撮影のロケ地として、伝三らの家は戸入地区が、商店街は本郷地区が使われた。長者ヶ淵という場所は現実には実在しないため、門入地区より奥にある長者平が使われた。映画が製作された当時はまだ徳山ダムの工事は本格的に始まっていなかったため、ダム工事現場とダイナマイトでの発破音は徳山村以外での映像が使われた。 主演の加藤嘉の演技があまりに自然だったため、モスクワ映画祭の審査員たちは、俳優が演技しているのではなく、本当に認知症の老人を使って撮影したと思っていたという。
エピソード
脚注^ 『岐阜新聞』2021年5月2日付、2面
関連項目
徳山ダム
水資源開発公団
増山たづ子 - 原作者・平方浩介の叔母。ダムに沈む徳山村を記録し続けたアマチュア写真家。
故郷 (唱歌)
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