としてRUM-139 VLA(Vertical Launch ASROC)が開発・配備された[4]。 アメリカ海軍
攻撃の流れを示したスキーマ
Mk.112アスロックランチャー
護衛艦「とね」によるアスロック発射
運用国と装備艦艇
原子力ミサイル巡洋艦「ロングビーチ」
オールバニ級ミサイル巡洋艦
リーヒ級ミサイル巡洋艦
原子力ミサイル巡洋艦「ベインブリッジ」
ベルナップ級ミサイル巡洋艦
原子力ミサイル巡洋艦「トラクスタン」
カリフォルニア級原子力ミサイル巡洋艦
バージニア級原子力ミサイル巡洋艦
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦[注 1]
ギアリング級駆逐艦[注 2]
カーペンター級駆逐艦[注 3]
嚮導駆逐艦「ノーフォーク」[注 3]
ミッチャー級駆逐艦[注 4]
ファラガット級駆逐艦 (1958年)
フォレスト・シャーマン級駆逐艦[注 5]
チャールズ・F・アダムズ級ミサイル駆逐艦
スプルーアンス級駆逐艦[注 6]
キッド級ミサイル駆逐艦
ブロンシュタイン級フリゲート
ガーシア級フリゲート