烏丸せつこ主演[2]・ビートたけし主演[3]、小谷承靖監督。田中プロモーション製作、東宝配給。ビートたけしの初主演映画[3]。 『キネマ旬報』1981年10月上旬号の映画封切情報には「《東宝》12月19日(予定)『グッドラックLOVE』他1本未定」と書かれている[4]。製作発表記者会見は1981年11月6日ににっかつ撮影所で行われた[2]。撮影も同所と見られる。『映画年鑑』1983年版では、主演は烏丸せつこと書かれているが[2]、『映画情報』1982年2月号では主演はビートたけしと書かれている[3]。ビートたけしの当時の世評は「おばあさん、ブス、田舎者…世の中の"弱い者"を徹底的にいびり抜く毒舌漫才コンビツービートの一人」という位置付け[2]。たけしは元々の大の映画ファンで「見るだけではなく、いつか映画を作る側にまわりたい」と当時のマスメディアに夢を話していた[2]。たけしの相手役はたけしに熱いラブコールを送り、週刊誌を賑わせたこともある烏丸せつこ[2]。たけしの希望で烏丸がキャスティングされた[2]。当時の映画誌に「毒舌対ボイン」と書かれている[2]。映画もたけしの夢を具現化するような内容で[2]、たけしも演出に自身のアイデアを多数出した[2]。 『グッドラックLOVE』 ※たのきんスーパーヒットシリーズ第3弾
キャスト
春日さち子 - 烏丸せつこ
伊東たかし - ビートたけし
有田伝八 - 植木等
山川俊介 - なべおさみ
安村良平 - 本田博太郎
毛利浩二 - 江木俊夫
加茂和夫 - 藤村有弘
丸目昌江 - 塩沢とき
剛田万造 - 神田隆
大橋 - 志賀勝
悦子 - 秋野暢子
西村 - 藤木悠
平山 - 山本紀彦
石塚 - 竜雷太
女子銀行員A - 今いくよ
女子銀行員B - 今くるよ
借金取りA - 上方のりお
借金取りB - 上方よしお
銀行の守衛 - ビートきよし
女性司会者 - 多岐川裕美
女性歌手 - 北原由紀
スタッフ
監督 - 小谷承靖
脚本 - 田波靖男
企画・製作 - 田中壽一
プロデューサー - 中沢敏明・佐々木健一
撮影 - 加藤雄大
美術 - 薩谷和夫
音楽 - 広瀬健次郎
録音 - 神保小四郎
照明 - 小中健二郎
編集 - 井上治
製作
出典^ “ ⇒すっかり…その気で!”. 日本映画製作者連盟. 2024年3月16日閲覧。
^ a b c d e f g h i j 「映画界重要日誌」『映画年鑑 1983年版(映画産業団体連合会協賛)』1982年12月1日発行、時事映画通信社、9頁。
^ a b c 「新作映画紹介 すっかり…その気で!」『映画情報』1982年2月号、国際情報社、40頁。
^ 「映画界の動き」『キネマ旬報』1981年10月上旬号、キネマ旬報社、181頁。
同時上映
監督:河崎義祐、田原俊彦主演第一回作品
外部リンク
⇒すっかり…その気で! - KINENOTE
すっかり…その気で!
表
話
編
歴
小谷承靖監督作品
1970年代
俺の空だぜ!若大将(1970年)
夕日くん サラリーマン脱出作戦(1971年)
ゴキブリ刑事(1973年)
夕日くん サラリーマン仁義(1973年)
ザ・ゴキブリ(1973年)
Marco(1973年)
急げ!若者 TOMORROW NEVER WAITS(1974年)
がんばれ!若大将(1975年)
はつ恋(1975年)
激突!若大将(1976年)
極底探険船ポーラーボーラ(1977年)
愛の嵐の中で(1978年)
バミューダの謎 魔の三角水域に棲む巨大モンスター!(英語版)(1978年)
ピンク・レディーの活動大写真(1978年)
ホワイト・ラブ(1979年)
1980年代
アイボリー・エイプ(英語版)(1980年)
帰ってきた若大将(1981年)