てれびくん
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ウルトラマンメビウス』外伝シリーズ、『ウルトラマンゼロ』シリーズなどのオリジナルストーリー関連は、本誌とテレマガ両誌で掲載。本誌は『ウルトラマンフェスティバル』初出のオリジナル怪獣を多数使用しており、テレマガに比べて豪華な内容になっている。また『ウルトラギャラクシーファイト』をはじめとするネットムービー関連も積極的に掲載している。


タカラトミーの『トランスフォーマー』シリーズに関しては、東映製作のアニメシリーズをはじめとする初期の作品は講談社がほぼ独占掲載していたため掲載していなかった。初掲載が『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』劇場版で、一部の作品を除き、アニメの情報と玩具を使ったジオラマストーリーを中心に掲載していた。2013年7月号から『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』の国内における続編、『参乗合体 トランスフォーマーGo!』の連載を開始、テレビマガジンとの連動企画を行った。掲載誌別に内容が異なり、本誌ではソードボット侍チームの活躍を描いた【侍チーム】篇を掲載。競合誌テレマガで掲載されている忍チームとその関連商品は玩具紹介のみにとどまっている。2015年からは小学館主導の『新幹線変形ロボ シンカリオン』シリーズをはじめとする『トミカ』『プラレール』のメディアミックスアニメの掲載を優先し、『トランスフォーマー』関連記事は1?2ページに縮小。2016年9月号をもって定期連載を打ち切っている。以降は広告ページのみの掲載を続けていたが、2021年5月号をもって広告ページの掲載を打ち切った[注 2]

2011年7月号に『ドラえもん』の新作漫画『ドラえもん わくわくひみつ道具』を連載開始。本誌としては、約19年ぶりの連載だが原作者の藤子・F・不二雄の公式オリジナルに沿った正統なる漫画を連載するのは、16年ぶりである。

1980年代には、小学館と同じ一ツ橋グループである集英社の『週刊少年ジャンプ』や白泉社の『花とゆめ』で原作漫画が連載されていたアニメ作品の掲載を行っていた時期があった。特に『ドラゴンボール』は放映開始前から強力にプッシュしていた。なお、『ドラゴンボール改』は2009年から2011年の第1期は『テレビマガジン』で掲載して、本誌では掲載していなかったが、2014年からの第2期放送中の2014年9月号から本誌でも掲載されるようになった。現在はドラゴンボール関連以外の少年ジャンプ系アニメの掲載はされていないが、それに関する記事が載る事もある。

てれびくんでのガンダムシリーズの雑誌掲載は『機動戦士ガンダム』劇場版と『機動戦士Ζガンダム』が最初の掲載であり、後年の作品である『機動戦士ガンダムAGE』『ガンダムビルドファイターズトライ』とアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』が掲載されるまでは、ほとんど掲載していなかった。2022年1月現在、小学館でのガンダム関連の雑誌掲載は「週刊少年サンデーS」、「ビッグコミックスペリオール」など本誌より年齢の高い読者向けの漫画誌に掲載されている。

2012年4月号から2016年2月号まで、本誌の影の記者、ダーツベイダーが日本の各地域で活躍するローカルヒーローを紹介する『ご当地ヒーロー大作戦』を連載していた。また、キョンシーといった変り種のキャラや、アメコミアニメを特集していた時期もあった。

ホビー

巻末に、この月に発売される玩具、食玩、ゲームの情報を簡単に紹介するコーナーを掲載中。競合誌テレマガではモノクロページだが、こちらはカラーページでの掲載になっている。2014年12月号からは、玩具紹介動画サイト『レオンチャンネル
』との連動企画を実装。

タイアップは、タカラトミーバンダイのホビーがメインとなっており、特に講談社系ホビー(『トランスフォーマー』『ダイアクロン』)を除くタカラトミーホビーの関連記事は、『コロコロ』が先行展開した後『てれびくん』でも並行して掲載するようになっている。また、セガの『甲虫王者ムシキング』に関するタイアップは、『コロコロ』や他の小学館の学習雑誌以上に多い。

2006年から展開されたタカラトミーの『トミカハイパーシリーズ』は、てれびくんとテレビマガジン両誌で連載されていたが、テレビマガジンが2010年10月号からバンダイの玩具『VOOV』の連載に移行したため『トミカハイパーシリーズ』は、一時期てれびくん独占掲載になった。テレマガは2015年に発売されたハイパーブルーポリス・ライジングソニックを期に連載を再開し2016年までは両誌掲載体制になったが、2017年放送のアニメ『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド機動救急警察』からは、再び小学館児童誌独占掲載に戻った。ただし通常のトミカ関連はこれまで通り掲載を続けている。

2000年代後半から2010年代中盤までは『ウルトラシリーズ』関連と『仮面ライダーバトル ガンバライジング』中心の『データカードダス』の情報とバンダイ、タカラトミーの商品情報を中心としたDVD付録を出していた。

コンピューターゲームの特集にも力を入れていた時期もあり、代表的な物に『ゲーム&ウオッチ』がある。また、当時メジャーになりつつあったファミコンは、兄弟誌の『月刊コロコロコミック』で、毎回のようにファミコンの特集を行っていたこともあり、他の児童雑誌より先に大々的に特集しており、1986年がその最盛期である。このときは紹介するソフトによっては、攻略記事も掲載されることもあり(藤子不二雄系が多い)、その内容は当時の『ファミコン通信』や『ファミマガ』などのゲーム雑誌に勝るとも劣らなかった。『スターソルジャー』や『スーパーマリオブラザーズ』などのゲームをテーマにした付録が存在したのも、それがひとつの理由となっている。また電子ゲーム掲載時代も、『ゲームセンターあらし』が掲載されていたこともあり攻略記事が掲載されていた。時代が下るごとに取り上げる幅は狭くなっていったが、それでも『ストリートファイターII』といった人気ゲームについては、特集記事を組むこともあった。ちなみに、『コロコロ』と同様にハドソン系や任天堂系のゲームを多く扱っていた。

付録・全員サービスなど

付録は掲載されている作品のキャラクターや登場メカの
ペーパークラフト、『仮面ライダーバトル ガンバライジング』の限定カードがメインである。稀にトランプポスターの付録を出すこともある。なお、掲載されている作品のキャラクターのペーパークラフトを使ったなりきりコンテストも開催されている。コンテスト審査員には制作会社の関係者や番組出演者など。また、掲載されている作品に登場する関連アイテム(DXなりきり玩具などにも対応)や彩色フィギュアなどの雑誌限定玩具付録を出すこともある。近年は、下記の全員有料サービス『仮面ライダーハイパーバトルDVD』に連動したDXなりきり玩具対応玩具を付録に出すようになった。また、『仮面ライダードライブ』に至っては、2015年1月号にて年末の映画に連動した付録DVDを出した。平成ライダーに限らず、スーパー戦隊でもDXなりきり玩具対応限定玩具を付録をだしている。

1990年代以降CDやDVD・ビデオなどの読者全員サービスを行っている。かつては競合誌『テレビマガジン』と共に、平成仮面ライダーの最強形態、スーパー戦隊のレッド戦士、ウルトラマンなど特撮ヒーローの大型サイズの彩色PVCフィギュアの読者全員サービスを行っていた。2022年1月現在は、『仮面ライダー』シリーズのオリジナルDVDの読者全員サービスのみ行われている。オリジナルDVDは本編には登場しなかったもう一つの戦闘形態や新武器などを披露している。DVDは『てれびくん』に限らず、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌にも情報が掲載される。また、東映の動画配信サイト(『東映特撮YouTube Official』(PC)『東映特撮ファンクラブ』(アプリ))でも紹介している。2017年展開の『仮面ライダーエグゼイド』ハイパーバトルDVDは、玩具付きDVDセット版を先着順受注生産で受付を開始したものの応募者が殺到したことにより、のちDVD単品版の受注も行われた。『スーパー戦隊』関連のDVDは2015年までテレビマガジン主導で行っていたが、2018年展開の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』からは、てれびくん主導に切り替わった。なお、競合誌テレビマガジンで展開していた『スーパー戦隊』テレマガとくせいDVDとその作品のみ登場する別フォームのレッド戦士は、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌、本誌責任編集の公式資料本『超全集』では一切掲載していない。

掲載された特撮作品の中で人気があった作品は『超全集』シリーズというムックも発売されることがあった。最初の発売は1992年初頭。特に読者に人気が高かった作品は上下巻に分割して発売されることが多い。場合によっては、上巻、下巻、最終巻と3冊に分割して発売されることもある。仮面ライダークウガ超全集、仮面ライダー龍騎超全集がそれに該当する。
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