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2015年4月16日から6月18日まで木曜日21:00 - 21:54にテレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された。主演の木村拓哉はテレビ朝日の連続ドラマでは初主演となり、共演者の上戸彩は木村とはドラマ初共演となった[3]。木村は初の父親役と報道されているが[4][5]、実際はTBS系2007年1月期ドラマ『華麗なる一族』で父親役を演じている。また、同作で木村の父親役を演じた北大路欣也が父親役としてゲスト出演している。
キャスト(2015年版)
主要人物
家路 久(いえじ ひさし)
演 -
木村拓哉[6](幼少期:込江大牙 / 第5話・第7話)[7]物語開始時点では葵インペリアル証券第一営業部、部員。単身赴任先で帰宅路、工場の爆発に巻き込まれて意識不明状態になったが、3カ月後に意識を取り戻してからリハビリを重ねて復職したものの、事故当時から5年前までの記憶を無くしていて、第一営業部から不要人材が集められる第十三営業部に左遷される。事故前の5年間の記憶が無いため、5年前以降の人物、会社の新入社員など記憶にない人の顔を思い出せず、再婚した妻や息子が仮面の顔にしか見えないが、5年前以前の元妻や娘ははっきりと思い出せる。小さなころから母の手伝いを行っており[注 1]、料理が得意[注 2]。11歳のころに父の洋蔵が家庭を捨てて家を出たために、安定した暮らしを望み就職先に現在の会社を選んだ[注 3]。記憶を失う前は無慈悲な性格の持ち主だった。物語が進むにつれ、かつて自分が行ってきた残虐な行為の数々を知っていく。第十三営業部に社内の監査が入った際、以前第一営業部の監査で茨城支社から説明のために来たことや恵から彼女のパソコンを借りたことを知る。さらに恵のパソコンから捨てられた写真ファイルを発見してしまう[注 3]
家路 恵(いえじ めぐみ)
演 - 上戸彩[6]久の後妻で良雄の母。旧姓は森。5年以内に再婚したため、久からすると仮面を被っているように見え、再婚理由も思い出せない妻。香と同じパン教室に通っていた。
家路 良雄(いえじ よしお)〈4〉
演 - 橋來久・恵の息子。事故前の久には懐いていなかったため、現在の優しい久に戸惑っている。5年前の時点ではまだ生まれていなかったため、久からすると仮面を被っているように見え、生まれた時のことも思い出せない息子。
葵インペリアル証券
四月 信次(わたぬき しんじ)
演 -
鈴木浩介第十三営業部、部員。かつてはバリバリに働いていたが、妻が腎臓疾患になったことで出世の道が閉ざされやる気がなくなった。
小鳥遊 優愛(たかなし ゆあ)
演 - 吉本実憂第十三営業部、派遣社員。21歳と部署内でもとりわけ若いが、上司に対しても毒づく毒舌家[9]。勅使河原の命令で久を監視している。だが監視することに嫌気がさしており、勅使河原に自分の代わりを見つけるよう要望する[注 1]。第6話にて再び勅使河原に監視することを懇願されるも拒否した[注 4]。勅使河原は小鳥遊が監視することを拒否する理由として、家路に好意を抱いているためではないかと推測している[注 5]。また、彼から久に深入りしないよう警告されている。相撲(アマチュア)好きな様子[注 3]
一二三 努(ひふみ つとむ)
演 - 猪野学第十三営業部、部員。競馬などギャンブルに生活費すべてを注ぎ込んでおり、その素行が会社にバレて異動させられてきた。
五老海 洋子(いさみ ようこ)
演 - 阿南敦子第十三営業部、部員。仕事が出来過ぎ、空気の読めない皮肉めいた発言がしばしばある性格のため異動してきた。
黒木 仁(くろき じん)
演 - 新井浩文第一営業部、部員。花形の第1営業部のエースであり、久の後輩(ドラマ中のセリフでは部下)でライバルでもあった。記憶を失った久を複雑に感じている。勅使河原から久のことを託される[注 6]
岩下 昇(いわした のぼる)
演 - 野間口徹第一営業部、部員。仕事ができないにもかかわらず、黒木の腰巾着として第1営業部に残っている。
戸倉 信吾(とくら しんご)
演 - 矢野聖人第一営業部、部員。仕事ができない岩下を心の底ではバカにしている。その反面、彼を腰巾着として従えている黒木を崇拝している。
轟 春木(とどろき はるき)
演 - 光石研第十三営業部、課長。異動してきた久に意地悪くまた厳しくあたる。窓際部署の第13営業部をそれなりに満喫している。
小机 幸男(こづくえ ゆきお)
演 - 西田敏行第十三営業部、部長。優しくて穏やかだが、無神経。本人によると「社長候補だったけど、レースに負けた」らしい。久から以前第一営業部の監査で茨城支社から説明のために来たことを相談された後、何者かに連絡を取っている[注 7]
勅使河原 洋介(てしがわら ようすけ)
演 - 渡辺いっけい復帰した久を危険視し、優愛に監視させていた。営業部門執行役員[注 8]だったが九州の営業本部長に左遷される[注 6]
野沢家
野沢 香(のざわ かおる)
演 -
水野美紀[10]久の元妻ですばるの母。雑誌の記者ライターをしている。仕事の傍らパン教室に通っていた。がんが見つかり入院している。
野沢 すばる(のざわ すばる)〈13〉
演 - 山口まゆ[11](5歳時:横溝菜帆)香の娘(久の実娘ではない)。中学生で最近やや反抗期気味。離婚する前は久によく懐いていたが、久が記憶を無くしていることに驚く。
その他
本城 剛(ほんじょう つよし)
演 -
田中圭家路良雄が所属するサッカークラブのコーチ。
筑波 良明(つくば よしあき)
演 - 及川光博久の主治医。優秀な脳外科医で、久に対して容赦ない物言が多く時々久がタジタジになる。
森 文子
演 - 山口美也子龍夫の妻。恵の母、久の義母、良雄の祖母。
森 龍夫 (もり たつお)
演 - 堀内正美文子の夫。恵の父、久の義父、良雄の祖父。
ゲスト
第1話
竹田 雅夫(たけだ まさお)
演 -
香川照之大手不動産会社の雲井不動産の専務。久が第1営業部に所属していたころの取引相手。
銀座のクラブのママ
演 - 高岡早紀
第2話
山野辺 俊
演 -
田中直樹ココリコ)久の学生時代からの親友。学生時代から映画監督志望だが、無名のため映画の仕事が少なく、アルバイト生活をしている。
鬼山 健三(おにやま けんぞう)
演 - 西岡コ馬鬼山機械株式会社の社長。葵インペリアル証券での担当が第一営業部から第十三営業部に変更させられた。
第3話
野沢 和也
演 -
寺田農香の父。故人。元、大会社の専務で、久が香と結婚した理由と噂される。生前、久を可愛がった。
野沢 祥子
演 - 蓮佛美沙子香の妹。久と香が結婚、離婚に至った理由を久に話す[注 9]。久は仕事と遊びに熱心で浮気もしていたが、香が心血を注ぐライターの仕事には全く無関心だったのが理由で、香から離婚された。第7話、第8話にも登場。香のがんの治療のためパン教室に退会届を代わりに出しに行ったところ久に遭遇する[注 3]
山梨の叔父
演 - 野添義弘野沢家の親族。和也が専務で無くなった途端、香を捨てた、和也はお前が殺したようなものだ、と、久を殴る。
第4話
徳山 正夫
演 -
平泉成[12]徳山コバルト通販(旧社名:徳山通販)の元社長。コバルト通販を買収後に倒産。買収は第一営業部が手掛けた。偶然、かつて久が住んでいたアパートの同じ部屋に住んでいる。記憶喪失の久が酔って単身赴任時代の部屋に間違えて戻り、鍵がかかっていなかったため、上がり込んで寝てしまい改めて知り合う。
徳山 葉子
演 - 市毛良枝正夫の妻、徳山コバルト通販の元専務。倒産後、夫と別居している。合併を仕掛けたのは自分で有ることを悟り責任を感じた久の働き掛けでアパートに戻る。
スナックひとり相撲のママ
演 - 雛形あきこ久が過去の名刺を見て辿った最後の店のママ。無愛想だった久を覚えている人がいない中、辿った店で唯一、久を覚えていた。スナックを出たあと久は、単身赴任時代のアパートへ行ってしまう。
第5話
家路 梓
演 -
風吹ジュン(第7話にも出演)久の母。
家路 浩
演 - 永井大(第6話にも出演)久の弟。コンビニエンスストア「イエジ」を経営している。久とは昔から仲が良くない。4歳のころに父の洋蔵が家庭を捨てて家を出たため、ぐれて不登校になる[注 10]
家路 佐智子
演 - 広澤草浩の妻。
家路 明
演 - 山崎竜太郎浩・佐智子の息子。
松山 茂
演 - 遠藤要浩に万引きを追及される。その後インターネットでコンビニエンスストア「イエジ」に対し事実無根の誹謗中傷を投稿する。
第6話
地元のお店の店主
演 -
神保悟志[13]久たちが遊びに来た別荘へ野菜を届ける。
地元の診療所の医師
演 - 田口主将
第7話
家路 洋蔵
演 -
北大路欣也[14]久・浩の父。久が11歳のころ、浩が4歳のころに家庭を捨てて家を出た。事業に失敗し続けるも、久が出演した経済番組を録画してよく見ていた。晩年、無銭飲食未遂で警察に保護され、連絡を受けた久と再会。後日彼の家を訪れる。久は父に対しての記憶と憎しみは明確に記憶しており、父を追い返した。3年前に脳梗塞を患い片足が不自由になり認知症に似た症状もある。アパートを出て埼玉の専用の施設に入った。
北村 和子
演 - 大島さと子NPO法人で一人暮らしのお年寄りを手助けするボランティアをしている。洋蔵の世話もしている。
江戸川南警察署の刑事
演 - 板尾創路無銭飲食未遂の洋蔵を保護した。
社内監査員
演 - 六角精児
社内監査員(今井)
演 - 弓削智久
城立大学病院の医師
演 - 三浦浩一(第9話にも出演)香の担当医。
第8話
白石 杏子
演 -
吹石一恵[15]元葵インペリアル証券社長秘書。現在はしんこう生命株式会社で保険の外交員をしている。かつて久とは愛人関係にあり、彼を「きゅうちゃん」と呼ぶ。その関係が社長の逆鱗に触れ、杏子が葵インペリアル証券を退職し、久は茨城へ単身赴任となった原因であることが小机と杏子から、久へ語られる。
杏子に言い寄っている男
演 - 田中要次
第9話
雲井不動産の泊
演 -
ユースケ・サンタマリア第1話に登場した竹田の部下。
第10話
上王子 悟史(かみおうじ さとし)
演 -
沢村一樹[16]葵インペリアル証券社長。
西澤 真理
演 - 佐々木希上王子悟史の秘書。
スタッフ(2015年版)

原作 - 石坂啓『アイムホーム』(上下巻)(小学館刊)

脚本 -
林宏司山浦雅大

音楽 - 菅野祐悟

監督 - 七剛、田村直己、星野和成

企画 - 高橋浩太郎

演出補 - 伊藤彰記

証券監修 - 川口一晃

ゼネラルプロデューサー - 横地郁英

プロデューサー - 大江達樹、川島誠史、太田雅晴

制作協力 - 5年D組

制作著作 - テレビ朝日

放送日程(2015年版)

各話放送日サブタイトル監督視聴率[17]
012015年4月16日ただいま!壊れかけた家族…仮面の妻との夫婦生活!?[18]七高剛16.7%
024月23日仮面の妻と結婚した理由…親友に暴かれた僕の正体!?[19]14.0%
034月30日僕は義父を殺した!? 苦いワインの秘密…[20]田村直己13.5%
045月07日僕が“熟年離婚”させた夫婦!? 単身赴任のあやまち…[21]12.6%
055月14日母への詫び状…僕の二人の妻たちの闘い[22]七高剛14.5%
065月21日最後の家族旅行で…よみがえる記憶!! 妻に仮面の告白[23]田村直己13.2%
075月28日母と僕を捨てた男…愛憎の果て[24]星野和成13.1%
086月04日最終章戻れない二人…仮面の夫婦が、W不倫!?[25]田村直己13.4%
096月11日最終章離婚届!! 家族との別れ逮捕と、監視の理由[26]七高剛16.5%
106月18日すべての謎が明らかに!! 仮面の妻との別離…涙の結末![27][28][29]19.0%
平均視聴率 14.8%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)


第1話の瞬間最高視聴率は20.4%を記録した[30]。第6話時点で4月スタートの民放連続ドラマの平均視聴率1位を記録している[31][32]

コラボレーション企画

家路久演じる木村が、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』に出演。2015年5月29日6月5日の2週連続で約1分間のショートアニメ、データ放送ゲーム企画「東西南北あっち向いてホイ!」で主人公・野原しんのすけ、父・ひろし、母・みさえ、妹・ひまわり、飼い犬・シロと野原家のキャラクター4人と1匹全員と木村本人役で声優を務める[33][34]


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