よゐこ
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また挨拶や礼儀作法ができないのをキャラクターとして売りにしていた時期もあり、ウッチャンナンチャンの正月特番において東京の寄席に若手芸人が挑戦するという企画では、先輩であるおぼん・こぼんに対して横柄な態度を繰り返したり教えて貰った寄席のルールをすぐに破るなどをノリとして演じていた。
2000年以降の活躍
それぞれが単独でテレビ出演する機会も多くなっている。2001年ころまでは共に目立った活躍は見せなかったが、2001年から出演するようになった濱口が『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日)の「1ヶ月1万円節約生活」などに出演するようになってから、濱口の収入が多いのを有野がネタにしていた。しかし2003年から始まった『ゲームセンターCX』のDVDがヒットした、有野の方が収入が多いのを逆に濱口がネタにしている。コンビ揃って嫌煙家下戸である。に関しては濱口はほとんど飲めず、若手時代に『とぶくすり』で濱口がビールを飲み泥酔する場面が放送された。最近では『いきなり!黄金伝説。』の無人島生活で濱口が飲酒をするが、少ししか飲めずすぐに酔っ払っている。有野は元々お酒は呑めなかったが、加藤浩次極楽とんぼ)に呑み方を習ったりいきつけのバーで練習した結果、焼酎をきっかけに少しずつ呑めるようになった。現在は自宅でウイスキーワインを嗜むことが多い。同世代の芸人がほぼネタを演じなくなる中、年1回夏冬にそれぞれ単独ライブ『よゐこライブ』を開催している。このうち夏のライブは『よゐこのこども祭り』と題し、4歳から12歳までの子供を対象にして大人と子供(4歳から12歳)での参加が必須条件となっており、大人同士や子供同士でのチケット購入はできない。また、4歳以下の子供も入場できない。小学館の学年誌『小学一年生』から『小学六年生』では、先行予約も行っている。舞台では濱口が主役、松竹の後輩が脇役で有野が悪役という役割がほとんど。濱口は2015年頃から、YouTubeにて有野課長の「ゲームセンターCX」の分家である最新ゲームをプレイする「ゲームセンターDX」に出演。2020年以降はよゐこで「マイクラでサバイバル生活」など任天堂のネット番組に出演。2人ともかなりのゲーム好きが窺える。2019年には2人で47歳の遊び場として、新たにYouTubeにて『よゐこチャンネル』を開設。毎週生配信や動画投稿を行っている。
芸風
シュールコントの元祖
漫才ではなくコントを主体としている。デビュー当時は濱口のみでネタを作っていたがいつしか共同で作り始め、後にそれぞれ別々に作成するスタイルとなりそれは現在まで続いている。その内容は不条理や意味不明と形容され、
シュールと称されることが多い。初期段階よりシュールなコントが売りとしてお笑いニューウェーブなどではシュールコントの元祖として紹介されていた。
ボケ・ツッコミの観念が無い
一般にコントにおいてはボケとツッコミという構成が定式であるが、よゐこの場合だと名義上はツッコミ担当である濱口が極度の“天然ボケ”であるため、結果的に「よゐこには、ボケ・ツッコミの観念が無い」との認識がなされており、それが彼ら独自の芸風になっている。よゐこ自身は早いうちから「有野がボケ、濱口はそれに対する戸惑いでツッコミではない」としている。しかしテレビなどでのやりとりから「濱口がボケで有野がツッコミ」と認識している者も多い。これは後述する有野が進行役を担当することも関連している(お笑いコンビが司会をする場合は大抵ツッコミが司会進行を担う)。因みにシュールさを倍増させる台詞の「棒読み」は敢えてしていたという徹底ぶり。しかし最近ではベタなパターンに変わってきており、コントでもネタに応じて主にボケを担当する方という決まりが無くなっている。
進行役は有野
テレビやイベントなどではコンビのボケ役でない方が進行役を務めるという、定石どおりの役割分担をしていたが南原清隆(ウッチャンナンチャン)から「よゐこは有野が仕切をした方が良い」とのアドバイスを受け、また濱口の「天然ボケ」が広く認知されたり近眼でカンペなどを濱口が読めないことなどから[注 2]、有野が仕切るようになった。
その他
テレビへ徐々に映り始めた頃には不仲を売りにし、すぐ「コンビを解消してやる」とお互いに言い合っていたが、現在は『いきなり!黄金伝説。』などでも見られるようにむしろ絆の深さを表に出している。前述しているように単独出演が多いことも「本当に不仲ではないか」という認識に拍車をかけているが、実際のところはコンビで出演する番組もあれば、共通の趣味も持ち合わせていることから仲は悪くない。2000年頃には、「よーいこ(よーいドンのポーズで)」「すべってごめんね」「はいはいはいはいすべりましたよ」のギャグを使っていたこともある。このギャグは『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内で目立った活躍がなかったよゐこに南原が伝授したもの。かつてテレビでは「気配を消す達人」と言われていた彼らだが、ラジオでは古田新太がメインパーソナリティを務める『MBSヤングタウン』(MBSラジオ)水曜日に出演して以降、現在までほぼ途切れることなくMBSラジオのラジオ番組へ出演し続けている(一時期はそれぞれ単独で出演)。ウッチャンナンチャン・さまぁ?ずネプチューン出川哲朗キャイ?ンTIMらと共にウンナンファミリーと呼ばれている。また、『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「出川ファミリー」にも出演している。
アニメ・ゲーム

2人ともアニメゲーム好きとして知られており、それに関わるテレビ・ラジオ番組へ数多く出演している。

最新アニメの人気ランキング番組などでも難無くついていき、更には解説できることから需要が高い。特に『ガンダムシリーズ』のファンであることは加藤浩次(極楽とんぼ)や土田晃之などと並んで有名。特に有野は結婚するまでは多数のフィギュアを集めていた程である。他にも、『新世紀エヴァンゲリオン』『ドラゴンボールシリーズ』『キン肉マン』(特に濱口が好む)『賭博黙示録カイジシリーズ』など原作マンガを含めて幅広い知識を持っている。

コントのネタのテーマを、全てアニメ絡みにした単独ライブを開いたこともある。翌年には全てゲーム絡みのコントだけの単独ライブを開催した。

よゐことくばん』ではリサイクルショップを巡って欲しい商品を自腹で買う企画を行っているが、大抵購入するのはアニメのDVD BOXか漫画である。なお、濱口は古着やディズニーグッズを買うこともある。

アニメに詳しいのは勿論、原作のマンガ本を持っていることも多い。

クマのプー太郎』や『クレヨンしんちゃん』などアニメに声優として出演している。両作の共演者である声優矢島晶子についてのエピソードを話すことも多い。

1999年12月25日には、コナミからよゐこがプロデュースしたゲームボーイゲームボーイカラー用ソフト『おわらいよゐこのげえむ道?オヤジ探して3丁目?』が発売。セールスについては「びっくりするほど売れなかった」とのこと(当時は世間からゲーム好きとは認知されていなかった)。有野がシナリオやキャラクター原画を担当しており、ストーリーは主人公「山田マサル」が失踪した父親を探すというもので、ミニゲームを熟しながら進めていくコンピュータRPG風の内容。

その後、バンダイナムコゲームス((現:バンダイナムコエンターテインメント)からニンテンドーDS用ソフトとしてリリースされた『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』シリーズ(第1作は2007年11月15日発売)、『とったど? よゐこの無人島生活。』(2008年4月3日発売)と彼ら自身をメインキャラクターに据えたゲームが続けて売り出され、これらはかなり好調な売上を記録した。

モバゲーにおいても「よゐこの射的パズル」などのゲームプロデュースしている。

『ゲームセンターCX』の活躍からゲーム好きとして認識されている有野は、仕事でレトロゲームをプレイしている反動から実生活においては最新ゲームをプレイしており、仕事の空き時間には携帯ゲーム機をプレイしているという。また濱口も在宅時には、アダルトDVDとCSのアダルトチャンネルを見ている時以外は後輩と有野にプレゼントしてもらったXbox 360で、オンラインゲームをやり続けているほど現役のゲームマニアである。実際に東京ゲームショウへお忍びで参加したり(結局バレた)、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ)で木下隆行TKO)の私生活を紹介した際にオンラインゲーム越し(この時プレイしていたのはロストプラネット)で間接的に出演していた。

その一方でスポーツには2人とも関心が無い。濱口が元プロ野球選手の仁志敏久に似ているのをネタにすることはあるものの、そもそも仁志がどのような選手だったのか知らない程。有野も『ゲームセンターCX』で挑戦したスポーツゲームで、ADの指示に対して的外れともとれる解釈をしたりゲームで関連するスポーツに関するクイズを苦手としている。勿論スポーツに関連するアニメやゲームにも詳しくない。

2010年には、CSフジテレビONEで放送されている番組『よゐこの企画案』の中で円谷プロ協力の下、古代怪獣「ガンモナイドン」が製作され翌年のワンダーフェスティバルにて数量限定で販売された。その後、ニンテンドーDSソフト『怪獣バスターズPOWERED』の作中にも登場した。
出演

よゐことしての出演番組を記載。個別での出演番組は濱口優有野晋哉を参照。
現在の出演番組
テレビ

よゐこらぼシリーズ(2014年12月21日 - )、フジテレビONE) - 不定期


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