アイアンマン_(映画)
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日本のアニメ制作会社・マッドハウスが制作するアニメ作品が、2010年10月1日から12月10日までアニマックスにて放送された[24]。本国アメリカでは2011年にケーブルテレビ局のG4チャンネルで放送予定となっている。ただし舞台はアメリカから日本に変更されている。作品の監督を務める佐藤雄三によると「実写映画1作目からの流れで全体が構成されていて、今後のエピソードでいろいろつながっていく構成になっている」と話している[25]。なお、トニーとペッパーの吹き替えは、実写映画でも両名を担当した藤原・岡が引き続き行う。
関連情報
映画版『チャーリーズ・エンジェル』シリーズの脚本家であるジョン・オーガストが、ノンクレジットながら脚本をリライトしている[26]。
『アイアンマン2』の脚本を手がけることになったのは、オーガストが執筆した『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』に出演したジャスティン・セロウ。
当初はヴィランとして「マンダリン」が候補に挙がっていたが[27]、最終的にアイアンモンガーになった。
劇中に登場するゲリラの「テン・リングス(10個の指輪)」という名前は、マンダリンが手に10個の指輪を付けていることに由来する。
原作コミックおよびマーベル・ユニヴァースに登場する事物の名前やシンボルがちりばめられている。
マーク2の飛行テスト中、トニーが口にするステルス機の名称「SR-71 ブラックバード」とは、X-MENが原作コミックで偵察機を製作する際、この機をスケールアップさせて「SR-73 ブラックバード」、通称「X-ジェット」を完成させている偵察機。
マーク3とF-22がドッグファイトを繰り広げるシーンで、ヴィラン「ウィップラッシュ」の名前が戦闘機のコールサインとして用いられている。ウィップラッシュは『アイアンマン2』でミッキー・ロークが演じるヴィランでもある。
トニーがマーク3としての初出動を終え、マリブ (カリフォルニア州)にある自宅のワークショップでアーマーを脱ごうとするシーンで、背景に「キャプテン・アメリカの楯」らしきものが映り込んでいる。
J.A.R.V.I.S.の声を演じたのはポール・ベタニー。
ファヴロー監督は、以前に『ウィンブルドン』で俳優として共演した縁からベタニーに声をかけた。ベタニーは自分がヒーロー映画に出演するとは思ってもいなかったという[28]。
ジョン・ファヴロー監督が、劇中でトニーの運転手「ハッピー・ホーガン」役でカメオ出演している。また、アクション・シーンの再現にあたりフルCGで製作されたマーク1の挙動は、ファヴロー監督の動きをモーション・キャプチャーで取り込んだものである[29]。
『アイアンマン』原作者であり本作の製作総指揮を手がけたスタン・リーがカメオ出演している。
マーベル・スタジオ作品間で、『アベンジャーズ』に関する様々なクロスオーバーが行われている。
アベンジャーズを指揮することになる特殊組織「S.H.I.E.L.D.」(シールド)の名前が登場する。エンドクレジット終了後に、ニック・フューリーが登場する。
『インクレディブル・ハルク』には、軍部がS.H.I.E.L.D.のデータベースにアクセスするシーンがある。スターク・インダストリーズの社名およびロゴが登場。また、同作のラストシーンではロバート・ダウニー・Jrがトニー・スターク役としてカメオ出演を果たし、ウィリアム・ハート演じる「サディアス・"サンダーボルト"・ロス将軍」にアベンジャーズの話を持ちかけている。
アイアンマンのアーマーを手がけたのはスタン・ウィンストン・スタジオ[30]。
ウィンストンが原作コミックのファンだったことと、ファヴロー監督の前作『ザスーラ』でも仕事をしていた縁から、本作に関わることになった。
ウィンストンは本作の公開後に死去し、最後のプロジェクトとなった(未完および製作中だった作品も含めると『ターミネーター4』が事実上の遺作となる[31])。
「アイアンマン」のブルーレイ&DVDのキャンペーンでくりぃむしちゅーの有田哲平が、日本のアニメソング・テイストのオリジナル応援曲「君の出番だ アイアンマン」(作詞はアメコミ映画ライターの杉山すぴ豊)を歌った。
ウォルト・ディズニー・カンパニーがマーベル・エンタテインメントを買収する前に制作された作品のため、日本などの一部の国ではソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)などが配給を担当した[32][33]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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