はじめの一歩
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7月1日発売の「週刊少年マガジン」2021年31号から収録が始まり、同時に最新刊となる131巻までの全巻の電子版配信が開始された[9]
世界観

199X年[10][11]日本の東京の町[12]を舞台とし、とりわけその一角にある「鴨川ボクシングジム」を中心に物語が展開される。

国名・地名や有名施設は実在のそれに準じており(後楽園ホール両国国技館など。「下野動物園」といったように一部例外もある)、市民の生活や感覚もおおむね作品の連載時期であった1990年代のそれに準じている。さらに、鷹村の家の黒電話留守番電話になる、青木や木村が携帯電話を持つようになる、登場人物が皆シャツインの着方をしなくなるなど劇中でも実際の1990年代日本と同様の変化がみられた。しかし連載が2000年代に入っても尚この世相を反映させる傾向が続いたため、DVD[13]スマートフォン[14]、ETCなど、時折1990年代の時代設定に不釣り合いな要素もみられるようになった。

現実の世界では、『はじめの一歩』連載開始後の1998年に世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)とでルールが統合、両団体で異なっていた一部の階級の名称が一本化され、これに追随して日本ボクシングコミッション(JBC)もそれらの階級の名称を変更したが、『はじめの一歩』の世界では以前の名称が使われている。作中で登場している階級では、スーパーウェルター級はジュニアミドル級、スーパーライト級はジュニアウェルター級、スーパーフェザー級はジュニアライト級、スーパーバンタム級はジュニアフェザー級と表記されている。

登場するボクサーやボクシングジムはすべて架空のものであるが、実在する海外の有名ボクサー(当時の現役含む)や引退済みの日本のボクサーは例外的に引き合いに出されることがある(ファイティング原田マイク・タイソンなど)。
あらすじ
ボクシングとの出会い

気弱な高校生2年生の主人公・幕ノ内一歩は、不良たちにいじめられている所を偶然、プロボクサーの鷹村守に助けられる。鷹村に連れられて鴨川ボクシングジムに行った一歩は、そこでサンドバッグを叩いた際に圧倒的な破壊力のパンチを見せる。その後、プロになりたいと懇願した一歩に、鷹村は7日以内に10枚の葉っぱを取るテストを課し、一歩は苦心の末にそのテストに合格する。

ジムに入会した一歩は、同年代の宮田一郎とスパーを行い、予想以上の検討を見せる。以降、2人はお互いに良きライバル関係となる。ジムの会長でトレーナーの鴨川源二に見出された一歩は、二人三脚でプロテストに合格。プロデビューした一歩は、減量が苦手な小田裕介、頭突きをしてくる藤原義男に勝利し、"新人王トーナメント"に挑戦することになる。
新人王トーナメント

新人王決勝で宮田と試合をすることを目標に、驚異的なフックを繰り出すジェイソン尾妻、パンチ力のない小橋健太、ショットガンの異名を持つ新人王候補の速水龍一に勝利する。しかし、宮田は間柴了のラフプレイによって敗れてしまう。

決勝では間柴のフリッカージャブに苦戦した一歩であったが、ボディへの再三のパンチによってエルボーブロックしていた間柴の左腕の肘を破壊したことをキッカケにして、そこから形勢逆転して勝利を収める。

東日本新人王となった一歩だったが、一歩が拳の骨折が完治しないまま全日本新人王決定戦に臨むことになる。西日本新人王の千堂武士は、一歩並みの破壊力を持ち、一歩をKO寸前まで追い詰めるが、最後は一歩が放ったテンプルへの一撃で意識を失いながら戦い、結果コーナーから立ち上がることが出来ず3R棄権試合(TKO)となり、一歩は新人王となる。
登場人物詳細は「はじめの一歩の登場人物」を参照

劇中の登場人物、対戦相手等の詳細な情報は上記ページを参照。
書誌情報
単行本コミック一覧(140巻)

森川ジョージ 『はじめの一歩』 講談社〈少年マガジンコミックス / プレミアムKC
[注 1]〉、既刊140巻(2024年2月16日現在)
1990年2月9日発売[15]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-06-311532-1

1990年3月13日発売[16]ISBN 4-06-311543-7

1990年5月15日発売[17]ISBN 4-06-311566-6

1990年8月9日発売[18]ISBN 4-06-311591-7

1990年10月12日発売[19]ISBN 4-06-311608-5

1990年12月11日発売[20]ISBN 4-06-311625-5

1991年2月13日発売[21]ISBN 4-06-311641-7

1991年4月11日発売[22]ISBN 4-06-311658-1

1991年7月15日発売[23]ISBN 4-06-311690-5

1991年9月13日発売[24]ISBN 4-06-311708-1

1991年12月11日発売[25]ISBN 4-06-311730-8

1992年2月14日発売[26]ISBN 4-06-311754-5

1992年5月8日発売[27]ISBN 4-06-311783-9

1992年8月3日発売[28]ISBN 4-06-311814-2

1992年10月13日発売[29]ISBN 4-06-311830-4

1992年12月11日発売[30]ISBN 4-06-311851-7

1993年3月11日発売[31]ISBN 4-06-311881-9

1993年6月14日発売[32]ISBN 4-06-311909-2

1993年8月6日発売[33]ISBN 4-06-311927-0

1993年11月12日発売[34]ISBN 4-06-311956-4


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