となりのサインフェルド
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演 - ハイディ・スウェッドバーグ、日本語吹替 -ジョージの恋人でテレビ局NBCで働いていたが、会議中にジョージとキスをして首になる。その後別れたが久しぶりに再会するとスーザンはレズビアンになっていた。
ラッセル・ダルリンプル
演 - ボブ・バラバン、日本語吹替 -NBCの社長。
ジョージ・スタインブレナー
声 - ラリー・デヴィッド(クレジットなし)ジョージが就職したメジャーリーグベースボールニューヨーク・ヤンキースに実在する名物オーナー。本物のスタインブレナーも出演したこともある。
デヴィッド・プッディ
演 - パトリック・ウォーバートン、日本語吹替 -エレインのボーイフレンド。普段は冷静で落ち着いているが、たまに情熱的な性格になる。当初は自動車整備士だったが、のちに自動車のセールスマンになった。
ティム・ホワットリー
演 - ブライアン・クランストン、日本語吹替 -ジェリーのかかりつけ歯科医。一見して物腰は柔らかだが、不用意な言動でしばしばジェリーをいら立たせる。
ロス夫妻
演 - ウォーレン・フロスト、日本語吹替 -演 - グレイス・ザブリスキー、日本語吹替 -スーザンの両親。ロス夫人はアルコール依存症で、夫のことを見下しつつも愛している。
その他

日本では
WOWOWにて、第2シーズンから第5シーズンまで放映がされた。上記の声優はその時点のもの。

日本版DVDは、現在第4シーズンまで発売されている。ただし、声優陣が上記と異なる。

2016年12月、日本AMAZONプライムビデオでは、上記で未放送・未発売だったものも含め、全エピソードをネット配信している。


企画の段階では、スタンドアップ・コメディアンのジェリー・サインフェルドの一日を追い、日常生活からどのようにネタを作るのかを見せ、最後にジェリーがステージで披露するというドキュメンタリー構成で90分の土曜日夜の特番であったが、ジェリーが「自分を一日追い駆けて90分を埋めるのには無理がある。ましてやそれがコメディーの特番なら、なおさら無理。せいぜい30分が限界だろう」と言ったので、企画を変更して30分のコメディのドキュドラマとして製作されることになった。脚本が仕上がった段階で、企画はさらに変更されて、「スタンドアップ」というタイトルのシチュエーション・コメディのパイロット版として撮影され放送されることになった。

テレビ史上前例がないほどの人気番組となり、当時の人気ドラマ『ER緊急救命室』を抜いて、全米で6年連続視聴率1位に輝き、番組終了時まで全米視聴率No.1を保ち続けた伝説的なドラマである。批評家からの評価も高く、エミー賞ゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞した。

同番組が放送されていた米NBC木曜日のプライム・タイムは絶対に見逃せないテレビということで“Must-See TV”と呼ばれ、視聴率でも他局を寄付けない強さを築いた。

1997年12月25日、人気絶調にもかかわらず主演・制作のジェリー・サインフェルドがドラマの終了を発表したため、ニューヨーク・タイムスが第一面で「サインフェルド終了」を報じ、大手ニュース情報誌のタイムなど他の主要紙までもがトップで報じる等の騒ぎとなった。

最終話「The Finale」の視聴率は40%を超え、全米で7600万人が見たTV史上に残る記録的な視聴率をマークした。これは当時のアメリカで史上3番目の高視聴率だった。

コメディドラマ「ダーマ&グレッグ」の第22話では、サインフェルドの最終回が放送されている間、町中から人が消えているのを利用して、ダーマ夫妻が野外セックスを敢行するというエピソードがある。

最終話の放映中にフランク・シナトラが危篤に陥ちいったが、多くの人が家でサインフェルドを観ていたためにロサンゼルスの街は人も車もおらず、シナトラを乗せた救急車はあっという間に病院に着いたという。

シットコムの最終話はアメリカ史上3番目の高視聴率を記録したが、そのエピソードの中で当時ニューヨーク・ヤンキースの投手だった伊良部秀輝がネタとして登場し、ジョージ・コスタンザの父親がヤンキースのオーナーであるジョージ・スタインブレナーに「なんで伊良部に大金を払ったんだ!」と怒鳴るシーンがある。この事により伊良部はある意味でアメリカで一番有名な日本人アスリートとなる。

この番組がアメリカTV界史上第1位に選ばれている理由は、とりもなおさずそのオリジナリティにある。意味があるようでまったくなかったりするギャグは、これまでのどの番組とも違っており、以降多くの番組がサインフェルド的なギャグを真似したが、どれもサインフェルドとは似ても似つかないものになった。『「サインフェルド」の前に「サインフェルド」なく、「サインフェルド」の後に「サインフェルド」なし』と言われている。しかし初期の数年はその不可解なギャグに視聴者がついていけず、大した視聴率的を上げることができなかったためにキャンセルをほのめかされていた。

ニューヨークが舞台とあってメジャーリーグのヤンキースやメッツ関連の話題も多い。キース・ヘルナンデスポール・オニールデレック・ジーターバーニー・ウィリアムスらがゲスト出演している。ときおり出演こそないがジョー・ディマジオミッキー・マントルもネタとしてあがった。

ジェリー・サインフェルドエカテリーナ・サボーと想定される女性(1984年ロサンゼルスオリンピックの体操競技で銀メダルを獲得したルーマニア人の元女子体操選手)とデートをするエピソードがある。

ニューヨークで有名なスープ専門店で大丸東京店にもあった『オリジナルスープマン』は、注文待ちの御客に向けて整列のマナーの但し書きをし統制したり(日本と違い列に並ぶ文化も無く、御客による通行妨害など公共に不快感を与える全ての行為が店の責任となるアメリカにおいて、その対策とマナーの啓蒙として施した行動)、その他御客に対する上から目線の対応が、全体主義的と揶揄され「スープ・ナチ」のエピソードとなった。

エレイン・ベネスは避妊手段として、『トゥデイ・スポンジ』(Today Sponge:女性の膣内に挿入する殺精子剤を含んだスポンジ状の避妊具)を愛用していたという設定になっている。
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