ますむらひろし
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シリーズの主な舞台となる「ヨネザアド大陸」はますむらの故郷である米沢市がモチーフであり[6]、「アタゴオル」の名は、現住地である千葉県野田市の愛宕と故郷米沢市の愛宕山からの連想により生まれたものである[6]。これらのネーミングは、彼の創作活動に多大な影響を与えた宮沢賢治が、その故郷岩手を元に、自らの内なる理想郷として「イーハトーブ」を創出したことに倣ったものである[6]

なお、米沢市内ではアタゴオル・シリーズに登場する「ヒデヨシ」などの画像が車体横に描かれたバスの運行や、猫の目時計の実物が設置され、野田市では壁画が制作された。「米沢市市民バス」も参照

2004年3月にデジタル・フロンティアが『アタゴオル物語』を3Dアニメ映画化すると発表、2006年10月に『アタゴオルは猫の森』のタイトルで公開された。
作品リスト

(括弧内初出年、掲載誌)
ヨネザアド・アタゴオルの物語

ヨネザアド物語(1975年、
ガロ

アタゴオル物語(1976年 - 1981年、マンガ少年「ますむらひろしのファンタジーゾーン」I/IIの作品群および「SFマンガ競作大全集(東京三世社)を改題、1992年、マンガデュオ朝日ソノラマ))ISBN 4257916354

アタゴオル・ゴロナオ通信(1976年 - 1980年、宝島宝島社)・猫の手帳(猫の手帳社)他) イラストと文による物語

ジャングル・ブギ(1981年 - 1982年、マンガデュオ(朝日ソノラマ))

アタゴオル玉手箱(1984年 - 1994年、月刊MOE(MOE出版)・コミックFantasy偕成社)他)ISBN 4030140408

ジャリア(1991年 - 1993年、こども時刻表(河出書房))

偕成社、2000年9月発売、ISBN 978-4030148208


ふぁんきい・きゃっと(月刊PLAYBOY(集英社))

アタゴオル(1994年 - 1996年、コミックバーガー(スコラ))

ギルドマ(1997年 - 1999年、ネムキ(朝日ソノラマ))

アタゴオルは猫の森(1999年 - 2011年、コミックフラッパーメディアファクトリー))

アタゴオルは猫の森 劇場版(2006、角川ヘラルド映画

その他の作品

コスモス楽園記(1986年 - 1989年、コミック・バーガー)ISBN 4594019323

夢降るラビット・タウン(1989年? - 1999年?、(増進会出版社))

カリン島見聞録(19??年 - 19??年、王様手帳?(アド・サークル)) イラストと文による物語

ペンギン草紙(1988年、コミック・モエ(偕成社)) カリン島のシリーズ

オーロラ放送局(1992年 - 1993年、LCミステリー(学習研究社)) カリン島のシリーズ

上. 1993年5月初版、ISBN 978-4056000672

下. 1993年5月初版、ISBN 978-4056000665


円棺惑星(1991年 - 1993年、眠れぬ夜の奇妙な話(朝日ソノラマ))

朝日ソノラマ、1996年2月発売、ISBN 978-4257902683


アンダルシア姫(1993年 - 1996年、LCミステリー)

学研〈ピチコミックスEX〉
1994年12月初版、ISBN 978-4056007640

1996年2月初版、ISBN 978-4056012422

1996年4月初版、ISBN 978-4056012903



惑星ミマナ(1997年 - 2000年?)

ポプラ社〈POPLARコミックス〉
2002年6月初版、ISBN 978-4591072851

2002年8月初版、ISBN 978-4591073384

2002年10月初版、ISBN 978-4591073919



宮沢賢治漫画化作品

宮沢賢治童話集
ISBN 4-257-90115-2

セロ弾きのゴーシュ(1983年、マンガデュオ)

銀河鉄道の夜(1983年、朝日ソノラマ)描き下ろし ISBN 4594016987

銀河鉄道の夜[初期形]ブルカニロ博士篇(1985年)

風の又三郎(1983年、朝日ソノラマ)描き下ろし ISBN 4257902604

グスコーブドリの伝記(1983年、朝日ソノラマ)描き下ろし

どんぐりと山猫 ISBN 4594017789

猫の事務所

十力の金剛石

雪渡り


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