ぬらりひょんの孫
ジャンル怪奇ファンタジー、ホラー
漫画
作者椎橋寛
出版社集英社
その他の出版社
ビズメディア
Planet Manga
『ぬらりひょんの孫』(ぬらりひょんのまご)は、椎橋寛による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2008年15号から2012年30号まで連載された。妖怪を題材とした少年漫画作品。略称・愛称はぬら孫で、後述のラジオの題名等にも使われている。 妖怪の総大将・ぬらりひょんの血を継ぐ少年を主人公とする怪奇ファンタジー。現代の日本を舞台に、百鬼夜行が激突する任侠妖怪の世界を描いた物語となっている。 『赤マルジャンプ』2006年SPRING号に掲載された後、『週刊少年ジャンプ』2007年35号に第32回金未来杯エントリー作品として読み切り掲載、金未来杯を受賞した(その他の詳細は後述)。『週刊少年ジャンプ』2008年15号より連載開始、2012年30号連載終了。その後、2012年の『少年ジャンプNEXT!』に完結編「葵螺旋城 最終決戦編」が3号連続掲載され[3]、完結した。2018年12月時点で単行本の累計発行部数は1200万部を記録している[4]。 2009年12月には小説版とドラマCDが発売され、『週刊少年ジャンプ』2009年53号にてテレビアニメ化が発表された[5]。2010年7月から第1期が、2011年7月から第2期が放送された。さらに2011年11月にはゲームが発売された。 2013年8月より、『ジャンプLIVE』にて番外編『ぬらりひょんの孫 外伝?花開院夜話?眼球蒐集鬼』を全3話で連載、後に『ILLEGAL RARE』の4巻で1話にまとめられたものが収録された。 登場する妖怪の多くは妖怪画集から採用しており、参考文献として鳥山石燕『画図百鬼夜行』、竹原春泉『絵本百物語』、河鍋暁斎『暁斎妖怪百景』の3つが示されている。 2023年、『ウルトラジャンプ』4月号にて作者の椎橋の作品『岩元先輩ノ推薦』とコラボレートしたイラストを表紙に掲載[6]。本作の15周年を記念し、同誌で11年振りの本作のシリーズ「ぬらりひょんの孫?陰?」(ぬらりひょんのまごかげ)の短期集中連載が発表され[6]、同年同誌5月号より同年8月号まで連載[1][2]。
概要