また、同時期には『48時間』『リーサルウェポン』シリーズなどのバディものの刑事ドラマも多数ヒットしている。
1988年のブルース・ウィリス主演の『ダイハード』が「劣勢の状況下に置かれた主人公が頭脳で挑んでいく」という要素を取り入れてヒットし、従来のワンマンアーミー映画とは違う新しいスタイルのアクション映画を生み出したとされる。
1990年代にはダイハードと同じフォーマットの『スピード』や『ザ・ロック』等もヒットしたが、いずれも肉体派のアクション俳優ではなくアクションのイメージが無かった一般俳優を起用していたため、従来型の肉体派アクション俳優とアクション映画は人気に陰りが見え始め、長い間下火となった。
1999年にCGとワイヤーを使用したキアヌ・リーブス主演の『マトリックス』が大ヒットして以降、CGの普及により大がかりなワイヤーアクションやグリーンバック合成によるスタントなど多様な表現のアクション映画が増加した。
現在ではCGの普及などでアクション映画出演へのハードルが下がったため、女優やアクション専門ではない一般俳優のアクション映画への出演が増加している。 現在では製作本数、配給規模、予算等からアクション映画の製作はアメリカが飛び抜けた存在だが、同国の映像産業における顕彰ではゴールデン・グローブ賞、エミー賞でコメディ部門が創設されている反面、アクション部門はない。しかし、プロのスタントマン、スタント団体に所属するメンバーによって投票される“Taurus World Stunt Awards
アクションに対する顕彰
代表的な作品(モチーフ別);ギャング
デリンジャー(1973年)
アンタッチャブル(1987年)
ギャング・オブ・ニューヨーク(2002年)
パブリック・エネミーズ(2009年)
マフィア
バラキ(1972年)
コーザ・ノストラ(1973年)
Mr.ノーバディ(2021年)
ヤンキー・不良
愛と誠シリーズ
ビー・バップ・ハイスクールシリーズ