アグネス・ラム
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

ダイハツ工業のCMに出演した際、その車の受注台数が月間目標台数の2倍以上になるという現象も起きた[16]。同年には『週刊プレイボーイ』、『平凡パンチ』、『GORO』、『明星』、『週刊少年マガジン』のほか、当時のアイドル雑誌『ガール・ガール・ガール』(集英社)、『クランクイン』(辰巳出版)などの表紙・グラビアに多数登場した。他に「週刊読売」の表紙を10週分飾った。

1976年7月に予定されていた来日は直前にキャンセルされる。過密スケジュールとマスコミの取材攻勢を嫌ったアグネスが拒否したのではないかと噂する者もいた[5]

1976年9月にプロモーション映画『太陽の恋人 アグネス・ラム』(東映25分、三堀篤監督、高中正義音楽・主題歌「Sweet Agnes」)が公開された。

1976年11月、来日。スター千一夜(11月12日放送分)に出演。

11月13日、東京都渋谷区の東急百貨店本店屋上で、彼女のサイン会[注釈 3]が行われた。約2000人が訪れ、なかには会場に入りきれずに隣のビル屋上にまで詰めかけた者もいた[17]。“アイドルはまず歌手活動がメイン”というのが常識だった時代にグラビアを中心とした芸能活動を行い、のちに元祖グラビアアイドルと呼ばれるようになった[18]

1976年12月31日NHK紅白歌合戦に応援ゲストとして出場(以後、何回か出場)[19]

1977年、第1回ひろしまフラワーフェスティバルにゲスト出演。アグネス目当ての群衆が殺到し、最終的に本人は消防車で会場を脱出する事態となったが、同イベントの立ち上げと成功に寄与した[20]1977年7月、シングル『雨あがりのダウンタウン』をリリースし歌手デビューも果たす。同年夏は後楽園ジャンボプールで2ステージ(水着披露とシングル『雨あがりのダウンタウン』歌唱キャンペーン)アグネス目当てに5万人来場。

1979年 - 1981年 大磯ロングビーチの初代キャンペーンガール[21]

1981年、『帰ってきた若大将』(加山雄三主演、ハワイでロケ)にゲスト出演した。

1983年引退。
その後

1990年代初頭に「金鳥 タンスにゴン」のCM出演をした。1996年 - 1997年ダイハツ・パイザーのCMに出演[4]。この時のCMコピーは「おっ、パイザー!」である[22]2000年には『あの人は今』(日本テレビ)にも出演した。

2018年2月現在、夫のテリーとともに釣り船Nalani Lを[7]経営する。アグネスは予約受付やバックオフィス担当[23]

近年は三洋物産パチンコ台「海物語シリーズ」とのコラボレーションで知られている。
出版
写真集

1993

池谷朗『金環蝕―池谷朗写真集』
竹書房 ISBN 4-88475243-0(オムニバス)


1999

池谷朗『20世紀を輝いた美女たち―スター青春グラフィティ 池谷朗「昔」写真館』ケイエスエス ISBN 4-87709374-5(オムニバス)


2000

『20世紀のヴィーナス―1966-2000』集英社 ISBN 4-08780319-8 (オムニバス)

長友健二『AGNES LUM』ハローケイエンターテインメント ISBN 4-584-17079-7


2012

『The グラビアアイドル 楽園の妖精 アグネス・ラム写真集』平凡パンチ特別編集 マガジンハウス ISBN 978-4-83872468-0


2017

池谷朗『アグネス・ラム写真集 「1974Memories」』双葉社 ISBN 978-4-57531214-0


その他

1998

稲治毅『エデンの南 Agnes Lum My Hawaiian Way of Life』
彩文館出版 ISBN 4-916115-12-0


2007

長友健二『アグネス・ラムのいた時代』長田美穂編、中央公論新社<中公新書ラクレ> ISBN 978-4-12-150238-4

団塊パンチ編集部『団塊パンチ 4』飛鳥新社 ISBN 978-4-87031784-0


電子書籍

2019

長友健二・池谷朗 『アグネス・ラム 砂浜の恋人 週刊ポストデジタル写真集』
小学館 ASIN B07TVHQGJV(Kindle版)


CD-ROM

2001

池谷朗『HIBISCUS』デジタルアドベンチャー・オリンパス DBOOK-1301


ディスコグラフィ
シングル

1977

雨上がりのダウンタウン(
WARNER, L-100W)c/w I'm Agnes


1978

さよならは言わない(Never Can Say Good-bye)(WARNER, L-203W)c/w グッバイ・ドリーマー[24]


アルバム

1977

I Am Agnes Lum(Warner-Pioneer Corporation, L-11001W)


1978

With Love さよならは言わない(Warner Bros. Records, L-11003W)


2002

アグネス・ラム ? Best(Pony Canyon, PCCA 01832)


2014

With Love さよならは言わない(Solid Records, CDSOL-1590)(1978年のレコードの再版)
[25]


フィルモグラフィ
映画

太陽の恋人 アグネス・ラム1976年9月15日公開) - 製作=東映 / 監督:三堀篤、音楽:高中正義

帰ってきた若大将1981年2月11日公開) - 製作=東宝 / 主演:加山雄三 / 監督:小谷承靖

テレビ

火炎樹(フジテレビ)※ドラマは初挑戦
[26]

大空港 第22話「雪原の大追跡 大統領令嬢に危機迫る!!」(1979年1月8日、フジテレビ / 東映) - 大統領令嬢アニタ

鉄道公安官 第16話「アグネスの鎌倉秘密旅行」(1979年8月6日、テレビ朝日 / 東映) - トロンガ王国アグネス王女

ドリフ大爆笑 第6回(1977年7月19日)- Herself [注釈 4]

ドリフ大爆笑 第35回 (1980年7月8日)- Herself[27]

日曜ビックスペシャル「大転身!あの有名人は今…」(2000年3月26日、テレビ東京)

あの人は今!?20世紀伝説アイドル108人運身大捜索(2000年12月30日、日本テレビ

超豪華!! あの人は今! 輝く! 夢の紅白歌合戦(2003年2月12日、TBS

あの人は今!? テレビ生誕50年世紀のヒロイン50人(2003年10月2日、日本テレビ)

あの人は今!? 30回記念伝説のヒーロー&ヒロイン108人(2007年3月22日、日本テレビ)[28]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:57 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef