なんばパークス
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施設全体は、大きく分けて「なんばパークス Shops&Diners」(商業棟)、「パークスタワー」(オフィス棟)、ホテル2棟とオフィス(パークス サウス スクエア)の「なんばパークス サウス」の3つにより構成されている。
なんばパークス Shops&Diners
フロア構造

地上10階、地下3階建て。地上部分は段丘状に建てられている。植栽を多用し、屋上部分は「屋上庭園 パークスガーデン」として3階から9階まで緑が広がる1期部分の屋上庭園には、約235種類、約40,000株の植物が植えられている)。パークスガーデンには、南海ホークスに在籍した元選手を始め旧大阪球場にゆかりが深い人物の手形モニュメントが設置されている[12]

1階部分には、隣接する商業施設「なんばCITY」南館との共同ショッピングモール「なんばカーニバルモール」がある。

2階部分(キャニオンストリート)には、かつて数多くの名勝負がこの場所で生まれたのを記念して、旧大阪球場のホームベースとピッチャープレートの記念プレートが、実際にあった位置からは約30mほど北の位置に埋め込まれている。

2階イベントスペース「キャニオンコート」には、2007年3月に189インチの大型ビジョン「パークスビジョン」(松下電器産業(現:パナソニック)製「LEDアストロビジョンAZ-LE080Fシリーズ」を使用。同シリーズの屋外への設置は国内初)が新設された。

3階から上のフロアには段丘状の屋上公園「パークスガーデン」が設けられている。約7万株の植物の緑が植えられ、都心で自然を楽しめる。なお、ガーデンの第1期部分については、財団法人都市緑化技術開発機構が主催する「第4回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール」において、2005年10月25日付で「屋上緑化大賞・国土交通大臣賞」を受賞している[13]

8階部分には「円形劇場」と呼ばれる野外イベントスペースがあり、その右側および観客席の階上には、「アーバンファーム」[注釈 1]という貸菜園への出入口が設けられている。なお、2Fキャニオンコートから8F円形劇場に繋がるエレベーターの上には、「パークスムーン」という丸い銀幕があり、イベント情報や、「なんばクリエイターファクトリー」の塾生による動画アートなどを映していたが、2007年3月末に投影用プロジェクターが撤去され、現在は夜間照明が当てられている。

2階

3階

6階

連絡通路

8階の映画館

第2期エリアの増築ザ・なんばタワー

2007年4月19日開業のなんばパークス2期エリアには、松竹ティ・ジョイ東映グループのシネコン運営会社)が共同運営する、大阪市内第2位の規模[注釈 2]シネマコンプレックス(複合映画館)「なんばパークスシネマ」(11スクリーン・2,164席)が核施設として6 - 10階に入居し、さらに、島屋が「なんばパークス T-Terrace by TAKASHIMAYA GROUP」という名称で、1 - 3階東側部分(延床面積約7,200平方メートル)において専門店街をプロデュースしている。その他、旭屋書店日本トイザらスの日本独自業態なども入居している[14]

2003年10月に開業した第1期の商業棟を南側へ拡張。2期の敷地面積は、11,000平方メートルで一期と合計で33,000平方メートル。投資額は200億円程度。これに併せて「屋上庭園 パークスガーデン」も拡張され、約240種、約30,000株の植物が追加された。これにより、第1期、第2期合計の屋上庭園では、約300種、約70,000株の植物が植えられていることになる。

1 - 5階は物販、6 - 8階は飲食店舗が入居。8、9階には新たに3,500平方メートルの公園が整備され、屋上公園は計11,500平方メートルに拡大した。これらの屋上公園内をガーデン事務局スタッフの案内でゆったりと散策する「パークス・ガーデンガイドツアー」という異色の建物めぐりツアーも設定。

なお、南側に隣接するヤマダデンキLABI1 なんばとは、2Fレベルでペデストリアンデッキによって直通している。

また隣接地に分譲マンション「ザ・なんばタワー ?タワーレジデンス・イン・なんばパークス?」がパークス2期と一体で建設されている(分譲販売は終了)。
フロアコンセプト

9F:都心で自然を楽しめるガーデン 

8F:高感度な大人のダイニングフロア

7F:高感度な大人の飲食フロア

6F:一味違うカジュアルレストランフロア

5F:大人が自由に心を遊ばせる ライフスタイルフロア

4F:遊び心溢れる大人のためのフロア

3F:自然体でおしゃれを楽しむ男女のフロア

2F:新生パークスのメインストリートフロア

1F:なんばCITYとつながるカーニバルモール

主な入居施設屋上に設置のモニュメント「天海の輝き」(ジミー大西制作)エレベーターホールMBSラジオのサテライトスタジオ「パークス・ラジオパラダイス PaRa Para」パークスタワー

10 - 6F:複合映画館 なんばパークスシネマ

9 - 3F:パークスガーデン

9F:南海ホークスメモリアルギャラリー[注釈 3]、ステップガーデン、はらっぱ広場、シンボルモニュメント「天海の輝き」(ジミー大西による制作)

8F:円形劇場(イベントスペース)

8F:ザ・ガーデンコート ブライダルサロン(ブライダルサロン)

8F:ソードアート・オンラインカフェ(コンセプトカフェ)

7F:パークスホール(多目的ホール)

7F:KEYUCA(インテリア雑貨店)

7F:リトルおやつタウン Nambaおやつカンパニーが運営するテーマパーク)

6F:namcoアミューズメントパーク


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