アシスタント_(漫画)
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ただ、谷村ひとしは、週刊少年ジャンプなどで連載を持っていた頃は自らアルバイト情報誌FromA」に求人広告を掲載してアシスタントを募集し、応募者と直接面接していたことを述べている[3](記事によると、当時エスパー伊東板垣恵介らが面接に訪れている)。

現在[いつ?]では、インターネットの普及により、アシスタント探しもネット上で行われるようになってきた。特にJ.A.C.(Japan Assistants Club)の利用率が高い。他には赤松健が立ち上げたマッチングサイト「GANMO(がんも)」などがある。また、出版社が漫画雑誌のウェブサイトで募集し、連載作家に斡旋することもある[4]
アメリカンコミック

アメリカンコミックでは人物や背景の専門にとどまらず、スクリプト(脚本)を書くライター漫画原作者に相当する)、下絵を専門にするペンシラー、ペン入れを担当するインカー、彩色を行うカラーリスト(英語版)、レタリングを担当するレタラーなど、専門家による高度な分業体制が取り入れられており、巻末には名前と役割が明記され、給与や印税も事前の契約に従って分配される。日本の漫画のような形態のアシスタントは一般的ではない。

補助ではなくそれぞれの技能を持って作品に参加していることから著作権の帰属や報酬について論争が多く、物語と絵を作成するペンシラーやライターと、出版社に雇用され作品ごとに担当(職務著作)するインカーやレタラーの意識の差などでクリエイター側が纏まらず、キャラクターを使用する権利や二次的利用のロイヤルティを巡る裁判が幾度となく起こされている(アメリカン・コミックスにおけるクリエイターの権利を参照)。
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g 「ヤングアニマルZERO特集 「ドゥルアンキ」「ベルセルク」三浦建太郎インタビュー&スタジオ我画潜入レポート」『コミックナタリー』株式会社ナターシャ。2021年5月22日閲覧。
^ “漫画『ちびまる子ちゃん』の新作が「りぼん」11月号に掲載決定!”. さくらももこ公式ブログ (2019年9月2日). 2022年1月3日閲覧。
^ 「谷村ひとし 爆裂!!オカルト攻略塾」『日刊スポーツ』、2016年7月6日、大阪版、22面。
^新人賞 / アシスタント募集 - 講談社少年マガジンR

関連項目

日本の漫画家#アシスタントとスタジオ

イエス小池 - ほぼ専業のアシスタント。宝塚大学のマンガ背景美術で非常勤講師を務めている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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