にこにこ、ぷん
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怒ると「ピッコ!!」と怒鳴ると同時にジャンプして地響き[注釈 13]を起こし、2人をよろけさせる(この動作を「どんぴょん」と呼ぶ)。そのため、2人は彼女には頭があがらない。得意なことは料理に編み物相撲ボクシングレスリングアコーディオン。幼稚園ごっこも好きで、2人はそれらにしばしばつき合わされる。ペンギンだがカナヅチで泳げず、そのことではじゃじゃまるによくからかわれる。劇中の描写上、腕および手は羽であり板状で指が無いため、じゃんけんはパーしかだせない。空を飛ぶペンギンになる夢を持ち、密かに練習している。第50回紅白では、速水と茂森が「だんご3兄弟」を歌う中、バックでバンドネオンを弾いた。
ぽろり・カジリアッチIII世
声 - 中尾隆聖ネズミの男の子。4歳。ぽろぽろ島出身。イメージカラーは藍色。「やあ、ぽろりなのだ」(回によっては挨拶の前に「僕は?海賊?なのだ?、海の?男?なのだ?」と歌う事がある。初期のみ「やあ、僕ぽろり・カジリアッチV世なのだ」)と挨拶する。一人称は「僕」(極めてまれに「わたし」)。語尾に「なのだ」とつけて喋る。じゃじゃまるからは「ヨヨヨねずみ」「いい子ねずみ」などとからかわれる。身長は190cm、おなかの周り170cm、足のサイズは40cm、尻尾の長さは215cm。ピンク色と牡丹色の縞柄のシャツと藍色のサスペンダーつき半ズボンを着用し、ピンク色のバンダナをしているのは、家系が海賊だからである。映画『海だ!船出だ!にこにこ、ぷん』では主人公を演じた。有名な海賊「ねこいらず・カジリアッチ」の子孫。カジリアッチ家のならわしとして幼稚園の卒園後に船を与えられ、祖先の隠した財宝を探す旅に出たところ、にこにこ島に漂着し、じゃじゃまるとぴっころに出会っている。そのため、推定になっている上記の2人とは異なり唯一、年齢が明確に設定されている[2]。頭が良くて謙虚で優しい性格だが、気が弱くて忍耐力がなく、泣き虫ですぐに「ヨヨヨヨ」と泣く。得意なことはヴァイオリンギター、発明、工作、剣道。嫌いな食べ物はピーマンで、見たり名前を聞いたりしただけで寒気がすると同時に気を失うほどである。他2人がそのピーマン嫌いを克服させようといろいろと試みるが、すべて失敗に終わっている。第50回紅白では、速水と茂森が「だんご3兄弟」を歌う中、バックでヴァイオリンを弾いた。声を当てている中尾は、『ドレミファ・どーなっつ!』でも、れおなるど・とびっしー(れっしー)役を担当し、第14作『ファンターネ!』でも、アンモ・チョコモ(アンモさん)役を担当する。
サブキャラクター
かしの木おじさん
声 -
高木均樹齢200年のカシの木。頼りになるおじさん。島の長老的存在で、いつも3人を温かい目で見守っているが、普段は居眠りばかりしている。博識で優しく、島の生き字引。好きなものはヤシ酒。夢は海を見ること。移動が出来ないので、鳥や動物が手足になって働く。
はなばなガールズ
声 - DO!ケシ科の珍種らしき歌う花(4本)たち。状況説明から時間経過にいたるまで、なんでも歌にする。夢は『紅白歌合戦』に出場すること。アイキャッチとエンドキャッチに登場し、アイキャッチの際に左右に揺れながら「あらあら おやおや それからどんどこしょー」、物語の終わりには「わーい わーい にこにこぷん」と歌う。放送開始当初はデザインが違い、歌の中でストーリー解説をしていた。
りんりんとるんるん
カエルの夫婦。天気予報が得意。予報を伝えるにはじゃじゃ丸の通訳が必要。7児のおたまじゃくしの親。
かもめの郵便屋さん
声 - 小林修にこにこ島に手紙を届ける郵便屋。ぴっころ・ぽろりに両親や友人からの手紙や小包を運んでくる。手渡しではなく、空中から配達先へ配達物を落として渡すのが特徴。『ドレミファ・どーなっつ!』にも登場。
くいしんぼうのクマ
にこにこ島に住む獰猛な熊。ただし姿を現したことは一度もなく、じゃじゃまる達の会話の中にのみ登場する。まれに咆哮だけが聞こえることもある。
映画・TVスペシャルのキャラクター
映画『海だ!船出だ!にこにこ、ぷん』

きたん
声 -
山田康雄カジリアッチ船長の子分のキツネの海賊で、三匹の中ではリーダー格。お調子者で高慢な性格で、宝のためなら仲間同士争うことも。一度、ぴっころを姫と慕ったこともある。一人称は「オレ」または「あっし」。なお、声を担当した山田は『ブンブンたいむ』で「いなりやま・つね吉」を演じ、同作品で「ごじゃえもん」を演じた、じゃじゃまる役の肝付とは7年ぶりの共演となった(演じた動物も、共にキツネである)。
ごろんざ
声 - 玄田哲章カジリアッチ船長の子分のクマの海賊で、三匹の中では一番の巨漢。気は優しくて力持ち。いかつい外見に似合わず、寂しがりで友達が一人もいないことに悩みを持っている。ぽろりが船長の子孫と知り、争いを中止するなど、他の二人と比べて真面目そうに描かれている。一人称は「オレ」または「ワシ」。
めだるま
声 - 松岡洋子カジリアッチ船長の子分のサルの海賊で、三匹の中では唯一の女性。男勝りで勝気な性格だが、母親に会えないぽろりにもらい泣きするなど、乙女な部分を見せる。バナナでじゃじゃ丸を誘惑して子分にしたこともある。サルなので断崖絶壁を楽々に登るという身のこなしと、誰にも負けない好奇心を持っている。一人称は「あたい」。
ペペラ
声 - 田中真弓オウム。見た目や口調から女の子に見えるが、実は男の子。かつてはぽろりの祖父・カジリアッチ船長のペットだったらしい。外見に似合わず、歌がうまい。一人称は「私」。
TVスペシャル『にこにこ、ぷん 魔法のクレヨン』

ほしがり姫
声 - 西原久美子魔女の女の子。本名は「星マリン」だが、わがままな性格でなんでも欲しがるからそう呼ばれている。魔法のクレヨンを使ってじゃじゃ丸達を妨害し、かしの木おじさんを独り占めしようとするも、母にお仕置きされて失敗する。後にじゃじゃ丸達に誤り、彼らと一緒に遊んだ。
ママ魔女
声 - 向井真理子ほしがり姫の母で、偉大な魔女。怒ると怖く、娘のわがままには手を焼いている。召使いにマジョリカとマジョンナがいる。
音楽

井出隆夫(作詞)・越部信義(作曲)のコンビで本作のために制作された楽曲は1000曲近くに達する[19]

原作者の井出は、1970年代より『おかあさんといっしょ』に作詞家として楽曲提供しており、『ブンブンたいむ』終了にあたり、次回作の脚本家を探しているという話を番組スタッフから聞き、自ら担当したいと名乗り出たという[20]。また、番組開始に当たって、井出は毎日1曲ずつ新曲を入れるというルールを自らに課していたため、制作した歌は1000曲を超えるだろうとJASRACとのインタビューの中で振り返っている[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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