てるてる家族
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演 - 杉浦太陽[10](少年時代:矢本悠馬ロンドン生まれ。通夫の孫で冬子と同い年。自称"浪速の利益ことローリー"。昭和32年の暮れに両親の許を離れて来日し、祖父通夫の屋敷で暮らす。富豪のボンボンだが心根は優しい。長年冬子に想いを寄せるも冷たくあしらわれ続ける。昭和41年頃から秋子に心変わりし、北摂大学に進学した彼女を追って同大経済学部に入る。学友の浜口・川辺と共にフォークソングのグループを結成し、連日「喫茶シャトー」で演奏して好評を博した(冬子は「商売の邪魔」と迷惑がった)。その後レコード会社からスカウトされ、グループ名を「ローリー・ストーンズ」から「白い鳩」に改め、自作曲「この宇宙の果てで」でレコードビューを果たした。昭和44年アポロ11号が月に着陸した際、一緒にテレビを観ていた通夫から「お前な、人間やないねん。宇宙人や」と言われて悩むが、後日それが通夫の小説のネタだったと知った際、「僕の、アイデンティティが…崩れる…」と嘆いた。
お手伝いさん
演 - シャナズ・ラクシャニラテンな乗りのお手伝いさん。冬子のピアノの練習に着いて来た秋子と共に踊る場面があったが、同時期に秋子が突然マンボに嵌った事との関連は不明。
安西家
安西 千吉(あんざい せんきち)
演 -
中村梅雀「池田食品」創業者。戦後の焼け跡でラーメン屋台に列を作る人々を見て、「人類麺類、麺類こそ人類を救う」と確信し、即席麺の開発を志す。国産小麦では作れないパンを嫌い、家族にもパン食を禁止していた。スープは完成したが麺の乾燥方法で行き詰まっていた昭和33年のある日、兄の命令でを盗むため侵入した和人と遭遇。彼を追って来た秋子、冬子と出会い、彼等に試食を頼んだ。その後三人を案内して研究室(小屋)を見学させた。秋子は彼を「博士」と呼んで虜となり、毎日彼の許へ通うようになった。ある日様子を見に訪れた冬子が手土産に持って来たパンの耳の油揚げに閃きを得て、終に乾燥麺の開発に成功した。冬子から秋子の居場所を聞き出した照子がやって来て、「あなた方、人の大事な娘に"こんなもん"食べさして!」と猛剣幕で捲し立てた上秋子を連れ帰ると、「パンばっかり毎日食べてるからああなるねん!」と照子を麺類の敵として憎む。翌日家出して来た秋子の協力を得て即席麺を商品化し、「ニコニコめん」と命名して大々的に発売した(照子との確執も治まった)。後年秋子の尽力によりカップ麺を開発したが、「日清食品」の商品開発史を描いた連続テレビ小説まんぷく」には、秋子に相当する人物は登場しない。モデルは「日清食品」創業者の安藤百福
安西 節子(あんざい せつこ)
演 - 堀ちえみ千吉の妻。献身的に夫の商品開発を支える。秋子の滞在中は彼女を実の娘の様に可愛がった。モデルは安藤百福の妻の安藤仁子[注釈 3]
安西 麻紀(あんざい まき)
演 - 清水花菜千吉と節子の長女。
安西 史郎(あんざい しろう)
演 - 赤阪凌千吉と節子の長男。
米原家
米原 恭司(よねはら きょうじ)
演 -
近藤芳正市内のアパート「清礼荘」に独りで暮らす謎の男。昭和38年「松本書店」で秋子と出会った当時はシュルレアリスムに傾倒し、パブロ・ピカソ岡本太郎をこよなく愛していた。「喫茶シャトー」に来店時に無断で秋子の肖像画を描いた、それはピカソの「泣く女」のように顔が崩れていて弘子と冬子は怒ったが、秋子は「素晴らしい絵や」と感激し、彼に心酔する。彼の居所を偶然知って訪ねて来た秋子と芸術談義を通じて更に親交を深めるが、彼には秘密があった。実は少し前まで東京の自動車販売店の販売員だったが成績は悪く、満員電車に乗って家と会社を往復し、スモッグで汚れた空気の中で自分には買えない車を売り歩く日々にウンザリして、職場と家庭を捨てて独り池田に逃げて来たのだった。ある日秋子が冬子と浪利を連れて彼の部屋へ遊びに行った際、東京から訪ねて来た彼の妻子が帰るところに遭遇した。恭司は秋子達に暗い過去を告白し、一同にショックを与えた。そして妻が置いて行った8oのフィルムを観ると、それは昨年のクリスマスに彼が妻子を撮影した懐かしい映像だった。見終った後直ちに妻子とやり直すことを決め、これまで描き貯めた絵画をすべた焼き捨てて帰京した。それから4年後、家族を再建して妻子を伴って大阪に移住したが、その時はシュルレアリスムとは決別して児童向け絵本作家になっており、秋子は残念がった。昭和45年、浪利の助言と秋子の協力により、冬子と和人を主人公にした絵本「パンの耳ください」を出版した。
米原 幸子(よねはら さちこ)
演 - 出口結美子恭司の妻。「清札荘」を訪れた際、恭司の持ち物だった映写機と、彼が撮影した家族の思い出のフィルムを置いて帰る。その後恭司と和解し、来阪後梅田で洋品店を開いたらしいが、まったく登場しない。
米原 京子(よねはら きょうこ)
演 - 金城優花恭司と幸子の娘。父と共に足繁く「喫茶シャトー」を訪れる。
ご近所
中村(なかむら)
演 -
北野誠春男の小学生時代の同級生で、いつも春夫を虐めていた。その後はまったく付合いがなかったのに、「喫茶シャトー」オープンの日、開店前の準備中に突然チンピラの様な風体で現れて、何も注文もせず他の客よりも先にテレビジョンを見せろと恫喝した。照子が頑として拒むと、春夫に「お前とは絶交じゃ!」と吐き捨て、それきり姿を現さなくなった。
老女
演 - 小笠原町子千吉と節子が売っていた「ニコニコめん」を試食し、笑顔になる様子がテレビのニュース番組で放送される。
岩瀬 かおる(いわせ かおる)
演 - 真矢みき[11]室町浄瑠璃を教える妖艶な女性。プレイボーイの夫に散々泣かされた上に先立たれたため、「一度泣かす方になってみたかった」という理由で春男を誘惑するが、以前から言い寄られていた「池田市民病院」の藤原医師と再婚した。
村田 敏司(むらた としじ)
演 - 腹筋善之介大企業を敵に回して弱者を助ける熱血弁護士。なぜかスキンヘッド。弘子と見合いをして断られたが、その結果弘子と勘助の結婚のきっかけを作った。政也が警察に自首した際、米原の依頼で弁護人を引き受けた。萩原のたこ焼き屋の常連。
佐々木(ささき)
演 - 佐々木正典「寺井理髪店」の客。仲良くするためには相手のことを分かってあげなければならないという話から「照子は春男に気を遣っているか」と都子に訊かれて答えに困った寺井から同じ質問をされる。
池田市立栄町中学校
川上 敦子(かわかみ あつこ)
演 -
大沢あかね冬子の同級生で親友。
小倉(おぐら)
演 - 白川明彦同校教諭で冬子のクラスの担任。冬子が昼休みに校内でパンを売る現場を目撃して岩田家に連絡を入れ、冬子の計画が春夫に露見した。
市川(いちかわ)
演 - 小松健悦同校校長。小倉教諭からの報告を受け、謝罪に訪れた春夫に「岩田製パン」で正式にパンを納入して欲しいと依頼した。
清水(しみず)
演 - 吉田勝浩冬子の同級生の男子。
西山(にしやま)
演 - 野田裕成冬子の同級生の男子。本人によると冬子とは成績ビリを競っている仲。
池田市民病院
藤原(ふじわら)
演 -
福田転球内科医。照子が胆石症で入院した際の執刀医。なぜか春夫に対し冷たい。岩瀬かおると結婚した。
久世(くぜ)
演 - 絵沢萠子看護婦長。熱心な宝塚ファンで、いつも「すみれの花咲く頃」を口ずさんでいる。冬子が宝塚を目指す最初のきっかけを作った。
フィギュアスケート関係
稲本 栄子(いなもと えいこ)
演 -
いしのようこ大阪市出身。福島の師匠だが、春子の才能とやる気を認め、照子の依頼で月に5日間梅田に来て春子のコーチを引き受ける。指導は極めて厳しく、レッスン中は竹刀を手にしている(食時中でも姿勢が悪いと竹刀で叩く)。史上最年少(12歳)でガルミッシュ・パルテンキルヒェン冬季五輪に出場した(成績は10位)稲田悦子がモデル。
田中 幸司(たなか こうじ)
演 - 樋口浩二春子と夏子をのスケートコーチ。稲本の厳しいレッスンを見て春子を気の毒がるが、照子から春子のレッスンを稲本流にやってくれと頼まれ、竹刀を持つようになった。大学時代の先輩辰子を手伝って梅田の歌声喫茶で歌唱指導をしているが、春子によると凄く下手くそらしい。
福島 美希(ふくしま みき)
演 - 芹澤侑子(少女時代:平田華子)東京出身のスケート選手で春子の最大のライバル。日本最大手の化粧品会社「鐘生堂」の社長の娘。スケート場を貸切りにして稲本から英才教育を受けている。体力の限界を感じ、グルノーブルオリンピックの少し前に引退した。資生堂の創業者福原有信の孫で、スコーバレーオリンピックでは21位、インスブルックオリンピックでは5位に入賞した福原美和がモデル。
井上 町子(いのうえ まちこ)
演 - 高田明日美全関西選手権の出場者。成績では夏子についで2位だったが、夏子が参考出場者であったために優勝した。
大橋 久仁子(おおはし くにこ)
演 - 白崎あゆみ稲本門下のスケート選手。福島美希と並ぶ春子の強力なライバル。大阪呉服商の娘。同じく大阪出身の春子と木下豊美と共にグルノーブルオリンピックに出場し、「銀盤のいとはんトリオ」と呼ばれた。大阪出身のスケート選手、グルノーブル大会で8位になった大川久美子がモデル。
木下豊美
演 - 北村綾子大阪市出身のスケート選手。
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