よこざわけい子
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『THE かぼちゃワイン』のエルは自身とは全く異なる見た目の大きな女の子だったため、役をものにするのにかなり苦労したが、それだけ印象の深い作品になったと語っている[14]

はいからさんが通る』の花村紅緒は、個人的に強く志望していた役だったが、同局の同時間帯で放映していた『若草のシャルロット』でヒロインを演じていたため、2作品連続でのヒロイン役は前例が無いということでオーディションを受かったものの落選してしまった。しかし再オーディションをしてもイメージに合う声優がいなかったので、最終的に自身が演じさせてもらえることになったと語っている[15]

『エスパー魔美』の佐倉魔美役に選ばれた時は本当に嬉しかったと語っている。藤子不二雄作品と言えば自身の中でステータスであり、その主役に至ってはベテランの声優しか選ばれないと思っていたので、出演することが自身にとっての目標の1つだった。それまでは自身の実力よりも1歩先の演技を振られることが多かったが、様々な経験を繰り返してきたことによりちょうど演技に自信がもてるようになった時期に得た役なので、「本当に楽しく演じさせていただいた」と述べている[16]

同じく藤子作品の『ドラえもん』のドラミちゃんは、優等生で可愛らしいが1歩間違うと嫌味な役になると憂慮していた。しかし設定変えることはできないので、極力鼻に付かないように可愛らしさを強調して演じたと述べている[16]

『天空の城ラピュタ』も自身にとっては代表作であるが、時間をかけて次第に役を自身のものにできたテレビシリーズとは異なり、映画作品だと演じるのは単発のみであり、基本的に思い出としては浅くなってしまうが、日本を代表する宮崎駿作品に出演できたことは、現在でも自身の財産であると述べていた[16]

出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1975年


アンデス少年ペペロの冒険(リリー、チュッチュの姉、少女A)

タイムボカン(1975年 - 1976年、クリステン、淳子〈代役〉[14]、サッチ)

1976年


ドカベン(1976年 - 1977年、京子、亜希子)

新ドン・チャック物語(ララ〈3代目〉)

母をたずねて三千里(ファナ・ガルシア)

ブロッカー軍団IVマシーンブラスター(サチコ)

ポールのミラクル大作戦(ニーナ[17]

UFO戦士ダイアポロン(じゅんこ)

1977年


あしたへアタック!(西すみえ[18]

一発貫太くん(戸馳五子・六子[19]

合身戦隊メカンダーロボ(敷島ミカ)

シートン動物記 くまの子ジャッキー(ジル[20]

恐竜大戦争アイゼンボーグ(美幸、エレナ)

超合体魔術ロボ ギンガイザー(舞妓)

超電磁マシーン ボルテスV(ロザリア)

ヤッターマン(マリア、マリー、マリ姫、アン)

野球狂の詩

ろぼっ子ビートン

若草のシャルロット(シャルロット[21]

1978年


女王陛下のプティアンジェ(シェリー)

はいからさんが通る(花村紅緒[22]

ペリーヌ物語(メルカ)

星の王子さま プチ・プランス(1978年 - 1979年、ハンナ、サテン、グリンカ)

1979年


円卓の騎士物語 燃えろアーサー(1979年 - 1980年、マリーネ)

科学冒険隊タンサー5(神秘瑠維〈ルイ〉[23]

こぐまのミーシャ(1979年 - 1980年、ミーシャ[24]

シートン動物記 りすのバナー(スー[25]

ゼンダマン(ヒミコ、鶴)


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