まぶらほ
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声 - 千葉千恵巳[4]『ふっかつの巻』から登場。他人の魔力を中和・吸収する特殊な魔力を持つため、本来は入院する予定だったが、晴明の根回しによって、13歳の中学生でありながら、飛び級で和樹のクラスに編入した。魔法が自動的に発動することがあるため、首に魔力を抑えるチョーカーをつけている。世界の滅亡を防ぐため、和樹と一緒にいるようにと晴明に言われ、いつも彼の傍にいるが、夕菜の怒りを招く原因にもなっている。しかし、本人は今の所、彼を「大切な人」と言いつつ、兄のように慕っている。天真爛漫でいつも笑顔だが、なぜかエッチ方面に詳しく、放送禁止用語伏せ字をよく言い、周囲を唖然とさせる。後に、他者からの魔法で、自身の魔力が変調をきたすと大人に変身するようになる。その姿は傾城の美女で、普段使わない魔法が使え、嫉妬した夕菜の攻撃も跳ね返す程。和樹のクラスのロリータアイドル。舞夜という女装趣味のいとこがいる。アニメでは最終話終盤で登場。
山瀬 千早(やませ ちはや)
声 - 中原麻衣[4]当初、文庫の書き下ろし番外編に登場し、後に本編の方に登場するようになる。当初は葵学園に在籍しており、和樹とは1年の文化祭で知り合ったが、直後に転校、翌年の修学旅行で再会した。遺伝子や家の命令抜きで和樹のことを好きになった奇特な少女。ずっと和樹に想いを寄せていて、何度も告白しようとするが、想いを告げることも忘れることも出来ずに悩んでいた。その後、旅行で和樹と再び再会するが、その際に悪霊に取り憑かれ、その一連の事件の中で遂に和樹に告白することが出来た。その直後に悪霊の魔法の効果で彼女以外の人物から葵学園時の彼女に関する記憶が抹消されたが、最後の望みで再び葵学園に転校する事が出来た。その後も和樹にアプローチをしている。本来は明朗快活で健康的な性格だが、重度の恋煩いで落ちこむことも多かった。神代というがいて大変に仲が良い。アニメでは幼馴染として登場。最終話では分裂した和樹の1人をお持ち帰りしようとしていた。
その他の登場人物
紅尉 晴明(あかい はるあき)
声 -
辻谷耕史[4]保健室の先生だが、権力は校長を凌ぎ、コネは政府関係者にも及ぶ。和樹の体質に興味があり、何だかんだと言っては実験をし、彼を弄んでいる。普段、保健室でいかがわしい実験をしているためか知識は豊富であり、あらゆる分野の魔法の学位を取得している。一族の習慣に年齢を数えることがないため、年齢不詳で、いつも学校中の生徒に不思議がられている。夕菜の父・健太郎の先輩であり、今でも親交がある。
紅尉 紫乃(あかい しの)
声 - 鷹森淑乃[4]晴明の妹。和樹のクラスの教育実習生として葵学園にやって来る。死体や幽霊を偏愛する危険な美女。兄・晴明と同じく年齢不詳(外見年齢は20歳前後)。フランコ将軍のお抱え占星術師だったこともある。晴明と同じ家に住んでいるが、その家は怪しく、カーネル・サンダースゼットンの人形などや赤絨毯には漫画『笑ゥせぇるすまん』が縫いこまれていたりしている。和樹を本物の幽霊にしようとして失敗し、足止めに地下室を壊すなど危険な行動をした。和樹の復活後も何かと彼にちょっかいを出して楽しんでいる。
伊庭 かおり(いば かおり)
声 - 野田順子[4]和樹や夕菜のクラスであるB組担任教師。実は夕菜を監視・護衛すべく葵学園に派遣された凄腕の政府エージェントで、通称:吸血鬼。普段は酒とゲームが好きな放任主義の駄目教師。日本で売られているゲームを全てクリアするという偉業に挑戦している。教師の給料でさえゲームに費やしているため、給料日前はだけの生活をし、和樹達に金を借りようとしたりもする。しかし、問題児揃いのB組を制御出来るのは伊庭をおいて他にいないらしい。見かけによらず義理堅く情に厚い性格だが、任務でそれと反する行動を取らざるを得ない事もあるために苦悩することもある。アニメ版では容姿が異なっている。
エリザベート
声 - こやまきみこ[4]かつては神聖ローマ帝国の貴族の家に生まれたが、敗戦を機に間もなく家が没落して、不遇のままこの世を去った幼女の幽霊。日本に流れ着き、現在では亡き母そっくりで巨乳の玖里子に懐いている。
尋崎華怜(ひろさき かれい)
声 - 篠原恵美[4]アニメオリジナルキャラクター。和樹が住む学生寮の管理人を勤める女性。なぜか、いつも眼鏡と喪服を着用しており、寮の前を掃き掃除をしていることが多い。いつも笑顔で、性格も穏やかで優しい。
宮間 健太郎(みやま けんたろう)
夕菜の父親。本業は考古学者だが、出土品の横流しや地元警察の襲撃といった、かなり如何わしいこともしている。妻・由香里とはトルコで敵として知り合ったものの互いに一目惚れして結婚したのだが、本人曰く「結婚させられた」らしい。かなりの恐妻家。娘・夕菜の嫉妬によって、一方的に攻撃されている和樹の身を心配しているが、生け贄にもしているので心配なだけである。
宮間 由香里(みやま ゆかり)
夕菜の母親。イタリアブローカーをしている。見た目は淑やかで和服の似合う大和撫子だが、夕菜と互角の嫉妬深さとしつこさの持ち主。逃げ回る健太郎を世界中追い掛け回し、最終的にキリマンジャロの山頂に追い詰めて結婚を承諾させた[8]。なお、この性格は宮間家の血筋らしく、本人曰く「愛とは、社会性とは相容れない。もっと純粋で暴力的なもの」らしい。
風椿 麻衣香(かぜつばき まいか)
声 - 田中敦子玖里子の長姉。葵学園の理事も務めている。クールなタイプで、「和樹を手に入れろ」と玖里子に命じた張本人。風椿家のパーティーで、玖里子の計画によって夕菜の和樹への嫉妬による攻撃の余波を食らって吹き飛ばされたことがある。
風椿 葉流華(かぜつばき はるか)
玖里子の三姉。皮肉な感じで、人の心もすぐに見透かす。玖里子曰く「滅茶苦茶優秀で、底知れない恐ろしさがある」らしい。千代田区に大きなビルを持っている。葵学園へと提出した書類上では彼女が保護者ということになっている。和樹と「玖里子が男と付き合ったことがあるか否か」という賭けをし、勝ったことで玖里子と和樹が一日デートすることになった(付き合ったことがない方に葉流華は賭けた)。
ディステル
長編に登場する「血まみれ(デイ・ブルーティヒ)」の二つ名を持つエージェント。かおりのライバルで魔法と銃の腕前は互角。ある男性(作中では"彼"と表記)の命令により夕菜を拉致したが、和樹達の奮闘により失敗し、姿を消す。以降は単独で行動している。「ディステル」という名前はコードネームやで、本名はマレーネ・プロミノホフ。
リーラ・シャルンホルスト
声 - 佐藤利奈ファンタジア・リビルド[9])外伝に登場するメイド。
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