その後も所属選手が新日本プロレスに参戦して活躍したことでローカル団体ながら一気に全国区の人気プロレス団体になる。新日本プロレスの一部所属選手からは反感を買ったが上層部からの評価は良く、テレビ朝日の番組「ワールドプロレスリング」の解説を務めていたマサ斎藤は「みちのくプロレスのルーチャ(ルチャリブレ)ですか。こんな素晴らしくて楽しいものとは思わなかったですね。みちのくプロレスの選手の若いエネルギーを感じた」とコメント。
新日本プロレスでの活躍により、所属選手は他団体からひっぱりだこの状態になったり正規軍、ルード軍「デルフィン軍団」、ルード軍「海援隊☆DX」による抗争などで集客が伸びてビッグマッチや東北以外の試合会場はどこも常に超満員になった。 1997年3月、獅龍が退団。10月、TAKAみちのくがWWFと契約。 1998年1月16日、サスケの右膝負傷による長期欠場で活動休止に追い込まれる。1月17日、デルフィンら選手組合が記者会見を行って活動続行することを発表。3月、ディック東郷、MEN'Sテイオー、船木勝一がWWFと契約。9月23日、あることがきっかけでサスケとデルフィンに亀裂が生じる[2]。10月8日、サスケはリングネームをSASUKEに改名と同時にルード軍「SASUKE組」を結成[3]。12月、中島半蔵が退団。 1999年1月17日、デルフィン、愚乱・浪花、星川尚浩、薬師寺正人、瀬野優、練習生の木川勇人、レフェリーの松井幸則が記者会見を行って方向性に亀裂が生じて退団することを発表。1月18日、浪花がデルフィンらと別れて団体預かりとして再入団。2月、SASUKEがリングネームをザ・グレート・サスケに戻した[4]。3月、フリー選手を中心とした興行形態に切り替える。 2004年7月、元闘龍門X所属選手を中心とした興行形態に切り替える。 2006年4月16日、大阪プロレスに参戦した新崎人生がデルフィンとのシングルマッチでレフェリーのタナベによる理不尽なジャッジで負けたことがきっかけで大阪プロレスとの抗争が始まる。6月10日、東北ジュニアヘビー級王者のデルフィン対挑戦者の気仙沼二郎によるタイトルマッチが行われてデルフィンの反則行為、レフェリーのタナベによる高速カウントでデルフィンが勝利すると観客が激怒してリングに物が投げ込まれた。9月3日、大阪プロレスとの抗争に無関心だったサスケがデルフィンに挑発されて激怒する。10月8日、東北ジュニアヘビー級王者のデルフィン対挑戦者のサスケによるタイトルマッチが行われて、波乱がありながらもサスケが勝利して確執のなかサスケとデルフィンは握手を交わした。 2008年6月19日から7月21日、旗揚げ15周年記念ツアー「15周年ノスタルジックツアー」を開催。 2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)並びに福島第一原子力発電所での福島第一原子力発電所事故の影響で所属選手とスタッフが避難所での生活を余儀なくされる(避難所で生活中、所属選手とスタッフは被災地で慰問試合と炊き出しを通じて被災者との交流を行っていた)。3月、毎年恒例の九州シリーズは当初、東日本大震災直後ということもあり中止も検討したが東北の支援をするため、例年通りに開催することを決めた(東北での興行は試合会場の被災等により、いくつか中止された)。バスとトラックは九州まで山形越えのルートで行った(東北自動車道などが崩壊していたためである) みちのくプロレスの王座タイトル保持者歴代
所属選手の大量離脱
岩手から宮城へ移転
宮城から岩手へ再移転
主な興行
出稼ぎシリーズ
積雪により、東北で興行を開催するのが困難であるため、冬期間中は東京、愛知、徳島(新崎人生の出身地)、九州で開催している。過去に大阪(スペル・デルフィンの出身地)でも開催していた。
みちのくふたり旅
1993年から開催しているタッグマッチのトーナメント戦。優勝チームは東北タッグ王座の挑戦権が与えられる。東北タッグ王者が決勝進出した場合は東北タッグ選手権試合になる場合もある。
ふく面ワールドリーグ戦
1995年から4年に1回(4で割って3で余る年)開催している覆面レスラーによるシングルマッチのリーグ戦。第4回以降は「ふく面ワールドリーグ戦?決勝トーナメント?」としてシングルマッチのトーナメント戦になっている。
鉄人
読み方は「てつんちゅ」。2002年から開催しているシングルマッチのリーグ戦。優勝者は東北ジュニアヘビー級王座の挑戦権が与えられる。
宇宙大戦争
2006年12月17日から繰り広げられているザ・グレート・サスケ対バラモン兄弟(バラモン・シュウとバラモン・ケイ)との抗争。「何でもあり」のルールで行われている。
OOGAMANIA
読み方は「オーガマニア」。2007年8月12日から野橋太郎のプロデュースによる地域活性化を目的に大釜幼稚園
道場プロレス
2011年7月24日から大釜幼稚園体育館で開催している若手選手による興行。2020年5月23日からは、みちのくプロレス道場で開催している。入場料は500円。特別ゲストが参戦する「道場プロレススペシャル」と「道場プロレススーパースペシャル」の入場料は1000円。
タイトルホルダー
東北ジュニアヘビー級王座フジタ"Jr"ハヤト第27代
東北タッグ王座ラッセ
山谷林檎
所属選手、主要参戦選手
正規軍
ザ・グレート・サスケ
新崎人生
ディック東郷
GAINA
ラッセ
のはしたろう
ヤッペーマン1号
ヤッペーマン2号
農業ボーイ雷斗