つくば市
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出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1921年-現在)[8][9]



市名の由来

市のシンボル的存在である筑波山にちなんだ名称である[10][11]。(「筑波」・「つくば」の語源については、「筑波山#山名の由来」を参照)

市名の命名者は当時の県知事である竹内藤男で、県内初のひらがな市名であった[11][12]。竹内は漢字表記の「筑波市」にすると筑前国筑後国のように「筑」を「ちく」と誤読される恐れがあることや、ひらがなの方がシンプルで現代的であるとして「つくば市」を推し、合併する予定の4町村(筑波郡谷田部町・大穂町・豊里町・新治郡桜村)にもその意向が伝えられていた[13]1987年(昭和62年)10月26日に土浦市で開かれた第1回合併協議会の2番目の議題として市名が討議され、「つくば学園市」[注釈 2]や「新つくば市」[注釈 3]などの候補も出されたが、結局「つくば市」で決着した[14]
地域
人口

市内には国や大手企業の研究拠点が多数存在し、約300に及ぶ研究機関・企業と20,185人[15]の研究者を擁し、このうち日本人博士号取得者は7,215人[15]に達する。外国からの研究者や留学生が多く、外国人登録者数は133カ国7,565人[16]に及び、総人口の約3.5%[注釈 4]を占める。研究者や大学生が数多く住んでいるため、転勤や入学・卒業に伴って毎年3月末の人口が大きく減少し、4月に元に戻る現象が発生する。2015年(平成27年)現在の人口は約23万人である。この結果、日立市を抜いて、県内2位の人口となっている。平均寿命は男性79.2歳、女性86.2歳である[17]

2023年(令和5年)には人口増加率が2.30%となり、市区部における人口増加率が全国1位になった[18]。転入超過数では、全国14位であり、特別区及び政令指定都市を除くと、全国5位になる[19]。可住地面積が243.47 km2[注釈 5]、千人当たりの出生率が9.7‰と[注釈 6]、共に県内1位であるが、一方で未婚率も29.04%と県内1位である[注釈 7][20]


つくば市と全国の年齢別人口分布(2005年)つくば市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― つくば市
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

つくば市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より



中心市街地

市の中央部に位置する「センター地区」と呼ばれる地区(現在のつくば駅周辺)は、筑波研究学園都市建設の一環で1980年代につくばセンタービルを核として計画造成された市街地で同都市の中心をなし、事実上の本市の中心地でもある。

碁盤の目のような格子状の道路網の中にトナリエつくばスクエアを始めとするショッピングセンター、つくば国際会議場などの公共施設やライトオン筑波銀行など民間企業の業務拠点が集積している。また、地中には総延長約7.4kmの共同溝が埋め込まれ、上水道管、地域冷暖房配管、廃棄物運搬用真空集塵管、電力線、電話線、ケーブルテレビ(ACCS)線などが収容され、これらの工事の際に道路を掘り返す必要がないように配慮されている。

合併により誕生した市であり、合併前の旧町村の中心をなしていた谷田部、北条などの各既成市街地はいずれも本市の中心にはならなかった。一方、市役所庁舎は長らく旧町村ごとの分散庁舎体制を取りつつもその代表的な庁舎は谷田部に置かれていたが、2010年に研究学園地区(研究学園駅周辺)の現庁舎に集約移転した。
周辺市街地

上記中心市街地以外の周辺をつくば市では「周辺市街地」と称している。
歴史「筑波研究学園都市#沿革」も参照
明治維新前

平安時代中期には常陸平氏宗家多気氏北条多気城を構えたとされる。


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