どついたるねん
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北山と同じくゲイらしき人物で、ある日店内で眠ってしまった安達に頬を寄せたことに北山からビンタされる
レポーター
演:ハイヒールモモコ試合を1週間後に控えた安達の自宅前にカメラマンと取材に訪れ、ロードワークに出てきた彼に意気込みを尋ねる。
マスター
演:山本竜二カラオケスナックを経営。ボクサーとして活躍する安達を応援してきた。退院後の安達がカラオケを独り占めして歌い続けて他の客が帰ってしまったため嘆く。
北山次郎
演:美川憲一飲食店を経営。安達の知人で気にかけているが、彼から「あんたの店は好かん。気色悪い」と評されている。以前からボクシングの興行を手掛けるのが夢で、ジムを作るための資金援助を頼みに来た安達に興行のライセンスの手配を条件に出す。その後門下生を失った安達のジムを閉鎖するが、興行権は手放さなかった。

このほか、渡辺二郎六車卓也串木野純也といった(元)ボクサーが出演している[2]
製作

阪本が元になる脚本を書いて初対面の赤井に見せた際、赤井は自分が出ないシーンを「要らないんじゃないですか」と指摘する反応を見せたため、ほぼ全編赤井が出る形に変えたという[3]。阪本はシーンごとに赤井に体重を指示し、それに合わせて増減量を繰り返すことが負担だったと赤井は後年述べている[3]
評価

ブルーリボン賞受賞など評価を受けたが、赤井に対して「地でやってるだけ」という批判が地元から寄せられたことを「悔しかった」と感じた阪本は、次回作として将棋界を舞台にした『王手』を手がけた[3]
関連図書

『浪速のロッキーのどついたるねん 挫折した男の復活宣言』
講談社、1987年、ISBN 4-06-203654-1

脚注^ 天気予報サービスにかけて一人でしゃべっていた。
^ どついたるねん - MOVIE WALKER PRESS。彼らが登場するのは、安達英志ボクシングジムの開所記念パーティーの場面である。
^ a b c “赤井英和がデビュー作「どついたるねん」の復活上映でトークショー 恩師の阪本監督は赤井の最新作を「トップガン級に面白い」と絶賛”. サンケイスポーツ. (2022年9月8日). https://www.sanspo.com/article/20220908-4NDHYISDDFLCBM2NU6WXGFWOZU/ 2023年2月7日閲覧。 

外部リンク

どついたるねん
- allcinema

どついたるねん - KINENOTE

どついたるねん - IMDb(英語)










ブルーリボン賞 作品賞
1950年代

また逢う日まで(1950)

めし(1951)

稲妻(1952)

にごりえ(1953)

二十四の瞳(1954)

浮雲(1955)

真昼の暗黒(1956)

(1957)

隠し砦の三悪人(1958)

キクとイサム(1959)

1960年代

おとうと(1960)

豚と軍艦(1961)

キューポラのある街(1962)

にっぽん昆虫記(1963)

砂の女(1964)

赤ひげ(1965)

白い巨塔(1966)

1970年代

化石(1975)

大地の子守歌(1976)

幸福の黄色いハンカチ(1977)

サード(1978)

復讐するは我にあり(1979)

1980年代

影武者(1980)

泥の河(1981)

蒲田行進曲(1982)

東京裁判(1983)

瀬戸内少年野球団(1984)

(1985)

ウホッホ探険隊(1986)

マルサの女(1987)

敦煌(1988)

どついたるねん(1989)

1990年代

少年時代(1990)

あの夏、いちばん静かな海。(1991)

シコふんじゃった。(1992)

月はどっちに出ている(1993)

棒の哀しみ(1994)

午後の遺言状(1995)

岸和田少年愚連隊(1996)

バウンス ko GALS(1997)

HANA-BI(1998)

御法度(1999)

2000年代

バトル・ロワイアル(2000)

千と千尋の神隠し(2001)

たそがれ清兵衛(2002)

赤目四十八瀧心中未遂(2003)

誰も知らない(2004)

パッチギ!(2005)

フラガール(2006)

キサラギ(2007)

クライマーズ・ハイ(2008)

劒岳 点の記(2009)

2010年代

告白 (2010)

冷たい熱帯魚(2011)

かぞくのくに(2012)

横道世之介(2013)

超高速!参勤交代(2014)

日本のいちばん長い日(2015)

シン・ゴジラ(2016)

あゝ、荒野(2017)

カメラを止めるな!(2018)

翔んで埼玉(2019)

2020年代

Fukushima 50(2020)

孤狼の血 LEVEL2(2021)

ある男(2022)

ゴジラ-1.0(2023)

括弧内は作品年度を示す、授賞式の年は翌年(2月)

作品賞

監督賞

主演男優賞

主演女優賞

助演男優賞

助演女優賞


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