この番組の開始以前、桂三枝(現・六代桂文枝)をメインに据えた『ドカンと一発60分!』が放送されていた。東京キー局制作による三枝番組の第一号で、三枝も相当注力していたが、視聴率が振るわないうえに、芸人をトラの檻に入れるドッキリ企画で非難を浴び、番組は打ち切られた。三枝が考案した「電線音頭」はこの番組に引き継がれたが、「電線音頭」がこの番組でブレイクしたことを、三枝は相当悔しがったという。
加山雄三とナベプロという、一見あまりつながりのなさそうな取り合わせについては、加山が「若大将シリーズ」で売り出していた頃からの長い付き合いで、加山は東宝専属俳優であったと同時に、ミュージシャンとしてはナベプロとも契約していた(加山の楽曲の管理は、ナベプロ傘下の渡辺音楽出版が行なっていた)。なお番組冒頭で加山がボート上でトークしてからオープニングとなっていた。
デンセンマンのスーツアクターとして、当時番組のADだった森昌行(現:オフィス北野代表取締役社長)や秋山武史(のちに俳優に転身)などがデンセンマンを演じていた。構成は基本的に台本に忠実で、アドリブはほとんど無かった。
2005年に、同番組とタイアップしたパチンコ機「CRデンセンマン」が、ニューギンより登場した。
番組を収録したDVDBOXが、6巻まで発売されている。発売元はポリドール映像販売(ユニバーサルミュージック)。BOX1は2004年12月に発売、BOX2は2005年2月に発売、BOX3は2005年4月に発売された。2010年4月に、上記のDVD素材をデジタルリマスタリングにより高画質ステレオ音源化したBlu-ray BOX「みごろ!たべごろ!笑いごろ!! キャンディーズ プレミアムBOX」が発売された。
スタッフ
作・構成:田村隆、松原敏春
音楽:森岡賢一郎、渡辺茂樹
振付:西条満
技術:柳原成
カメラ:近藤弘志
音声:長谷川茂