「アウズ」の意味は通常、2番目の意味「富」とされている。
しかし、アウズの父ナグルファリ(Naglfari)は、スノッリ・ストゥルルソンが『散文エッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第10章に登場させた、死者の爪で作られた船ナグルファル(Naglfar)を擬人化したものと考えられている[2]。そのため、アウズの名をむしろ3番目の意味ととらえ、夜の闇と死者の船の間に生まれた「死」と解釈する研究者もいる。[3]。
脚注[脚注の使い方]^ 『北欧神話・宇宙論の基礎構造』305頁。
^ 『北欧神話・宇宙論の基礎構造』100頁。
^ 『北欧神話・宇宙論の基礎構造』304-311頁
関連項目
祖父ナルヴィもしくはネルヴィ - 母ノート - 父ナグルファリ
参考文献
尾崎和彦『北欧神話・宇宙論の基礎構造』白鳳社〈明治大学人文科学研究所叢書〉、1994年、ISBN 978-4-8262-0077-6。
男神
ウル
オーズ
オーディン
クヴァシル
ダグ
テュール
デリング
トール
エーギル
ニョルズ
ヴァーリ
バルドル
ヴィーザル
ヴィリとヴェー
ヒューキ
フォルセティ
ブラギ
フレイ(イングナ・フレイ|ユングヴィ)
ヘイムダル
ヘズ
ヘーニル
ヘルモーズ
マグニとモージ
マーニ
ミーミル
メイリ
ロキ
ローズル
女神
イズン
イルムル(英語版)
イルパ(英語版)
エイル
グナー
グルヴェイグ
ゲフィオン
ゲルズ
ゲルセミ
サーガ
シェヴン
シギュン
シヴ
スカジ
スノトラ