最初の2年間は訪問先が南方の島、アラビア、江戸時代(と思われる)の日本の城、メキシコの4ケ所で、メキシコではブーフーウーとライバルのオオカミが再登場し、ブッチー達一行と交流するストーリーだった[注釈 6]。一方、日本の城では間の抜けたペンギン好きの殿様や家老との交流と一行を付け狙う侍との攻防が描かれた[注釈 7]。放送開始から2年後には南方の島とメキシコに替わって、アメリカの岩石砂漠とアルプスの村が新たに登場した。
NHKには映像は現存していない[13]。
登場キャラクター[ソースを編集]
メインキャラクター[ソースを編集]
ブッチー
声 - 大山のぶ代元気な犬の男の子。三角帽子を被っている[1]。立ち位置は右。トリオの中では最も礼儀正しく、行動も冷静。
ペンチー
声 - 堀絢子ペンギンの女の子。頭にリボンを着けている[1]。立ち位置は中央。トリオの紅一点。口やかましく、よくフトッチーと口論になる。なお、彼女のみ服を着ておらず、これは歴代着ぐるみキャラクターで初めてのことだった[14]。
フトッチー
声 - 愛川欽也(1971年4月5日から1973年3月26日まで)→はせさん治(1973年4月2日から1974年3月25日まで)ブッチーの兄にあたる犬。縞模様の三角ニット帽を被っている[1]。立ち位置は左。ブツブツと文句が多く、ややひねくれ者。気球は彼が操縦。
サブキャラクター[ソースを編集]
おじいさん
声 - 八木光生
ハンス
声 - 関根信昭
マルガレーテ
声 - 里見京子
『ブーフーウー』からのゲストキャラクター[ソースを編集]
ブー
声 - 小原乃梨子
フー
声 - 三輪勝恵
ウー
声 - 増山江威子
オオカミ
声 - 永山一夫
主題歌[ソースを編集]
「とんでけブッチー」[15]
作詞 - 飯沢匡 作曲 - 小森昭宏 歌 - 木星会
スタッフ[ソースを編集]
作 - 飯沢匡
人形・装置デザイン - 土方重巳
人形制作 - 川本喜八郎、 佐藤三郎
音楽 - 小森昭宏
備考[ソースを編集]
2024年(令和6年)3月現在では定番になりつつある、着ぐるみのメインキャラクターが3人以上の作品で、名前が呼ばれたり、書かれたりする順番の2番目が「女の子」、締めが「男性声優が演じるキャラクター」を最初に取り入れた作品である[注釈 8][7][8]。
メキシコ編でのオオカミの声は本作でも永山一夫が演じた。永山はこの出演を終えて北朝鮮へ移住、その後消息は不明になっている。
脚注[ソースを編集][脚注の使い方]
注釈[ソースを編集]^ サブキャラクターも含めれば『ブーフーウー』に登場した、インコのペロちゃん以来になる[4]。
^ 基本は男の子キャラクターだが、第13作『ガラピコぷ?』のガラピコのみ性別不明[6]。
^ 『ダットくん』のゴンタくんのみメインキャラクターではない[9][7]。
^ 後に『おかあさんといっしょ』土曜枠限定で放送された『ミューミューニャーニャー』のブル子さんも含めれば、5回になる[10]。
^ 次いで多いのは、第8作『にこにこ、ぷん』で、ふくろこうじ・じゃじゃまる、ぽろり・カジリアッチIII世の声を担当した肝付兼太と中尾隆聖の3回[7][8]。