宮城県のバドミントン強豪校[注 3]で、通称「フレ女」。インターハイ用のユニフォームは、太腿の露出した(体操競技および新体操のレオタードに近い)大胆な衣装となっていたが、後に普通の丈のショートパンツに差し替えられた。登場人物の苗字は宮城県の地名となっている[8]。前年は団体戦準優勝高で、今年は団体戦優勝。今年は個人戦、ダブル戦、団体戦の全ての県代表の枠を獲得している。本編の1年前を描く外伝小説『小説 はねバド!』の舞台となっている。
コニー・クリステンセン
声 - 伊瀬茉莉也作中の主要人物の一人で、デンマーク出身のプロ選手。綾乃にとって一度も会ったことがない義理の妹。身寄りの無い孤児だったが、綾乃の母、有千夏に育ててもらったことで、彼女のことは肉親同然に慕っている。また、彼女からバドミントンの英才教育を受け、天性のセンスと恵まれたフィジカルを持ち、ヴィゴにスカウトされた。しかし、“お姉ちゃん”と呼び慕っていた綾乃に会うため、団体組織を抜け出し日本に留学する。来日当初は育ての母親に対する執着心と独占欲に溢れ、また、生来のマイペースな性格、突然の家庭環境の変化から来るホームシックなどで留学生活がうまくいかず、また綾乃に会いたい一心で逃避行動にも走っているが、志波姫によって絆されてから、人とのつながりを大切にするようになる。その経歴があるため、同様に逃避行動を繰り返していた綾乃に対し、「人とのつながり」を教えた相手にもなっている。