番組終了時の提供クレジット表示時の背景や、その後に流されるものは「エンドカード」と呼ぶことが多い。 多くはアイキャッチ専用の演出を電子テロップなどで数秒間に渡って全画面的に表示するが、画面端にタイトルロゴのスーパーを表示するのみの控えめな演出を用いる場合もある。前者後者ともに、アイキャッチに合わせて専用のBGMやタイトルの読み上げと言った演出が合わせて行われる場合もある。 テレビアニメ(特撮テレビドラマでもアニメと同じものが使われている)におけるエンドカードでは、アニメ原作者、出版社関連作家、ゲストイラストレーター、漫画家などによる書き下ろしイラストを使用することがある。 作品により、毎回固定の映像を流す場合や、各話ごとに異なる演出の物が存在する。中にはシーンの一部を編集して専用のアイキャッチが製作されることもある。 アイキャッチ間にCMを挟むことから、それを利用して簡単なクイズに仕立てることもあり、Aパート終了後のアイキャッチで出題し、Bパート開始前のアイキャッチで答えを出している。まれに引っかけクイズも出される。『ポケットモンスターシリーズ』におけるポケモンシルエットクイズが代表的な事例。 外国・外資系アニメチャンネルのほとんどの場合、日本製アニメを放送するときは、オリジナルのアイキャッチをチャンネル独自のアイキャッチに差し替えている。これは、主力コンテンツの海外アニメに合わせて、全ての放送作品にチャンネル独自のアイキャッチが製作されているためである。 スポーツ中継や報道番組においてもCMの前後にアイキャッチが挿入される番組が見受けられる。スポーツ中継の場合、リプレイ映像とLIVE映像の切替時の演出に全画面のアイキャッチを用いる場合もある。また、近年では2020東京オリンピックや2022年北京オリンピックではCMの前後に民放全局共通のアイキャッチを使用した。 テレビ番組以外の事例として、OVAやアニメ映画などで演出としてアイキャッチが挿入されている作品がある。 それ以外の例としては、液晶画面付きのパチンコ機やパチスロ機にてステージ移行演出やリーチハズレ後の画面遷移時にアイキャッチ的な演出を使用している機種も見受けられる。
演出
テレビアニメにおける事例
その他の事例
脚注[脚注の使い方]^ アイキャッチ・コレクション
^ “映画・映像 業界用語辞典 「アイキャッチ」
関連項目
ステーションブレイク
クロスプログラム
ガイド (テレビ放送)
スポットニュース
ジングル (ラジオ)