『ひらけ!ポンキッキ』から市販されたシングルレコードの1作目は1975年発売の「たべちゃうぞ」(キャニオン CX-101、歌:ガチャピン(矢沢邦江))である(2作目は「およげ!たいやきくん」)。それ以前にも非売品の『ポンキッキレコード』(フェデップシリーズ)なるシングルレコードが、フジテレビ総合研究所(キャニオン・レコード)からいくつか発表されていた。『ひらけ!ポンキッキ』から市販されたLPの1作目は1973年発売の『ひらけ!ポンキッキ』(キャニオン E-1012)である。番組関連の音楽作品は後の「P-kie'sメロディ」などを含め、シリーズの多くがポニーキャニオン(旧:キャニオン・レコード)からの発売であるが、1975年発売のLP『ひらけ!ポンキッキ』(キング SKM-2229)はキングレコードからの発売であった。
長らくポニーとキャニオンレコードで本番組の音楽担当だった小島豊美ディレクターは1980年代前半頃から関与しない楽曲(「NINJIN娘」など)が増え、1986年発売の「からだ元気?/はたらくくるま」(キャニオン 6G0086)を最後に番組から離脱した[3]。続いて出された1987年発売の「さすらいのカメ・ハメハ/はたらくくるま2」(キャニオン 6G0087)では渋谷優子ディレクターが担当した[4]。
中期オープニングの「青い空白い雲」とエンディングの「かもめは空を」[注 1] は、奈良橋陽子が作詞、ゴダイゴのタケカワユキヒデ(本名の「武川行秀」名義)が作曲を手がけ、元ザ・タイガースのかはしかつみが歌っていた[注 2](後の『ポンキッキーズ21』で20th Centuryの井ノ原快彦とブラザートムがカバー)。
2004年にはベスト盤である『ポンキッキーズ30周年記念アルバム ガチャピン&ムックが選ぶポンキッキーズ・ベスト30』が発売された。しかしOP・ED曲で人気の高い「青い空白い雲」「かもめは空を」は収録されなかった。「青い空白い雲」ののこいのこ版の音源は、2012年発売の『のこいのこ大全リターンズ』に収録された。
なお、「青い空白い雲」「かもめは空を」のオリジナル音源が収録されているメディアは、かつて通信販売限定で発売されていた『ひらけ!ポンキッキ』の教育セット『ひろがるせかい』(1979年発売)付属のカセットテープのみである[注 3]。 文字や数字の意味、数の概念、色の名前などを15 - 30秒程度で紹介するというコーナー。(リトルスタジオインク社が制作)映像はアニメーション(特にクレイアニメ・スキャニメイトなど)が多い。 BGMとして使用された曲は、イントロや、ワンフレーズである。邦楽ではピンク・レディー、キャンディーズなどのアイドル歌謡曲や民謡、ロックンロール、コミックソングも使用されていた。洋楽ではロックンロールやソウル、オールディーズと多岐にわたって使われている。特にビートルズの楽曲はイントロやアレンジなど含めて頻繁に使用されている。ナレーションは田中真弓など。 ペギー葉山が登場し、子供達に「好き嫌いをせずにんじんを食べましょう」「花火は大人と一緒にしましょう」などと告げ、望ましい行動やしてはいけない行動といった道徳をやさしく諭す。 はせさん治、パンチョ加賀美のコンビが、コント仕立ての寸劇を行う。内容には数や記号などの紹介も含んでいる。中には、強盗が縛った被害者に刺したナイフを「一本、二本」と数えるというブラックなものもあった。また、「料理番組」のパロディもあったが、1、2回程しか放送されなかった。 実写映像で動物や植物、自動車をはじめとした乗り物などを紹介するコーナー。海の生物を紹介する際はガチャピンが海に潜ることもあった。
ミニコーナー(スポット)
しつけ
寸劇(サブコア)
実写映像(コア)
コーナードラマ)粘土でできたモンスターたちの騒動を描くドイツ製のコメディクレイアニメ。オープニングとエンディングはカットされ本編のみ放送されたため、視聴者にタイトル名や制作国は知られていなかった。
ポンキッキ めいさくわーるど / ポンキッキ むかしばなし1988年4月4日 - 1990年3月23日放送(むかしばなしは1989年10月2日 - 12月8日)。スタジオジュニオ制作のセルアニメと、INC(LSI)制作の静止画(イコノグラフィー)をまぜる形で放映(リピート放映あり)[5]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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