アサヒスーパードライ
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それに伴い、年間販売目標を当初の320万箱から樽生の発売に伴い360万箱に、6月中旬には神奈川工場[注 10]、名古屋工場に加え、博多工場にも製造工場を拡大して500万箱に引き上げている[34](すべて大瓶換算)[16][35][36]

2014年12月下旬(Cロット)製造分よりクオリティアップが実施され、新たにフレッシュな状態のスーパードライ酵母「ゴールデンドライ酵母」を使用することにより、贅沢なコクとキレが更に向上した。デザインは、缶中央の英文表記がなくなった一方で、「ドライプレミアム」が大きくなり、その下には「ゴールデンドライ酵母&国産ゴールデン麦芽使用」と表記されるようになっている(瓶のラベルは変更なし)[37]。後述する後継商品の「ドライプレミアム 豊醸」と入れ替わる形で2015年12月下旬(Cロット)を以って生産終了、2016年4月12日を以って販売終了となった。


ドライプレミアム 香りの琥珀(缶(500ml / 350ml))

2014年11月5日発売。贅沢なコクとキレはそのままに、7種類の厳選したホップと黒麦芽由来の麦芽エキスを原材料の一部に使用することで、奥行きのある芳醇な香りを実現したギフト限定のプレミアムビール。アルコール度数は2013年のギフト版と同じ5.5%[38]


ドライプレミアム 初仕込みプレミアム(缶(500ml / 350ml))

2014年12月24日発売。贅沢なコクとキレはそのままに、2014年に収穫した国産ゴールデン麦芽、国産ホップ(一部使用)、国産米を使用し、爽やかなホップの香りと麦のうまみを実感できる味わいに仕上げた[39]


ドライプレミアム 煎りたてコクのプレミアム(缶(500ml / 350ml))

2015年2月17日発売。フレッシュなロースト香を有する「煎りたて国産麦芽」を一部使用することで、香ばしいコクと香りを、アルコール度数6.5%で、豊かな飲みごたえを実現した[40]


エクストラシャープ(缶(500ml / 350ml))

2015年3月31日発売。氷点下でろ過する「エクストラコールドろ過製法」と、発酵度を高めアルコール度数を5.5%に高めたことによって、「超辛口のスーパードライ」”を作り上げた[41]


ドライプレミアム 豊醸(ほうじょう)(缶(500ml / 350ml)・瓶(500ml中瓶))

2016年4月12日発売。先述のドライプレミアム(オリジナル)の事実上の後継商品。厳選した良質麦芽とチェコ・ザーツ産の最高級ファインアロマホップをふんだんに使用しドライプレミアム史上最大級のコクと香りを実現した。その後、販売需要が低迷し2021年末までに製造・販売終了となった。以後の贈答用としての需要は麦芽100%プレミアム生ビールの「花鳥風月」(2024年3月販売終了。ただし、東北地区に限り、通年販売商品〈レギュラー商品〉として購入可能だった)を経て、ドライプレミアム 豊醸同様の米やコーン・スターチ等の副原料を用いたブレンデッドプレミアム生ビールの「アサヒ食彩」がその代替を担うこととなった。アルコール度数は6.5%。


スーパードライ 瞬冷辛口(しゅんれいからくち)(缶(500ml / 350ml))

2017年5月30日発売。当初は夏季限定商品として販売されていたが2018年5月より通年販売商品(レギュラー商品)に昇格。その後販売需要が低下しただけでなく、スーパードライ(オリジナルテイスト)が2022年2月中旬(Zロット)の全面改良に伴い、そのまま製造・販売終了となった。アルコール度数は5.5%。


ドライクリスタル(缶(500ml / 350ml))

2023年10月11日発売。日本国内のビール類市場における酒税改正に伴うビール減税によりビールへの回帰が進んでいることや、その一方で1990年代後半以降に生まれた若年の大人を中核とした若者のアルコール飲料離れなどの風潮を背景に開発されたスーパードライシリーズ初のライトビール。冷涼感が特長のドイツ産ホップ「ポラリス」を一部使用するとともにスーパードライ(オリジナルテイスト)よりも発酵度を上げることで、透明感のある味わいと本格的な飲みごたえを実現した。アルコール度数は3.5%[42]


関連商品
「アサヒ318号酵母」を使用した商品


アサヒスーパーモルト(缶(500ml/350ml/300ml)・瓶(500ml中瓶/334mlスタイニーボトル)・樽生(10L/5L))

2000年1月14日と1月24日に順次発売。厳選された麦芽を100%使用し、発酵力の強さを特徴とする「アサヒ318号酵母」を使用することによって、麦芽100%ビールの「重さ」「飲みにくさ」、ライトビールの「水っぽさ」「物足りなさ」を解消し、クリアで軽やかな飲み口を実現したほか、アルコール分を約3.5%と従来よりも低く設定すると同時に、カロリーを約30%削減している。また、ビール好きにとって「ちょっと飲みたい」シーンで気軽に飲むのに丁度良いサイズとして300ml缶を初めて採用した
[43]

当初は好調で、3月25日より業務用市場向けに中瓶と樽生を発売[44]し、大瓶換算で317万箱程度[45]を売り上げた。

2001年4月4日には、リニューアルを行い、軽やかな飲み口はそのままに、コク感をややアップさせた[45]が、その後は売り上げが減少し、2006年8月に製造終了した。


アサヒ新生/アサヒ新生3(第三のビール(その他の醸造酒(発泡性)@))(500ml/350ml/250ml缶)

2005年4月20日発売。大豆ペプチドを使用しアサヒ318号酵母を活性化させることで、発酵度を高める『新生高発酵製法』を採用し、キリッとした新しいのどごしを実現した[46]

当初は好調で、1ヶ月強で大瓶換算で400万箱強を売り上げ、7月20日に250ml缶を追加[47]した。

しかし、売り上げで『キリンのどごし<生>』や『サッポロドラフトワン』を上回るには至らず、11月22日に「新生高発酵製法」に磨きをかけると共に、仕込み工程で大豆ペプチド・酵母エキス・ホップを絶妙なレシピで仕込む「新生トライアングル仕込み法」を開発することで、雑味を低減し、進化したキレを持つ新商品として「アサヒ新生3」にリニューアルを行った[48]が、大きな改善には至らず、その後は新商品の登場とともに売り上げが減少したことに加え、アサヒビール自体も前年に『クリアアサヒ』を発売し、好調な売り上げを記録したこともあり、2009年2月に製造終了した。
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